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死して屍拾う者無し

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子供が嫌い

アタイは子供が嫌い。
だから同じく子供が大嫌いなタモリが大好き。

まあアタイの場合は、
子供というより赤ちゃんから幼児に至るまでが嫌いかな。
小学生くらいはしゃべれるから大丈夫なんだけど。
でもね、アタイは子供と一応コミュニケーション取ったりは
出来ちゃうんですよ。
ちゃんとスマイルも出せるし、一緒に遊んだりだって可能。
ただね、それはかなりの短期戦のみ有効。
長時間に渡ると即ギブアップ。
っていうか飽きちゃう。
ほんの15分くらいなら何とかなるかなって程度。
だから子育てなんてもう絶対無理。

でももしかしたら子供が嫌いだと思い込んでるだけかなと思って
一応アタイも何度か友達の子供をあやしたりしてみたことあります。
結論としては、やっぱりなんか向いてないみたいです。
それだけははっきりしました。

まあ子供嫌いというよりは、苦手というか、興味が無いというか。
普段は一切自覚してないんですけど、
たまに子供が大好きっていう友達と一緒にいると、
「アタイってなんて子供に関心が無いんだろう!」って
気がつかされます。

子供好きな友達と街を歩いてると、その子は
「きゃー、かわいい!」
などと目ざとく子供を見つけるんですけど
アタイはまずその可愛い対象を探すのに時間がかかっちゃう。
子供が無条件に可愛いはずは無いと思ってるので
冷静に本当に可愛いかを判断してるからです。

子供好きな人は誰か知り合いが赤ちゃんを連れてると
「抱かせて、抱かせて!」
と抱っこしたがりますよね。
そういう時アタイの両手はポケットの中か、腕組しちゃってます。
絶対アタイは抱く気なんて無いもんですからね。

あとね、街中で子供が歌なんて歌ってたら、子供好きな友達は
一緒に歌ってあげたりなんかするんですよね。
アタイなんて聞こえない振りしちゃうタイプですからね。

まあそんな体験を踏まえて、アタイは子供に対して根本的に
全く興味が無いんだなあと自覚してます。

でも子供がいないと社会構成がゆがんでくるので、
子供はとても大事だと思うし、必要!って思ってますよ。
ただ、
「アタイの子供は断じて要らない」
というコンセプトは実際ここ15年くらい揺らいでません。
逆に年とともにその思いは強くなるし、毎回
「やっぱり子供は要らないな。アタイの考えは間違って無いな。」と
自信をつけてる感じです。

そんなこと言ってると周りからは必ず
「自分の子供は可愛いんだよ。」
「本当に好きな人が出来たらその人の子供が欲しくなるよ。」
「年を取ったときに子供がいると安心だよ。」
というお言葉を頂きます。
うーん、どうかなと反論は可能だけど、もしかしたら万が一
今後考え方変わるかもしれないので様子を見てみます。

などとここまで子供が嫌いと書いておきながらですけど・・・

実はドイツの子供は好きだったりします。
というより興味があります。
昔留学してたときもそうでした。
子供が嫌いだったけど、ドイツの子供の可愛さに
参っちゃった覚えがあります。

なんだか外人の子供の動きってすごく面白いんですよ。
こしゃまぐれてるというか、大人と同じ動きをするっていうか。
やることとかしゃべることも興味深いので、電車とかで
子供を見かけると観察してます。

こないだ電車に4時間くらい乗ってた時、
同じコンパートメントに4歳くらいの男の子とお母さんが乗って
たんですけど、この男の子がなかなか興味深かったんですよ。
その子はスケッチブックにマジックでお絵かきをはじめたんですけど
しばらくたってその子の絵を覗き込んだら・・・
城砦に兵隊を描いて、中世の戦争の絵を描いてたんです。
「おおっ!ドイツの子供はちゃんと城砦の絵を書くんだ!」と
感動しちゃいました。
次はリュックの中からレゴを出してきて、海賊船を作り出したんですけど
(レゴはやっぱりスゴイですね。かなりディテールが凝ってる!)
その子は得意そうに海賊船を作って出来上がったらアタイに
見せてくれました。なおかつ自宅にはピラミッドのレゴもあるし
恐竜のレゴもある!と自慢してくれました。
海賊船の帆にドクロが描かれてたのを「ドクロだよ!」と自慢してきたので
アタイも負けずにベルトのドクロのバックルを見せておきました。
ちょっとうらやましそうな男の子を見て満足してるアタイって
大人げなーい!笑

今日仕事の帰りの電車で見かけた男の子たちもステキでした。
多分10歳くらいかな。
お友達同士でしゃべってるんだけど、一人の子の髪型がちょっと前に
はやったベッカムのモヒカン。
小学生なのにモヒカンなんだ・・・とチラ見してると一人が
「あ、あのポスター見てよ!オアシスがツアーで来るよ。
クールだよね。僕はワンダーウォールが好きなんだ。」
だとさ、だとさ!
小学生なのにワンダーウォールとか聞いちゃうんだ・・・。
すごいね、渋いね君!と心で語り掛けときました。
(あ、アタイは会話には入ってなくて盗み聞きしてただけですので。)
だって下手したらその子が生まれた年のヒット曲じゃない?
渋い子だねえ。
アタイなんて10歳のとき何聞いてたかっていうと・・・
家にあるかあちゃんのレコードを聴いてただけ。
つまりクラシックと演歌。(どんな趣味じゃ~!?)
あとは「六甲おろし」かな。
とにかく洋楽はおろか、邦楽さえも聴いてなかった時代。
なのにこの少年たらもうオアシス語っちゃってる。
ありえねー。

あとね、会社の近くの公園で出会った少年。
多分彼も10歳くらい。
犬を散歩させてて、その犬がまた自由気ままに公園を
走り回るもんだから、少年が怒りながら
「こらー、もう帰るぞ!そんなところで暴れちゃだめだよ!」
などと声を出してたんですけど、
アタイとすれ違うときに、にっこり笑って
「ハロー!」
って言ってきたんですよね。
きゃー、かわいい!
っていうか感動!そんな少年に挨拶してもらえるなんて感動!
ってかなり低姿勢なアタイ・・・。
その少年を大急ぎでワンちゃんが追いかけていく姿が
さらにほほえましい感じでした。

この街で暮らしてると割りと乳母車を押してるママによく出会います。
地下鉄でも路面電車でもバスでもしょっちゅう乳母車を見かけます。
乗客も乳母車を運ぶのを手伝ってあげたりとっても親切。

日本のママたちはあまり乳母車を押してませんよね?
車移動の方が楽だからかな?
それに街中だと邪魔がられちゃうからかな?
ドイツは邪魔にされない国のようです。

東京に住んでた時って、アタイの生活圏には乳母車を
押してるママも小学生も居なかったので交流もありませんでした。
まあ今も交流はあまりしたく無いのは変わらないですが。
だから日本のママたちや子供がどうだったのか?と
考えてみても思い出せないというかもともと記憶に無いというか。

でもなんだか10歳くらいの子はかわいいですね。
それに会話とかがやっぱり興味深いです。
っていうかアタイが興味持ってるのって全部少年ですね。
女の子は記憶に残らないみたいです。笑
またドイツの少年たちに注目してみます。
by kuronekomusume | 2005-09-17 05:12 | 日記 | Comments(0)