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死して屍拾う者無し

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豊田監督復活だ!

豊田監督の映画が公開されてるみたいで。
いいなー、いいなー、いいなー。
日本に居る人いいなー。
アタイが日本に居たら絶対映画館に走るなー。
DVDになるのは1年後くらいだから
まだまだアタイは監督の映画が見られない・・・。

でもまあそれでもいいや。
やっと新作を撮ってくれたってだけで満足っす。
アタイは豊田監督の作品がすごく好きなので
大変嬉しいのだ。

豊田監督の映画は独特の世界観なので
好きじゃない人は好きじゃないと思うけど
脳と視覚がかき回されるような感覚を
感じられるのでとても面白いのよね。

アタイが始めて見た豊田作品は
「ナインソウルズ」なんだけど
ストーリーにあんまり起伏も無いし、
感動ポイントも無いはずなのに
ずーっと頭の中と心の中に
その映像が残るんだよね。
とにかく不思議な映画だなーと思って
その後「青い春」を見たらこれまた
同じような雰囲気で。
何とも形容しがたいけど頭に残るというか。

同じ流れで「空中庭園」もそんな感じかと
思いきや。
設定が普通の家族になってたので
どんな感じの映画だろ?と思いながら見てみたら
これがさらに意外な映画で驚いた。

クロネコが薦める豊田作品は「空中庭園」だね。

あれは傑作だと思うな。
同じ題材で違う人が撮ったらもっともっと
退屈な映画になったと思うんだけど
豊田監督の映像は素晴らしかった。
原作の小説は読んでないけど
よくある「原作と違って幻滅・・・」みたいな
感覚には絶対ならないと思う。

そもそも活字と動画はメディア媒体が
異なるんで、比べること自体無意味なんだけど
映画がイマイチだったりすると
こき下ろされるのが世の常で。
ガッカリ感を与えたって意味でしょうがないんだけど。

でも空中庭園では映像と、活字が全く別の
物としてそれぞれ成り立ってるんじゃ
無いかなーとアタイは想像してる。
何せ小説を読んでないからね。笑

時々、映像が原作を凌駕することがあるけど
この作品に関しては別物として成り立ってるに違いない!
と確信さえる強さを持ってるんだよねー。

なのでクロネコは映画「空中庭園」を
強力にお薦めするよ。

そんな豊田監督が新しく映画を撮られてて。
「蘇りの血」
って言う映画なんだそうで。
脚本も監督によるものみたいで。
あー、もうこれだけでワクワクするよね。
んで。
キャスティングを見てにんまりしちゃった。
なんか、インディペンデントかな?
って思っちゃうような今の邦画界の流れと
全然違うキャスティングをしてるところが
やっぱさすがだなーって感じで。

元ブランキーのドラマーが主役って
ところもナイスだけど。
いつもどおり板尾氏も出てる。
豊田作品と言えば板尾ってくらいいつも
出てるもんね。
んで、マメ山田さんも・・・。
彼が出てくるだけで映像が独特な雰囲気に
なるよねー。

いいなー、早く見たいなー。
覚せい剤所持で豊田監督が逮捕された時は
もう彼の映画が見れないのか・・・
ってショックだったけど
ショウビズの世界は才能を取ったみたいで。
監督の映画がまた見れるんだーと
アタイはホット胸をなでおろしたよ。
覚せい剤はいけないことだけど
アタイにとっちゃ豊田作品が途切れる方が
問題なんでね。
監督もうクスリは止めてよねーと言いたいけど
あのラリッた映像はクスリ効果ならではかもしれないので
そう考えると何とも言えないんだよねー。
でも次捕まったら実刑になるから
クスリはやっぱり止めといて下さいなーと言いたい。
by kuronekomusume | 2009-09-14 03:17 | 日記 | Comments(0)