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死して屍拾う者無し

dokurock.exblog.jp
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悪魔崇拝なのか?笑

デヴィッド・ボウイが亡くなった際、
いろんな記事が出回っていたけど。
その中に

「デヴィッド・ボウイは悪魔崇拝者だった」

的な記事があって。
へええええ。
と思ったんだよね。

陰謀論とか読んでると、
悪魔崇拝者とか、
悪魔に魂を売っているとか、
そういう話が出てくるんだけど。

なんつーか。

一番最初にそういう内容に
触れたときは
ポップスならありうるな!
とクロネコは思ったのよね。

つまりね、
世界中で大流行!ってことになってる
ポップシンガーっつうのは
往々にして大した音楽じゃないことが
多いとアタイは思ってて。
それはクロネコの音楽の趣味とか
センスと合わないだけかもしれないけど
でも、冷静になって聞いたら
いや、これは無いよね~
って人とかグループ結構あるでしょ?

そうね、たとえば。
レディガガとか。笑

あれ、音楽的にどうなのよ?
ってアタイは思う。
それ以外のポップスも大抵がそんな感じで。
耳障り良くアレンジされてて
世界中でいろんなところで使われて
みーんなが知ってるアーティスト!
みたいなくくりの人たちたくさんいるよね。

そういう人は、陰謀論的に言うと
「悪魔に魂を売った人たち」
なんだそうで。

おそらくは、
そういう世界規模のメガヒットを放ってる人たちって
もともと、ある程度は歌とか
曲作りとか見た目とか
そういうところが人よりぬきんでてて
それなりに優れた人たちだったんだろうなと。
で、頭ひとつ飛びぬけて売れるには
何らかの取引が、
どこぞの人たちと必要ということらしくて。
それが悪魔に魂を売るという
言い方になるのかなと。

で、メガヒットになるという。

いずれにしても売れてる人たちってのは
誰かがプロデュースしてて
その通りにやって売れてるってのは
今じゃ周知の事実になってるよね。
でもそれだけじゃメガヒットにはつながらない。
その裏にはさらなるドンがいて、
彼らが金銭的にバックアップをしたり
つまりは彼らが世界のエンターテイメント界を
牛耳ってるから、世界のルートに乗せるだけで
メガヒットにつながるという。
魂を売ればヒットが約束されるというね。
そういう仕組みなんだというのが
陰謀論で言われてることみたい。

さもありなん!だよね。

けど。
ロックが大好きなクロネコは
「ロックは例外だ」
と思ってたのよね。
というか、思いたかった・・・みたいなね。

でも陰謀論者が紹介してる動画とか見ると
ボブディランが自分で
「俺は悪魔に魂を売ったんだ」
って言ってて。
えー!
えー!
えー!!!
って驚いたのよね。
ボブディランでさえ、やらせですか!
ってね。
まーさーかー!

でも本人が言ってるからね。

ボブディランでさえそうなら
もう誰も彼もがそうよね・・・
そうとしか思えない。

で、世界的にメガヒットしてた
デヴィッド・ボウイも悪魔に魂を売って
なおかつ悪魔崇拝もしてた!
ということなんだそうで。

なんてこった!

と言いたいけど。
なんか既に、ボブディランの動画を
大分前に見ていたクロネコとしては。
ボウイもかーくらいの感覚で。
あんま何も思わなくなっちゃった。
たとえ本当にボウイが
悪魔に魂を売ったからメガヒットを
連発できたんだとしても。
クロネコはそれでも良いや~と
思うのよね。
だって、そのおかげでアタイは
ボウイの曲を聴くことができたし
知ることができたし、
その音楽とボウイのライブを
堪能することができたんだからね。
なので。
逆に言えばありがたいくらいで。
それが無かったら知りえなかったんだもの。

そんでもって。
たとえボウイが悪魔崇拝だったとしても。
それも別にかまわない。
悪魔を崇拝してるからあのような
曲が出来たんだとしたら。
悪魔さんありがとう!
そんな気分だよ。

つまり。
ボウイに限らず、どのミュージシャンでも
結局クロネコが良い!と思うものは
それがどういう背景で
ヒットするようになったのかとか、
どういうお金が絡んでるのか?とか
そういうのはあんま関係無いなーと思って。
クロネコのところまで届くようにするには
ユダヤの悪魔のお金が必要だったんだ!
というのなら。
仕方ないねーと。

だから。
もし仮に、クロネコが愛するミュージシャンが
「俺は悪魔に魂を売ったから売れたんだ」
って自己嫌悪に陥ってるのならば
そんな必要はありませんぜ、だんな!
って言ってやりたいのよね。
むしろそれは必要悪だよー!と。
クロネコにとってって意味だけど。
他の人にはどうだか知ったこっちゃ無いのでね。

そんで。
そんで。
クロネコの知人女性(日本人ね)の方も
陰謀論を読んだようで。
デヴィット・ボウイは悪魔崇拝らしいですよ!
ってアタイに教えてくれたんだけど。
おそらく彼女は
「悪魔崇拝をするようなミュージシャンはダメ!」
っていう思考回路だったのかなと。
でもさ。
ボウイのファンじゃないなら
そう思うのでいいと思うのよね。
クロネコそんなことでファンをやめたりしないし
曲を嫌いにもならない。
そんなもんに左右されるようじゃ
音楽ファンじゃないからね。
でもそんなこと、たぶん彼女には
分からんのだろうなーと。

それに。
クロネコはロックがすきだけど。
ロックこそ昔から悪魔崇拝との関連が
うたわれてるジャンルは無いよねー
ってくらい悪者扱いされてる。
そんで、スカル&ボーンズじゃないけど
ドクロロゴとかをロックは多様するから
アタイの持ち物にはスカルが多いんだわ。
で、それも。
陰謀論的にはアウトみたいで。
クロネコは悪魔崇拝に犯されてる・・・
ってことになるみたい。

けどさー。
アタイ別にそういうつもりで
スカルを好んでたわけじゃないんだよね。
ロックを悪者にするのも
「70年代アメリカのPTAか!」
みたいな感じだし。
そんな人は・・・
クラシックか、ジャズでも聞いて寝とけ!
って言いたいわ。
あ、クラシックは好きなので別に
悪気は無いのよー。笑

確かに、ロックのサウンドって
高揚感とかあるし、
音にあわせて踊ったり
頭を振ったりすると
ものすっごくスッキリするから
そういう意味では・・・
人を夢中にさせる効果はすごく
高いと思うんだわ。
でもだから何なんだ?
って話で。
別にロックで高揚せずとも
ドラッグで高揚したがる人もいるし。

何が言いたいのかというと。

クロネコにとって必要なものなら
それがどういう背景であろうが
関係無いし。
クロネコが良いと思うなら
それで良いのだ!と。

「悪いモノだから
クロネコやめたほうがいいよ~」
みたいに非難する人は・・・
余計なお世話だし、
分かってない人に言われたくないわーと
思うのよね。
今まで好きで聞いてたアーティストが
「悪魔崇拝者」だったから
幻滅して今日から彼の音楽を聴くのをやめます!
裏切られたー!

・・・
なんて!
クロネコが言うわけないし。
そんな浅いもんじゃないし。
要は・・・
ほおっておいてくれ!
と。笑

メガヒットしてるポップスとかも・・・
クロネコは好きじゃないけど。
世の中には好きな人はいるのかもしれないし。
それに。
誰かの曲をものすごーくものすごーく
深く好きになる人ばかりじゃないからね。

流行ってる曲を適当に楽しんでる人が
大半じゃないかなと。
流行ってる人のライブに行くー!
とか。
流行ってるから聞いておこう!
とか。
流行ってる曲のよさが分かってる自分は
いけてる!
とか。
そういうかんじ。
人生の暇つぶしにはそういう
消費される音楽やアーティストが必要なのよ。
そんでそれが大半だし
ほとんどの人はそうやって音楽を
聞いてるんじゃないかなあと。

支配する側はそれを分かってて
やってるんだろうし。
大衆を支配しつつも
大衆が退屈しないよう退屈な曲を
供給してくれてる的な?!笑
悪魔に魂を売る人も分かってるんだろうし。
結局のところ・・・
大半の消費する側は何だっていいわけだからね。

そんな風にまわってるのかも・・・
と思ったり。
なので。
悪魔崇拝してようがしてまいが
どうでもいいやーと
思ったのでした。
そもそも悪魔崇拝の何がいけないのか?
くらいの感覚になってるクロネコは
どっかが麻痺しちゃってるんだろうかね?笑
by kuronekomusume | 2016-02-07 06:19 | 日記 | Comments(11)
Commented by おかる at 2016-02-08 18:56 x
悪魔崇拝と言えば、レッド・ツェッペリンの「天国への階段」が有名ですよね。
と言いながら、実は聴いたことないアタクシ・・・(笑)

デヴィッド・ボウイは悪魔に魂売ったから、
妖艶な美しさがあるんじゃないですかね。
ラビリンスで魔王の役がハマっていましたから(笑)
小説でも、マンガでも悪魔はやたらと美しく、危険な匂いのする
魅力に溢れていて、私の目の前にいたら抗えない自信があります。

でも、本当の悪魔はいますね。
英国や西欧の裏社会で暗躍している、かの組織。。。
血も涙もない悪魔です、奴らは!
Commented by faney7735 at 2016-02-09 00:19
じゃあ、日本のデーモン閣下は?と単純に思ってしまった。アメリカだと、KKKとか、怖い集団がいるしね。姉夫婦がアメリカに住んでるので、一応理系の学者夫婦で、帰って来ません。
自由だとか平等だとか表向きは言ってるけど、ヒスパニックの差別がひどいとか。その姉が漫画家の山岸涼子さんのアラベスクを持ってたので、ロシアに興味をもったり、エロイカより愛を込めてで、ドイツに興味を持ってたので。父方の大叔父はヘミングウェイの研究者だったのでキューバにも興味があったり。研究仲間では政治よりも研究が大事なので、シリアでも政治とはなれた連帯感があったりするのが良いものですから。政治のことはよく分からず、右左どっちなの?とよく言われます。
Commented by ゆたか at 2016-02-11 15:31 x
日本語で悪魔崇拝というとかなり誤解されがちだと思います。
Satanismの事だと思いますが、「信者」は悪魔を崇拝しているわけではなく基本的には無神論者で、知識と自由を追求しています。反骨精神・反体制と形にとらわれない自由な考えを持つという意味で「悪魔」をシンボルに使用しただけです。Satanismの創設者はAnton La Vey。一見リベラル思想の様に思えますが、「報復」を推奨している所が大きな違いでしょう。Devil Worshipではないのでサタニズムと訳すのが適切でしょう。
人を殺害して「生贄」の血液をすするアホもいますが、ここで取り上げたSatanistはそういう連中をキリスト教以上に嫌っています。
ロックミュージシャンが悪魔を題材にしているのは反骨精神の表現に使用している方々がほとんどですので信者か信者でないかはあまり意味がない事ですね。
Commented by ゆたか at 2016-02-11 15:39 x
クロネコさんクラッシク音楽も好きなのですね。
となればベルリン・フィルハーモニー管弦楽団!!!
一瞬うらやましい!と思ってしまいますが、ベルリンに住んでようが、
チケット代は高いですね。それともベルリン市民は割引チケットもらえるのでしょうか?
後はDeutsche Oper BerlinとStaatsoper Unter den Linden
もありますし。私がベルリンに住んだとしたらオペラ観賞三昧になってしまいそうです。
Commented by yumiko at 2016-02-12 17:49 x
日本に自称サタニストといってる映画評論家の高橋ヨシキっていう人がいます。彼の映画評論は抜群で歯切れのよいトークでこっちもクロックサイクル早めないと頭がついていかない感じ。でもホント面白いの。
見た目はグログロなんですけど、でもいいの。
何を信奉しようがかまわない。
ボウイの件、だから何?って感じ。
共通項は天才ってことかな。

Commented by kuronekomusume at 2016-02-14 07:48
おかるさん。
レッドツェッペリンの「天国への階段」が悪魔崇拝とは知りませんでしたー。さっそく検索して聞いてみました!逆回しでそう聞こえるってやつみたいですね。ツェッペリンもすごく好きなんですよね~笑

私の文章が稚拙で伝わりづらかったんですが、
音楽業界で言うところの「悪魔に魂を売る」というのは、
要は、イルミナティと契約をして世界メガヒットの地位を手に入れることのようです。イルミナティが悪魔ということなんでしょうね。
そう、つまり血も涙も無い、本当の悪魔たちです・・・。

たとえ、私の好きなミュージシャンたちがイルミナティの手先だったとしても、愚民を操るための道具にされていたとしても・・・それでも好きなものは好きだなーといいたかったんです。笑
Commented by kuronekomusume at 2016-02-14 07:50
faney7735さん。
悪魔崇拝と単純に言っても、いろいろありそうですよね。
果たしてボウイは何系だったんでしょう?!まあそれも誰かの嘘かもしれませんし?!
デーモン小暮氏は・・・本気の悪魔崇拝なのか、ビジネス悪魔崇拝なのかどっちなんでしょうね。いずれにしても私は結構好きです。笑
Commented by kuronekomusume at 2016-02-14 07:55
ゆたかさん、
「悪魔崇拝」の説明ありがとうございます!Satanismを日本語訳した際に、本来の意味合いが誤解されるようになってしまったんですね。

反骨精神・反体制と形にとらわれない自由な考えを持つという意味で「悪魔」をシンボルに使用しただけです

↑非常に分かりやすくて頭がクリアになりました!
こういった部分をそのまま「悪魔崇拝」と訳して、批判する人たちがいるんですね。

悪魔崇拝というと、どうしても「生贄」系のイメージが強いので、そっちと混同されてしまいますね。とはいえ、イルミナティとか陰謀論になるとそっちの危ない系になりますから・・・
そいつらと契約して世界メガヒットの地位を手にしているとするならば、結局は本当のところの悪魔崇拝になるのかもしれない・・・と思ったりもします。
ま、音楽は音楽ですし、好きなものは好きなので、どっちでもいいんですが。

Commented by kuronekomusume at 2016-02-14 07:58
ゆたかさん。
ほんとに・・・せっかくベルリンに住んでるというのに、実はまだ一度もベルリンフィルを見に行ったことが無かったりします。
勿体無いですよねー。そのうちそのうち~と思ってるんですが~。
建物の横はしょっちゅう通ってますよ。笑
中にも入ったことありますが、フィルじゃなくて、違う演奏者だったりしてなかなかベルリンフィルまでたどりつけてないんですよね。
ベルリンにきてからは、悲しいことにクラシックどころかロックのライブでさえ足が遠のいてしまって、1年以上ライブにも行けてない有様です。涙
ライブ行きたいですー!!!
Commented by kuronekomusume at 2016-02-14 07:59
yumikoさん、
映画評論家の高橋ヨシキさん、面白そうな人ですね。今度ちょっとチェックしてみまーす。
サタニストでも何でも面白ければアリですよね!笑
自分のアンテナに引っかかる人、物を大切にしたいなーと思ってます。
Commented by faney7735 at 2016-02-14 08:34
今週のNewsweekに、デビットボーイは、遺言で、ジャカルタで仏教式の火葬をするように希望してて、そこで火葬を挙げた。と書いてました。仏教徒だったの?!とびっくり。日本も好きで戦場のクリスマスに出てくれましたしね。あの映画はよかったです。