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死して屍拾う者無し

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ソフト

やっと忙しい一週間が終わった~。
毎日かなりドタバタしてたけど
気持ちもあせりまくりだったけど
今週の懸案事項は一応全部クリア出来たかなあ。
と思いたい。

今週は何故か夜中に悪夢にうなされて
起きてしまうことが2夜もあった。
これ、熟睡型クロネコには大変珍しい兆候。

肩がぐぐぐぐぐぐーっと重くなって
こわーい夢を見てて、
ハッと目が覚めたのよね。
夢の内容もちゃーんと覚えてる。

1夜目は目が覚めた時間が朝の6時半だったので
2度寝も出来ず気分がいまいちのまま会社に行った。

2夜目はおとといの夜。
リアルで超怖い夢だった。
普通だと怖い夢を見ても内容を人に話した時点で
あまり怖くなってる場合が多いんだけど
今回の話は同僚に話してみてたところ
女性はみんな怖がった。
ありえなくない話だからかも。
ま、ここには書かないけど。

目が覚めたのは夜中の3時だったので
「こんな変な夢を見て体が重いのは
風邪を引きそうだからに違いない!」
と判断したアタイは、感冒薬と葛根湯を
飲んでまた寝た。
翌朝はスッキリ起きれた。
一体なんだったんだろう?
仕事のプレッシャーから来る夢かなあ?
でも今朝起きたらのどの辺りがすごーく痛いので
やっぱり寒さから来る風邪なのでは?と思う。


昨日は珍しく仕事でケルンまで行った。
同僚のアイシャと車で移動。
運転はもちろんアイシャ。
アイシャは日本じゃあまり見かけないサイズなんだけど
(つまり太ってる)キュートで明るくていい子。

彼女と話をしていて判明したんだけど
どうやらドイツラントでもソフトボールが
それなりに人気があるらしい!!!
こ、これは新発見だよ!!!!!
アタイの認識を覆すビッグ真実!!!

いや、だってさー。
今から10年以上前かなあ、
ムッシュヨシダこと吉田義男氏が(阪神の牛若丸ね)
おフランス人に野球を教えてた時代があったと思うんだけど。
阪神ファンならみんな知ってるよね?笑
その当時のことをつづった本を読んだ時に
ムッシュの苦労がすっごく伝わってきたのよね。
おフランス人たちったらサムライ野球の真髄を
ちいとも理解出来ないっぽくて。
「欧州人に野球は無理なんだな」ってのが
それ以来アタイが持つ認識になってた。

あと昔からドイツ人男たちから
「あーんなルールが複雑で
フィールド上に動きが無いスポーツは退屈極まりない!」
って酷評も聞かされてたので
あいつらには分からんのだなあと思ってたのよね。
そんで決めゼリフとして
「やっぱ、サッカーだね!」
とも言われてたし。

欧州男たちはサッカー、サッカーって
大騒ぎする方が好きなんだと思う。
スピードと技術が絡み合うダイナミックなスポーツであるサッカーは
彼らの民族性にもピッタリ合ってるしね。
サッカーは誰がどう見ても格闘技だから
野球とは本来比べることが出来ないんだけど
欧州男たちはサッカーが一番だと思ってるから
何でもサッカーと比べたがるのよね。

違うスポーツを比べても主観的な感想になるから
あんまり意味は無いんだけどね。

まあそんなこんなだから
野蛮で単細胞な欧州男児に
野球の魅力を分かってもらえなくても別にいいやーと思ってて。
アタイは何事に関しても、
知らないヤツは知らんでよろしい!
っていうスタンスだし。

アイシャと話してて分かったんだけど
どうやらドイツラントには女性用
ソフトボール・ブンデスリーガが存在するみたい!
すごいね!
こりゃあ衝撃の事実ざんすよ!

なんとね、アタイの同僚のアイシャは
趣味のレベルだよって謙遜してたけど、
かつてチームに所属してソフトボールを
楽しんでたんだそう。
んで彼女はキャッチャーだったんだそう。
納得~。
彼女はどかべん体型なのです。

彼女は当然ルールも分かってた。
それにもアタイは驚いた。
っていうかプレイしてたんだから当然なんだけどね。
そもそもアタイこそただのにわか野球ファンで
実際プレイしたことなんぞ小学生の時にチラッと
あるだけだから、ほぼ無いに等しいし
ソフトボールと野球のルールはほとんど同じってくらいの
知識しかない。
実際オマエがやってみろよ!って言われたら
ぐうの音も出ないほどの空振り間違い無しのレベル。
けど欧州人は、まして女性は、ソフトボールはおろか
野球も知らないんだろうなと思い込んでたので
当たり前とはいえアイシャがルールを分かってたことに
アタイは驚いてしまったのだよ。
だって普通のドイツ人はストライクとかボールとか
分かってないし、ヒットを打ったらファーストに向かって走る
ってことも知らないからねえ。

とはいえ、男性にはやっぱり人気は無いらしい。
男性のリーグは無いみたいだし。
まあ別に無理にやる必要は無いから
それでいいんだけど。
そもそも欧州にはその土壌が無いと思っていたので
女性リーグがあるだけでも
既に大変な革新になるわけだからね。

欧州男児の頭では
ルールを覚えるのが嫌なのかもねえ。
あと良く聞くのが試合に動きが無くて退屈すぎるってやつ。
基本的に野球は打順ごとに
ピッチャーとバッターが対峙して試合が進んでいくから
それ以外の打順が回ってきてない人は当然のことながら
守備の人たちもフィールドで単にボーっとしてるようにしか
見えないみたい。
んでそれが退屈に見えるんだそう。

まあ、それはルールが分かってないヤツの
典型的なコメントだよね!
ってアイシャと毒づいておいた。笑
息詰まる投手戦なんかは見てると手に汗握るし
ここぞ!という時にバッターには絶対打って欲しい!!
って念力を送りながら必死に注目するのが
醍醐味だってのに。
守備の上手さも見所だし。

あと、中高年層が趣味で楽しむには
サッカーをやるより野球の方が断然心臓負担が少ないし
人とぶつかり合ったりしないので
ボールが当たら無い限りは
いつまでも楽しめると言えば楽しめるんだそうで。
サッカーは走る量が多いので心臓負担が大きくなるから
40代くらいになるとだんだん出来なくなるみたい。
それに一種の格闘技みたいなもんだから
趣味と言っても骨を折ったり怪我をすることが
ものすごく多いんだよね。
アタイの知ってるだけでもかなりの数の同僚たちが
サッカーで骨を折ってる。

ちなみに。
来月デュスでは日本人会によるソフトボール大会の
開催が予定されてる。
各々11名でチームを組んでトーナメント戦に出場して
午前中勝ち残ったチームが決勝に進出できるっていう
大ソフトボール大会なんだそうで。
何でもニッポン人が1万人くらいは見に来るそう。
ライン川の河川敷で試合をやるのかと思ってたら
アリーナ会場を借りてやるんだそう。
日本人会ったら金あるね。

うちの会社も今年は出場するぞ!
と言うことでバットやグローブも手配済みらしいんだけど
参加人数が足りないのでドイツ人も誘って
なんとかチームになるようがんばってる。

そんな時アイシャが「私もやりたい!」って
言ってきたのでニッポンジンは大喜びだった。
っていうか多分アイシャが一番の戦力かも・・・って
気がしてる。笑

試合がある時期、アタイはちょうどデュスに
居ないので参戦出来ず。
ざーんねーん!?
なんてね。
意図的という話もある。笑
出場はしないけど名前を貸してるので
とりあえずポジションはもらっておいた。

クロネコのポジションは3塁コーチ。
え?って感じね。
そう、アタイは3塁コーチだからプレーはしない。笑
選手が出塁してる時に走塁指示を出すのが仕事なのだ。
「ホームインしろ!!はしれー!」の腕をグルグル回すヤツ。
和田コーチみたいなあれがやりたくてね。
幸いにも誰ともポジション争いをせずに済んだ。

っていうか、アタイその時日本に居るし。笑

ま、とにかく。
ドイツラントでは意外にも
ソフトボールが愛されていたんだね。
本当にびっくりしたわ。
by kuronekomusume | 2008-09-27 18:04 | 日記 | Comments(2)
Commented by at 2008-09-29 03:27 x
なんとすばらしい傾向!
イギリスでは、野球のもっと複雑版というかダラダラ版のクリケットがあるので、「あんなクリケットの赤ちゃんみたいな単純なスポーツ(=メリケン人のスポーツ)」とバカにされるわけですよ。ドイツとは全く逆だよね。
でもアンタらもっと単純なフットボールも好きじゃんと言ってやると、「クリケットファンとフットボールファンは住み分けされてる」とのたまう。
確かに、道具とかも多いクリケットはお坊ちゃんのスポーツで、ボール一個で大人数が遊べるサッカーは労働階級のスポーツなわけなのね。アメリカで、バスケが貧しい人のスポーツなように。
そんなわけだから、イギリスで野球やソフトが流行ることはこの後もずっとないことと思われます…ロンドンオリンピックで野球やソフトが外された時に特にそう思った。
Commented by kuronekomusume at 2008-10-02 06:33
◆どの。
そうよね、クリケットが英国にはあるんだよね。階級社会の英国じゃ絶対数の多いサッカーの方が大衆人気スポーツになるんだ。
そりゃそうよねえ。
それにしてもロンドン五輪で種目が無くなったのは悲しいよね。球場を作っても後々使用用途が無いからじゃない?
ドイツ人はソフトと野球がロンドン五輪の種目から外されたことさえ知らなかったし、興味無さそうだった・・・。涙