昨日の夜寝る前におとっつあんから
メールが来たんす。
実家の猫とこちゃんが永眠したって言う内容だった。
アタイは一度も一緒に住んだことが
無いので年に数回しか会えなかったんだけど。
それでもアタイにしてみればとこちゃんは
一家の一員だったし、
とこちゃんのほうが実家ではヌシになってた。
いつの間にか実家で昔アタイが使ってた部屋は
とこちゃんの部屋になってたし。笑
そんでそんなとこちゃんには尊敬の念さえ
抱いてたし、おもしろおかしなキャラが大好きだった。
クロネコ一家は大の猫好きってのもあるけど
それ以上にとにかくうちの両親は
とこちゃんを溺愛してた。
だから、そんなとこちゃんの死は
余りにも大きな打撃で。
覚悟していたとは言え、最後を看取ったおとっつあんは
相当つらかったみたい。
おとっつあんのメール文面も
悲しさであふれてて
読んでる途中から涙があふれて
止まらなくなった。
今日は大分ましになったんだけど
昨日は無理だった。
シャワーを浴びてても
顔を洗ってても
ベッドに入っても涙が止まらなくて。
ずーっと泣いてた。
だから今日は完全に目が腫れたまま出社。
とこちゃんはもう15歳だったから
猫にしてみればかなり長生きしたと言える。
アタイは猫アレルギーだから
あまりスキンシップをしてないんだけど。
それでも可愛さのあまりくしゃみと鼻水に
苦しめられたり、喘息性発作を起こしたりしながらも
一緒に遊んでたんだよね。
おっかさんとおとっつあんが
とこちゃんの死で落ち込んで悲しんでるから
昨日電話をしてあげたかったんだけど。
涙が止まらないから断念した。
今日おっかさんからも悲しくて泣きました・・・
って言うメールが来て。
それに会社から返事メールを書いてたら
また涙が出てきそうになったから
急いで短い文面で書き終えた。
そうしないとオフィスで号泣しそうだったんでね。
アタイここまで悲しくなるとは思ってなかったんだよね。
そろそろ歳だしなあって思ってたくらいで。
とこちゃんが居なくなったら、
おとっつあんとおっかさんは大丈夫かなあ
って心配してたんす。
だからアタイは絶対泣かないだろうなと
思ってたんだけど。
そんなことは無かった・・・。
悲しくて悲しくて。
あんなに涙が止まらなかったことって
無いかもってくらい泣いた。
でも。
とにかくとこちゃんには感謝してる。
おとっつあんとおっかさんを幸せに
してくれてありがとうって気持ちでいっぱいなのだ。
本当に感謝。
そんで、間違いなくとこちゃんも幸せだったと思う。
生まれて数ヶ月でうちにもらわれてきて
ずーっと家族に愛されてたので、
とこちゃんにとってみればそれはあまりにも当然の
ことだったと思うけど、でもハッピーだったと思う。
猫がハッピーだと周りの人間もとっても
ハッピーな気持ちになるんだよね。
とこちゃんはもっともっといつまでも
おっかさんたちと一緒に居たかったんだろうなあ。
とにかくおっかさんのことを大好きだったからね。
それを思うとまた悲しくなる。
とこちゃん、さよなら。
今度はアレルギー無しで会えるかな。