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死して屍拾う者無し

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ドレースデン旅行記:エルベ川のほとりで

そーいや。
まだドレースデン旅行記が終了してなかったので
引き続き。

エルベ川の景色から。
2002年に大洪水を起こして
その際ドレースデン市はもちろん
近郊の多くのエリアが水浸しになったんだそうで。
アタイはその当時さいたまに住んでて
このニュースを聞いた時に
街の復興に寄付するかどうかで随分悩んだのよね。
何せツヴィンガー宮殿の歴史的な
美術品やら絵も被害を受けた・・・
って報道されてたんでね。

でもアタイは結局寄付しなかったのよね。
だからその後ドレースデンに負い目を感じてたんす。
アタイったら東独好きと言っておきながら
寄付の一つや二つも出来ないケチ人間だなーって。
でもまあ今やドイツラントで働いてるから
その負い目も無くなった。
何故ってドイツラントに給与の50%近くも
税金を納めてるからね。
ドイツラントの独身者はやたらと税率が高いんすよー。
んでその税金の中には東ドイツ復興金額が
含まれてて、毎月自動的に差っぴかれてるんす。
アタイはドイツラント在住5年目だから
この間東ドイツ全土に対して役立ってきてる
って言う自負があるのだ♪
なんて喜んで東ドイツサポート税(正式には違う名前)を
払ってる人なんてかなり少ないと思われる・・・。
クロネコはちょっと頭の回路がおかしいからね。

特に普通の在独日本人たちは
西ドイツ人と一緒になって
「なんでワタシが東ドイツの経済を
助けなきゃいけないのよっ」
って文句を言ってるんでね。
そんな西ドイツ人には
「あんたの国なんだから
しょうがないじゃん」って言うし、
西ドイツかぶれの日本人には
「嫌なら他の国に行けばいいじゃない。」
と言うことにしてる愛東ドイツ主義のクロネコ。笑

エルベ川とフラオエン教会。↓
ドレースデン旅行記:エルベ川のほとりで_c0016407_3435654.jpg

アウグストス橋にある2002年大洪水を
追悼したオブジェ。↓
北斎の高波をモチーフにしてるっぽい。
けど北斎の高波は川じゃなくて海だよね・・・。
ドレースデン旅行記:エルベ川のほとりで_c0016407_3443474.jpg


橋の上から見るエルベ川。↓
こんな穏やかな川が氾濫したんだ・・・
と思うとスゴイね。
雪解け水と大雨の影響が原因だったかな。
下流のハンブルクなどは治水が進んでるから
被害は少なかったらしいけど
旧東独エリアは治水工事がなされてなかったので
被害が大きかったんだそうで。
ドレースデン旅行記:エルベ川のほとりで_c0016407_3471046.jpg


川辺で遊ぶお子様たち。↓
ドレースデン旅行記:エルベ川のほとりで_c0016407_349052.jpg


アタイらも川辺へ降りていった。
こっち側は浅瀬で、向こう側は汽船が
停れるくらいだから深いんだろうなーと。
ドレースデン旅行記:エルベ川のほとりで_c0016407_350390.jpg


河川敷。↓
ドレースデン旅行記:エルベ川のほとりで_c0016407_3514431.jpg

橋の下。
ドレースデン旅行記:エルベ川のほとりで_c0016407_3521973.jpg

こんな大きな橋なのに洪水は
それさえも超えちゃったんだー。
大被害だったんだろうなあ・・・。
川のいたるところに当時の水位が記されてた。
まあドイツラントの橋では大抵川の付近に
水位を記す記念碑みたいなのがあるんだけどね。
ドレースデン旅行記:エルベ川のほとりで_c0016407_3525449.jpg

川べりは日陰も無くて、射すような光線の
日差しの中、河川敷に座ってしばしぼんやり。
なごむね。
ドレースデン旅行記:エルベ川のほとりで_c0016407_3543126.jpg

by kuronekomusume | 2009-08-20 03:56 | 旅行記 | Comments(0)