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死して屍拾う者無し

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映画評「ダニエル祭り」

久々に映画評を。
まずはダニエル祭りからー。笑

別に祭りが開催されていたわけではなく、
単にダニエル・クレイグが大好きなアタイが
立て続けにダニエルの映画を見たので
その評を書く・・・というだけの趣旨です。
3本いきまーす。

まずはスカイフォールから。

007 スカイフォール
主演:ダニエル・クレイグ、ジュディ・デンチ、
バビエル・バルデム、ベレニス・マーロウ
監督:サム・メンデス
公開:2012年

つい先日日本で見ちゃったよ。
新宿でレイトショーに行っちゃったよ。
すでに12月上旬にデュスで見たんだけど
やっぱり日本語字幕で見たいなあって思ってさ。
前回の慰めの報酬はいまいち好きじゃなかったので
映画館で見た1回きりで、DVDも買ってないんだけど。
今回のは面白かったので何回でも見れそう。
DVDも出たら買いますよ。

つーかさ、やっぱりジェームズ・ボンドは英語を
しゃべってないといけないよね。
ドイツだとさ、ドイツ語に吹きかえられてるからね。
ダブルオーセブンもヌルヌルシーベンだと締りが悪くてさ。

けど、アタイのドイツ語理解力と来た日には・・・
あまりにも低いことが再認識できたよ。
なるほどねーって思いながら全部の会話を理解できて
ほんと、母国語ってすばらしい!
戸田奈津子さんありがとう!って感じでした。
すでに一度見てるので、ストーリー展開も
分かってた分、余計にせりふを理解できたのかも
しれんけどねー。

それにしても。
ダニエル・ボンドはステキだった。
大画面に終始釘付けでしたわ。
スカイフォールは、微妙にほかの役者たちに
スポットがあたってたので、ダニエルばっかりが
大写しになるわけじゃなかったのが
クロネコとしては残念無念だったけども。
それでもダニエルのかっこよさを堪能しまくりな
映画なのは間違いないわけで。
映画評「ダニエル祭り」_c0016407_7512166.jpg


いやー。
ダニエルってばなんでこんなにかっこいいんだろうね!
ってその理由をいろいろ考えてみたのよ。
お世辞にも彼はイケメンとは言えないと思うんだわ。
顔は整ってはいるけど、そんな甘いマスクでもないし、
くわえて年齢の割には老け顔だしねえ。

じゃああの尋常じゃないかっこよさはどこから来るのか?と。

それはやっぱり全体的なバランスなんじゃないかなと。
なんといってもさ、ダニエルの売りは体だからね。
超セクシーだよねー。
そんで、立ち姿とか、動きがとてもとても美しいんだわ。
で、本人も自覚してるのか、その見せ方がまたきれいで。
スカイフォールでは、後姿のショットが多いんだけど
すっごくきれいなシルエットでさー。
姿勢も良いし、とにかくかっこ良いのだよ。

そんでもって。
スーツ姿が似合う、似合う。
美しい体にフィットしたスーツが最高よ。
あの激しいアクションもスーツ姿でこなしちゃうからね。
ボタン取れないのかなーって心配になるくらい。
ロンドンの屋根とダニエル・ボンド。↓
このシーンは確か・・・ショーンコネリー・ボンドでも
似たようなシーンがあった気がするので
オマージュかな(未確認)
映画評「ダニエル祭り」_c0016407_6422926.jpg


で、お約束のカフスを直すしぐさが今回も入ってたよ。
アタイはあのダニエルのカフスを直すしぐさが
大好きでさー!
あのかっこよさをダニエルも自覚してるのか
時折あのしぐさが入ってるんだよね!
英国紳士ってばかっこええのー!
ちなみに、スカイフォールのクレジットを見てたら
テイラード・バイ・トムフォード
って書いてあった。
トムフォードってグッチの元デザイナーだよね。
道理で!
ほんとにぴったりテイラードでしたわ。

アストンマーチンとダニエル・ボンド↓
映画評「ダニエル祭り」_c0016407_6404710.jpg


今回のスカイフォールの監督はイギリス人だって
聞いてて、サムメンデス氏についてウィキを読んでびっくり。
アメリカン・ビューティの監督だったのね。
アタイあの映画好きです。
でも内容もタイトルもアメリカンなのにイギリス人が
撮ってたんだー。だからこそ撮れたのかな?笑
でも、もっと驚いたのがこの方最近までケイト・ウィンスレットと
結婚してたってことだよ!
ま、それはさておいても映像へのこだわりがある方だそうで
どのシーンもカットが美しいです。

そんでもって、そんでもって。
スカイフォールで悪役を演じてるスペイン人俳優の
バビエル・バルデム氏が非常に良い味を出していて
クロネコもすごく魅了されてしまったんだけど。
ぬわんとこの方、ペネロペ・クルスと結婚してるんだとかで。
あわや格差婚かと思ったけど、もういまや押しも押されぬ
世界的スターだよね。
かなり良い演技されてます!
そんなバビエルさんとダニエル・ボンドの絡みが
非常に良い感じでさー。
クロネコは特にこのシーンが大好きなんす。↓
ゲイピーポーが大喜びしそうなシーンだけど
クロネコも大喜びでしたよ。
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これらのシーンだけど、アタイ何にも考えずに見ててさ。
最後にクレジットに日本語で「長崎軍艦島」って出てきて
超びっくりしたよ!
えー!あれ軍艦島だったんだー!ってね。
あそこを使うとは、さすがは007シリーズだよねえ。
でもクレジットは何であそこだけ日本語だったんだろ・・・?
映画評「ダニエル祭り」_c0016407_651585.jpg


あと上海の夜景のシーンではアタイの勤めてる
会社の広告がネオンで映っててさ。
不明瞭な画質だったけどクロネコすぐに気がついたー。
なかなか愛社心があるよね。笑
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まあ、ストーリーはちょっとあれだけど
でもダニエルファンなら楽しめる内容かな。
ちょっとアクションシーンが少ない気がしたけど
予算が前作からだいぶ削られてるって聞いて
納得だったかなあ。
次回作はもっとアクションシーンを増やして欲しいなあ。
アタイなんだかんだいってアクション映画が好きなんで。

今回のスカイフォールは最初にトレイラーを見たんだけど
そのシーンに衝撃を受けてさ。
おかげで映画本編を見るまでかなりMを恨んだくらい。笑
でもまあ映画を見てたら、Mにフォーカスした映画だったのね・・・
と納得しましたよ。
変わりにイヴをうらんだというか、今後彼女が
マネーペニーとして出てくるのはどうだろうか?って思ったね。

クロネコはとにかく今回のスカイフォールは
期待値と同等くらい良かったかな。
そうそう、ダニエルがかっこいい理由だけど・・・笑
それはジェームズ・ボンドだからじゃないか?って
人に言われてさ。
なるほど、確かにそうかもしんない。
ボンドは不死身だしね。
けど、ダニエル・ボンドはほんとにせりふも
しぐさも全部かっこいいんだよ。
とにかくしびれます。

で、アタイが思うに、ダニエル・ボンドは
もっとも男性受けするボンドなんじゃなかろうかと。
ほかのボンドシリーズよりも男性が好む像に
なってる気がするんだよね。
だってアタイの周りのドイツ人はみんなダニエル・ボンドが
好きだもの。
だから男から見ても魅力的なんだと思うなーと。

まあ、とにかくステキです。
クロネコの評価は、星・・・3つかな。
こんだけ褒めておいてなんだけど映画としては
やっぱりカジノ・ロワイヤルのほうが上なんだわー。笑
あくまで評価は冷静なクロネコでした。

で、次なるダニエルの映画は。

Flashbacks of a fool
主演:ダニエル・クレイグ
監督:ベイリー・ウォルシュ
公開:2008年

この映画はたぶん日本未公開映画のようで。
DVDにはなってるのかなあ。
この映画ね、何も考えずに見たんだけど・・・。
なんともじんわりとくる映画でさあ。
久々に良い映画を観たなあ~って余韻を
楽しんだよ。
ちょっとヒューマン・ドラマっぽい感じで
アクションとかまったく無いおとなしい映画です。

じっくり撮ってるんだけど、どのシーンも映像が
すごくきれいでさ。
景色を美しく撮ってるんですわ。
それを目で楽しむのも良いし。

でもまあ、やっぱりかっこいいのはダニエルですよ。
うふふ。
そもそもダニエルの映画だからDVDを
買ってあったわけだし。
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けどね、実際ダニエルはそんなに出てない。
一応主役だけど、ダニエルが少年時代を
回想すると言うストーリーなので
ダニエルの少年時代を違う人が演じてて。
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この少年時代の出来事がダニエルのトラウマとなって~
みたいな感じかなあ。
とにもかくにもじっくり撮っている良い映画なので
おすすめだなあ。

最後のほうのシーンで、ダニエルが妹に
「すっごい口臭いんだけど!」って言われてたり。
「ちょっとお兄ちゃん、化粧してない?」って
指摘されて「うん、でもコンシーラーだけね。」って
答えるシーンが非常に笑える。
あけすけな妹とのやりとりがほほえましくて
クロネコの好きなシーンですわ。
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ダニエルの映画はどれも面白いんだけど
この映画は特にお勧めです。
クロネコの評価:
☆☆☆☆星4つ


で、最後のダニエル主演映画は。

「ドラゴンタトゥーの女」
主演:ダニエル・クレイグ、ルーニー・マラ
監督:デヴィット・フィンチャー
公開:2012年

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これはスウェーデンですでに2009年に公開された映画の
ハリウッド・リメイク版で。
アタイはダニエル版が公開されるちょっと前に
このシリーズに興味を持ってしまって。
スウェーデン版の3部作を全部見ちゃったんだよね。
ドイツではこのオリジナル小説とスウェーデン版映画が
大人気だったらしく、みーんな知っててさ。
こりゃあアタイも見てみなくては!と思って
見始めたら・・・。
面白すぎて止まらなくなって一気に3本とも
見ちゃったんだよね。
で、一気に見すぎて、今となっては2部と3部が
いったいどんな内容だったか覚えてないくらいで。
・・・。
老化現象かしら。

こちらがオリジナル・スウェーデン版の二人。↓
映画評「ダニエル祭り」_c0016407_895561.jpg


あまりに強烈な内容だった1部は
驚くことにかなり覚えててさ。
で、今回のダニエル版はまさにこの1部と同じで。
果たしてダニエル版はどういう感じでリメイク
されてるのかなーと思って
遅ればせながら見てみたんだけど。

結構オリジナル版に忠実に撮ってたかな。
最後はちょっと違ってたけど、でもまあ大きく
逸脱するほどではなかったかな。
全体的にかなり同じでしたわ。

ドイツ人たちの注目はドラゴンタトゥーが入ってる
リスベットがどこまであの感じで演出されるか?
だったんだけど。
アタイの目から見て、ルーニーさんはかなり
原作に忠実にやばり感じになってたので
結構驚いた。

映画評「ダニエル祭り」_c0016407_8124172.jpg


ルーニーさんが普通のときはこちら。↓
とってもきれいな人なんだねー。
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で、リメイク版もちゃんとスウェーデンでロケを
敢行してたんだね。
アメリカでの撮影じゃなくて良かったーって感じです。

にしてもさ、この映画はダニエルが主役なのか
ルーニーさん演じるドラゴンタトゥのリスベットが主役なのか
どっちなんだろうね。
ダニエルかな、やっぱり。
リスベットのハッカーとしての能力はかっこいい。
けどそれにいたった経緯がかわいそうで。
スウェーデンてば、リベラル気取ってる国の割りに
意外とああいう理不尽なことが横行してる国なのかなあ
って思ったりね。
虐げられてるけど屈しない強い精神のリスベットに
みんな惹かれるんだろうねー。

最後のシーンでリスベットが失恋するところが
クロネコはとてもとても悲しくてさ。
アタイ基本的に映画とかドラマとか、本を読んでても
感情移入することはほとんど無いんだよね。
と言うか感情移入ってどうやってすればいいのか
分からないくらいありえ無いんだけど。
このシーンだけは例外だったようで。
完全にリスベットに感情移入してましたわ。笑
革ジャンをプレゼントしようとしたリスベットが
傷ついちゃうんだけど・・・。
ああ、クロネコその感情すごく良く分かる・・・!
って思ってさ。
ダニエルのその姿を見てアタイも
一緒にショックを受けてたからねえ。
悲しい、悲しすぎる!
つーか、別にダニエルに限らず、クロネコの人生では
こういうシーンを目撃することが多かったような気がするので
その分アタイは痛みを感じてしまったのかも。

ところで。
リメイク版も2部、3部と続くはず!と信じてるんだけど。
キャストも同じだよね。
ダニエルでお願いしますよーと。
はやく続きが見たいな。
なかなか強烈な二人のショット。↓
ルーニーさんすごいわ。
ダニエルかすんでます・・・。
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クロネコの評価は星4つ!
☆☆☆☆

以上でダニエル祭り終了です。
次の映画評はジェイソン・スタットハム祭りかな。笑
別にダニエルほど好きじゃないんだけど、
なんだかジェイソンの映画をたくさん見たので。
by kuronekomusume | 2013-01-09 07:38 | 映画評 | Comments(0)