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死して屍拾う者無し

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映画評/「X-Men2」

「X-Men2」
主演:パトリック・スチュワート、ヒュー・ジャクソン、
イアン・マックケレン、ハル・ベリー
監督:ブライアン・シンガー
公開:2003年

1年前に映画館でX-Men3を見た際、
そういやパート2を見逃してたな~と思って
その後すぐにDVDを買いに行って
ちゃんと買っておいたのに
1年近くそのまま放置してあった。
のでやっと見た。

このシリーズねえ、アタイ大好きなんすよ~。
アメコミ好き+ヒーロー物好きにはたまらんっす。
けど、それを差っぴいても
この映画は普通に良い出来なので
特にアメコミとか興味無くても
絶対絶対楽しめる映画だと思う。
「どうせヒーローが活躍しまくる
子供向け単純映画でしょ!」
って声が聞こえてきそうだけど。
ま、確かにヒーローが活躍する映画ではあるのよね。
ヒューマンドラマ好きな人は
こういう映画自体を受け付けないみたいだから
無理にはお薦めしないけど。
アタイが思うに、男性はこの映画を好きだと思うなあ。笑

ストーリー:
近い未来の世界。
超人的能力を持ったミュータントが存在する世界。
けど彼らはその能力ゆえに、人間たちから嫌われ
社会から疎外されているため
常に悩み孤独にさいなまれてる。
そんな彼らの能力を活用させ社会に役立てようと、
そして、ミュータントと人間が平和共存できる世界を作るのを
目的にプロフェッサー・Xが組織したチームがX-MEN。
でも超人パワーがあれば、それを悪用しようとする者が
現れるのが世の常。
X-MENチームは悪用者とも戦わねばならず、
なおかつ人間達との偏見とも戦わなくてはならず
常に孤独とも戦わなくてはならないのだ・・・。

ってのが大きな軸なもんだから
映画全体に悲壮感が漂いまくってて
誰もが眉間にシワ寄せてる。
一人としてハッピーそうな人が居ない。
誰も彼もが悲しそうで、つらそう。
冗談言い合って笑うようなシーンはひとつも無い。
とにかく悲しみの中で戦う、
それがこの映画の特徴なのよね。
多分アタイはそこが好きなんだと思う。

そんで、ハリウッド映画なもんだから
アニメの実写版とはいえVFX活用しまくり~。
だから出来栄えも秀逸~。
見ごたえアリ!

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主役のローガン。
彼は傷を治す力を持ってる。
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んで、彼の手からはシャキーン!とナイフが出てくる。
まるでウォーズマンみたい。笑
警官に「ナイフを捨てろ!」って言われたローガンは
「それは出来ない」って冷静に答える。
コレこの映画唯一の笑いどころだと思う。笑
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この人とローガンはチーム内で
好きな女を取り合うんだけど・・・。↓
ローガン破れる・・・。
主役なのに・・・。笑
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X-Menといえばハル・ベリー。
でもパート2以降はそんな重要な役割じゃないのよね。
ビジュアル担当になりつつある?!
目を白目にすると嵐を起こせるので
その名も「ストーム」。
分かりやすいね。
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そんで忘れちゃいけないのがマグニート。
このオッサンは元々プロフェッサーXとは
同僚?!だったっぽいんだけど
決裂してミュータント世界を作ろうとしてるので
必然的に彼が敵となるんだけど。
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彼の有能な部下がミスティーク。↓
ありとあらゆる人に姿を変えられる。
そんで良い仕事をする。
んで割と意地悪なこともするので
アタイが一番好きなミュータントキャラなのよね。笑
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でも今回は敵はマグニートじゃなくて
このストライカーっつう科学者。↓
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んで、彼の優秀な部下がユリコ。↓
日本人ぽい名前だけどこの役者さんは
間違い無く中華か韓国系。笑
けどこのユリコがめっちゃ強い。
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この人は↓ナイト・クロウラっていう気の弱いミュータント。
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科学者ストライカーに操られて
なんとホワイト・ハウスにまで侵入しちゃう。
気は弱いけど能力は高い。
んであと少しでアメーリカの大統領を
殺すところまで行くんだけど。
・・・。
惜しいことに失敗。笑
彼はセリフが一人でドイツ語なのよね。
ドイツのサーカス育ちっていう設定になってて
今でもドイツ語をしゃべるって感じで。
アタイたまたま英語でDVDを見てたので
彼のセリフが変なドイツ語だってことに
気がついたんだけど
ドイツ語吹き替えだったら気がつかなかったと思う。
でも一人でドイツ語をしゃべり続けるって
変な役だよね・・・。
この映画を見てたアメリカーナは
理解出来なかったと思うんだけどな。
不思議さを出したかったのかもだけど
ちょっとドイツ語をバカにしてる気がしちゃうのは
またアタイだけなんだろうなあ~。笑


今回は別の敵が出てきたので
珍しく、マグニート側とXMENたちは協力するのだ!↓
でもパート3じゃまた敵同士だから
なんというか一時休戦ってやつね。
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またパート1とパート3が見たくなったから
どっちもDVDを買っちゃいそうだ~。

クロネコの評価
☆☆☆☆:星4ツ!(とにかくアタイはこの映画が好きなので!笑)
by kuronekomusume | 2007-08-12 22:55 | 映画評 | Comments(0)