毎日眠たかったのでサンクト・ぺテルブルク旅行記を
中断しちゃってたけど
ナンバー9まで予定してるのでもう少し続く。
忘れないうちに・・・。
短めにしようと思ったけど、やっぱりアタイには
編纂能力が無いみたいね。笑
今回はロシア美術館。
ソ連、ロシアのロシア人芸術家の作品が
宮殿美術館の中に展示されてる。
ので、ロシア人より外国人は入場料が高い。
およそ倍の価格だった。
そんな知らないところで差があったとは。笑
ニッポンやドイツラントでは見られない現象だね。
サンクトペテルブルクの美術館は
宮殿を美術館にしてあるので
絵を見るのも楽しいけど
ハコの内装がそれこそ美しくて見てて楽しい。
そんな美しい宮殿の間に大きな絵が
飾られてるのだ。↓
何か有名な絵らしいけど名前も画家も分からない・・・。
というか広間を移動した時点で忘れた。
大作では、大きな絵を仕上げるために
事前に練習も踏まえてか、
各部分の詳細なスケッチを別々に起こしてるそうで
それらが完成作品の周りにも飾られていて
そういう製作過程を見たことが無かった
アタイには大変新鮮で興味深かった。
画家の人たちは一発勝負で何メートル四方もある絵を
書いてたわけじゃなかったんだね・・・。
角度や照明を計算して描いてるのは知ってたけど
下絵も入念だったとは・・・。
すごいねえ。
この絵は1901年の国会の場面を詳細に
描いたレーピンの絵なんだけど。↓
なーんとこれはマリインスキー宮殿の中なんだそう。
つまり。
1991年からサンクトペテルブルク議会として
使われてる例の建物の中だよ。
プーチン閣下もこの絵の100年後くらいにココで仕事を
されてたんだねえ・・・
時代は違えども感慨深いね。
ってすべてをプーチン閣下に
結びつけて考えれるアタイの想像力には
読んでる人も呆れてくるよね。笑
でもアタイの目を通すと違うものが見えるから
しょうがないのだ。笑
このロシア美術館の中にはロシアといえばの
イコンも展示してある。↓
イコン画は去年モスクワで初めて見たんだけど
もすごく感動したので、今回もじっくり見たよ。
でもモスクワのトレチャコフ美術館の方が
展示数が多くて圧巻かな。
そして他にもロシア各地の芸術作品とか工芸品も飾ってあった。
ロシアの工芸品といえば、
マトリョーシカとかホフロマが有名だけど
アタイはラッカーミニアチュールって言うんでしたっけ
パレフ塗りの箱が大大大大大好きなんす。
絵柄がそりゃあもう細かくて
色彩もすーぱー鮮やかで
職人さんたちが良い仕事してるんすよ。
アタイはこれを見るたびに「ロシア人は割りと
手先が器用なんだなあ・・・」って思っちゃう。
ドイツラントの工芸品でこんな細かい図柄を
たくさん描いてるモノなんて見たこと無いからね。
オオアジなのはドイツラントの特権だから
しょうがないんだけど。笑
アタイは細かい細工が施されてるモノを
見るのが何より大好きだから、
ロシアの工芸品は大好きなのだ。
このパレフ塗りには
色んな柄があるもんだから目移りしまくりで大変。
手が込んでる分、お値段もなかなか高くて。
クロネコのような分際じゃ買えたもんじゃない・・・。涙
それでも選びに選んでいくつかもってるけど
見れば見るほど美しくて緻密な柄に魅せられて
もっともっと欲しくなる。
で、美術館には昔のパレフ塗り箱が陳列してあって
これがまたとーっても美しかった。
クロネコはこの箱が飾ってある部屋で一番長居したかも。笑
それぐらい見てて飽きないのだ。
うつくしいわ~。↓
形は5cm四方のものから10cm四方とか
円柱型とか色々ある。
価格は大きさで決まるのではなくて、
工房の種類とか絵柄の細かさで決まるというような
話を土産物屋さんで聞いた。
変わったところでは椅子の形とか、銃の形もあった。
どれもが箱になってて中に小物が入れられる。
アタイは今持ってるやつにピアスを入れてある。笑
ソ連時代の絵柄もあってガン見しちゃった。↓
欲しいなあ・・・。
ソ連時代のは最近売ってる中には
絵柄として存在しないのか、全然見ないもんなあ。↓
無いとなると欲しくなるのよねえ。
でも美術館に置かれるくらいだから
やっぱ価値があるってことよね。
欲しい!!!
他にもルスラントの国の動物とされてる熊ちゃんの木彫りとか。↓
コマイヌ?みたいな置物も面白かった。
このイヌかなりツボだった。笑↓
年始にデュスで開催されてた美術展では
ココの作品も多くやってきてたので
再会した作品もちらほらあった。
そんなに大きな美術館じゃないので
疲れないし、興味深くて面白かった。
カンディンスキーの絵を見逃したのは不覚だったけど・・・・。涙