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死して屍拾う者無し

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サンクト・ペテルブルク旅行記 7

毎日眠たかったのでサンクト・ぺテルブルク旅行記を
中断しちゃってたけど
ナンバー9まで予定してるのでもう少し続く。
忘れないうちに・・・。
短めにしようと思ったけど、やっぱりアタイには
編纂能力が無いみたいね。笑

今回はロシア美術館。
ソ連、ロシアのロシア人芸術家の作品が
宮殿美術館の中に展示されてる。
ので、ロシア人より外国人は入場料が高い。
およそ倍の価格だった。
そんな知らないところで差があったとは。笑
ニッポンやドイツラントでは見られない現象だね。

サンクト・ペテルブルク旅行記 7_c0016407_0434767.jpg

サンクトペテルブルクの美術館は
宮殿を美術館にしてあるので
絵を見るのも楽しいけど
ハコの内装がそれこそ美しくて見てて楽しい。
サンクト・ペテルブルク旅行記 7_c0016407_045295.jpg

サンクト・ペテルブルク旅行記 7_c0016407_046692.jpg

そんな美しい宮殿の間に大きな絵が
飾られてるのだ。↓
何か有名な絵らしいけど名前も画家も分からない・・・。
というか広間を移動した時点で忘れた。
サンクト・ペテルブルク旅行記 7_c0016407_0474367.jpg

大作では、大きな絵を仕上げるために
事前に練習も踏まえてか、
各部分の詳細なスケッチを別々に起こしてるそうで
それらが完成作品の周りにも飾られていて
そういう製作過程を見たことが無かった
アタイには大変新鮮で興味深かった。
画家の人たちは一発勝負で何メートル四方もある絵を
書いてたわけじゃなかったんだね・・・。
角度や照明を計算して描いてるのは知ってたけど
下絵も入念だったとは・・・。
すごいねえ。

この絵は1901年の国会の場面を詳細に
描いたレーピンの絵なんだけど。↓
サンクト・ペテルブルク旅行記 7_c0016407_0553023.jpg

なーんとこれはマリインスキー宮殿の中なんだそう。
つまり。
1991年からサンクトペテルブルク議会として
使われてる例の建物の中だよ。
プーチン閣下もこの絵の100年後くらいにココで仕事を
されてたんだねえ・・・
時代は違えども感慨深いね。

ってすべてをプーチン閣下に
結びつけて考えれるアタイの想像力には
読んでる人も呆れてくるよね。笑
でもアタイの目を通すと違うものが見えるから
しょうがないのだ。笑

このロシア美術館の中にはロシアといえばの
イコンも展示してある。↓
イコン画は去年モスクワで初めて見たんだけど
もすごく感動したので、今回もじっくり見たよ。
でもモスクワのトレチャコフ美術館の方が
展示数が多くて圧巻かな。
サンクト・ペテルブルク旅行記 7_c0016407_117373.jpg


そして他にもロシア各地の芸術作品とか工芸品も飾ってあった。
ロシアの工芸品といえば、
マトリョーシカとかホフロマが有名だけど
アタイはラッカーミニアチュールって言うんでしたっけ
パレフ塗りの箱が大大大大大好きなんす。
絵柄がそりゃあもう細かくて
色彩もすーぱー鮮やかで
職人さんたちが良い仕事してるんすよ。
アタイはこれを見るたびに「ロシア人は割りと
手先が器用なんだなあ・・・」って思っちゃう。
ドイツラントの工芸品でこんな細かい図柄を
たくさん描いてるモノなんて見たこと無いからね。
オオアジなのはドイツラントの特権だから
しょうがないんだけど。笑
アタイは細かい細工が施されてるモノを
見るのが何より大好きだから、
ロシアの工芸品は大好きなのだ。

このパレフ塗りには
色んな柄があるもんだから目移りしまくりで大変。
手が込んでる分、お値段もなかなか高くて。
クロネコのような分際じゃ買えたもんじゃない・・・。涙
それでも選びに選んでいくつかもってるけど
見れば見るほど美しくて緻密な柄に魅せられて
もっともっと欲しくなる。

で、美術館には昔のパレフ塗り箱が陳列してあって
これがまたとーっても美しかった。
クロネコはこの箱が飾ってある部屋で一番長居したかも。笑
それぐらい見てて飽きないのだ。
うつくしいわ~。↓
サンクト・ペテルブルク旅行記 7_c0016407_1125122.jpg

形は5cm四方のものから10cm四方とか
円柱型とか色々ある。
価格は大きさで決まるのではなくて、
工房の種類とか絵柄の細かさで決まるというような
話を土産物屋さんで聞いた。
変わったところでは椅子の形とか、銃の形もあった。
どれもが箱になってて中に小物が入れられる。
アタイは今持ってるやつにピアスを入れてある。笑

ソ連時代の絵柄もあってガン見しちゃった。↓
欲しいなあ・・・。
サンクト・ペテルブルク旅行記 7_c0016407_183618.jpg

ソ連時代のは最近売ってる中には
絵柄として存在しないのか、全然見ないもんなあ。↓
サンクト・ペテルブルク旅行記 7_c0016407_19292.jpg

無いとなると欲しくなるのよねえ。
でも美術館に置かれるくらいだから
やっぱ価値があるってことよね。
欲しい!!!

他にもルスラントの国の動物とされてる熊ちゃんの木彫りとか。↓
サンクト・ペテルブルク旅行記 7_c0016407_1195218.jpg

コマイヌ?みたいな置物も面白かった。
このイヌかなりツボだった。笑↓
サンクト・ペテルブルク旅行記 7_c0016407_1204542.jpg


年始にデュスで開催されてた美術展では
ココの作品も多くやってきてたので
再会した作品もちらほらあった。
そんなに大きな美術館じゃないので
疲れないし、興味深くて面白かった。
カンディンスキーの絵を見逃したのは不覚だったけど・・・・。涙
by kuronekomusume | 2008-09-07 01:22 | 旅行記 | Comments(0)