死して屍拾う者無し

dokurock.exblog.jp
ブログトップ

もっとドイツ語を話すべき

むむむ。
むむむ。

「ベルリン在住の日本人は
ドイツ語がしゃべれない人が多い」
と言う記事を書いたことがあるけど。

最近それは、日本人だけに限らないのでは?
と思うようになってて。
つまり。

「ベルリン在住の外人はドイツ語が
しゃべれない」
が正しいのでは?と思っていて。

じゃあベルリン在住の外人は何語を
しゃべるのかと言うと。
英語です。
しかもみんなかなり流暢。
ペラペラな英語をしゃべる。

ドイツ語なんてしゃべれなくても
ベルリンなら仕事はすぐ見つかるよ!
みたいなね。
そういうノリ。

と思っていたら。
なんだかドイツ人の政治家が
「ベルリンのレストランとかカフェは
もっとドイツ語が出来る人を置くべきだ!」
と発言してて。

タイムリー過ぎ!
と思ったのでした。
クロネコの感覚ってば抜群だね。

ほんとにベルリンに住んでる外人たちってば
ドイツ語がしゃべれないんだよね。
アタイがいつも言ってるように、
英語が流暢な人は他の言語を
バカにする傾向がある気がしてて。
本人に自覚は無いんだけど、
「英語>他言語」
だと思ってるフシがあるなと。
英語こそ国際的に認められた言語である!
とね。
今どき英語対応出来ない方にこそ
問題があるんだよ!
とね。

そんなこと思ってないよー!
とか外人たちは言うと思うけど。
否。
残念だけど深層心理ではそう思ってるんだよ。

そんで。
その国の言語を習得出来ない自分への
言い訳にしてるのよ。
怠惰なのを上手くごまかしてる。

気持ちはすごくわかるんだー。
英語が流暢ってことは
ある意味自負がすごいあるからで。
私/俺ってば英語がペラペラだから
人より優れてる~みたいな気分があるはずで。

でも。
別の言語を一から習い始めないと
いけないとなると。
相当な努力が必要になるわけで。
時間も掛かるし。
なんといっても。
プライドがズタズタになるからね。

なんせ赤ちゃんレベルからスタート
しないといけないから。
いちいち頭の中で文法を考えたり
語彙を増やしたり。
文法ミスをするとバカにされるし。
たどたどしくしゃべってると
ドイツ人に無視されるし。
とにかく酷い扱いを受けるので
英語ペラペラで自尊心が高い人たちの
心はズタズタになっちゃうのよ。
で。
ドイツ語は英語より文法がややこしいので
その壁にぶち当たると
「外国語が分からない」と言う現実を
受け入れるのが嫌になるわけで。
優等生の自分が分からないってどういうこと?!
みたいなね。
そんで挫折するのよ。

で、なんだかんだと英語でも
どうにかなっちゃうもんだから。
と言うかむしろ英語の方が
気軽な外人友達がいっぱい出来るし。
ドイツ語をしゃべれても
つまらないドイツ人と会話が出来るように
なるだけだし・・・。
と脳内変換をして。

「英語で良いじゃん!」
となるわけなのよ。

アタイはこのプロセスを経て無いけど
いろんな人を見てると
大体こんな感じだから
すごくよくわかるんだー。

そしてそれは上述したとおり
日本人だけではないと言うね。
ベルリンには外国人が多いんだけど
(他のドイツの街と比べてと言う意味ね)
まあ大抵は英語しかしゃべれないし
一生住むわけじゃないから
数年くらい英語でいいでしょー
みたいなノリの人が大半だよ。

長くても2,3年しか住まないので。
彼らの仕事と言うのは
基本は外食産業が多いと思う。
ウエイトレス、ウエイター、
そしてキッチン。
英語さえいまいちな場合は皿洗い。
そんな感じ。

日本人でドイツ語が出来ない人も
キッチン勤務を希望する人が
多いね。
フロアだと最低でも英語がしゃべれないと
いけないので。

でもねー。
ここドイツだからね。
外人が多いと言ってもドイツ人のほうが
圧倒的多数だからね。
なので。
レストランやカフェでもドイツ語は必須なのよ。
英語だけだと怒り出すお客さんとかいるからね。

オシャレな地域とか、
中心地区だと英語のみでも大丈夫かも
しれんが・・・。

ドイツ人的には自分の国なのに
英語でしか応対されないと
侮辱された気分になると思うんだわ。
そりゃ英語がしゃべれるドイツ人は
たくさん居るけど。
なんでいつも英語でしゃべらないと
いけないんだ?
って思うでしょ、普通。
東京のカフェに入って英語しかしゃべれない
ウェイトレスがいたら、
なんだかなーと思わない?
この人日本のこと好きじゃないのかな?
とか思うでしょ?
それはドイツも同じだよ。

でも例えば。
旅行に行って、どっかの街のレストランに
入ってメニューを見たら
英語表記が無くて何がなにやら不明・・・
ってことはよくある話で。
ウェイターさんに英語で
説明してもらわなくちゃ
分からない!ってこともあるでしょ。
そういうときは英語が必須だなと思うし
そうあるべきだとアタイも思うのよ。
実際。
フランスに行ったらそれを切実に
感じたんでね。
フランス語オンリーでも何とか
なるといえばなんとかなるけど。
旅行者としては、英語しか使えないので
それは仕方ないと思う。
そんで、英語さえも通じない!
みたいなプチパニック感も
旅情のひとつみたいになるし。

旅行者はその国の言語をしゃべる必要は無い。

ってのは当たり前の話で。
だけど。
だけど。
その国に1年以上住むなら
ちょっとぐらい勉強しろよ!
とアタイは思う。

結婚したり子供もいるなら
長く住むのがわかってるんだから
ドイツ語を勉強しなさいよ!
とアタイは思う。
普通のことでしょ?
先進国からきた教養レベルの高い
自分は英語でもいいはず!みたいな
勘違いは止めなさいよと言いたい。

何度も言うけど
言語は文化だから。
言語を軽んじる人はその国の文化も
軽んじてるのよ。
その国の文化をリスペクトしてないのなら
何でその国に来るのか?
英語だけで暮らそうとするなら
ドイツである必要は無いでしょ?
英語の国に行けよ!って思う。

とにかく。
クロネコはそういう甘えた考え方が
とても許せないタイプなのよ。
ドイツやドイツ人を侮辱してるし
ドイツを利用してるから
すごく腹が立つのよね。

あんたたちが気楽に楽しめるのは
ドイツ人が一生懸命働いて
ドイツ人が税金を納めてるから
成り立ってるんだよ!
それにも気がつかないなら
教養が無いってことだから!
って思うのよ。

あー、腹が立つ!

でも。
アタイは内心メラメラ怒りの
炎を燃やしてるだけで。
別に街中のオシャレカフェの
可愛くて若い北欧か
どっか知らないけど
西欧の国から来た女子が
英語だけで接客してたとしても
普通に対応できちゃうよ。
態度には出さないから。
むしろにこやかで感じが良いくらい。

まあEU諸国はフリーパスで
EU圏内の国に住めるから
こういうことが起こるのは仕方ないのよね。
ヨーロッパ人ってドイツ人のこと
嫌いなのに。
何でドイツに来るのか良くわからんけども。

そういや。
ベルリンはIT企業がすごく多いから
プログラマーとして流浪生活を
してる外国人が結構流入してきてるんだよね。
彼らは普通に英語のみで仕事が出来ちゃうので
しかもあまり長くは住み着かないから
英語オンリーで通すよね。

いちいち腹を立ててるアタイの
見解が狭いだけなのかもしれない。

なんつーかね。
ベルリンに住んでると3つの
層があるように感じてしまうのよ。

ひとつはドイツ人の層。

ふたつめは、先進国から来た層。
彼らは軽い気分で
上辺の生活を楽しんでるので
ドイツ社会には根ざしてない。
そして英語しか話さない。
で、アタイはこの層に頭に来てるワケ。

みっつめは移民とか難民の層。
彼らはドイツ語習得が必須なので
下手くそながらもしゃべってる。
ドイツ語がしゃべれないと
ビザが下りないからね。
難民だと語学学校も無料で通わせて
もらえるし。
ドイツは国としてこういう人たちを
受け入れてるけど、
実社会ではドイツ人とこの層が
交わってるのはマレで
別社会として存在してる感じだね。
ドイツ人も積極的にこの層と
絡んだりはしないので。
相手が移民でも気軽にトルコ料理屋
店主と会話はするけど
プライベートまで仲良くなったりはしない感じ。
それだけでドイツ人は受け入れてると
言う認識になってる。
そういうもんだよ。
でもそれでいいと思う。
アタイもそんなもんだし。

そんなわけで。
ベルリンには外国人が多いんだよと。
英語だけでも暮らせちゃうんだよと。
それに対してちょっとドイツ人も
いらついてますよと。
でも国際化なんだからドイツ人も
英語を話すべき!と言ってるドイツ人も
いますよと。
そんでもって。
ベルリンなんて外人少ないじゃーん!と
ロンドンやパリ在住者は言ってますよと。
一番外人の多いベルリンでも
ロンドン、パリ、NYに比べると
まだまだドイツ人率の方が高いですよと。

じゃあやっぱり外国人はドイツ語をはなせよ!
とアタイは思うのでした。

[PR]
by kuronekomusume | 2017-08-13 20:16 | ドイツ語 | Comments(0)