死して屍拾う者無し

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みなさん、良いお年を。

今実家に居ますー。
香川も結構寒いような・・・。

日本家屋は夏向け建築なのか
(うちの実家だけなのか)
とにかく寒い・・・。

厚着してストーブの前で温まるか、
こたつにどっぷり浸かってます。

今回は実家と東京しか滞在しないので
のーんびりステイですなー。

しかも前回帰国から2ヶ月しか経ってないので
あまりカルチャーショックも無く普通に
日本を楽しめてるような・・・。
年末特集番組を楽しみつつ。

明日はお餅をついたり、
おせち料理を作ったり、
年越し蕎麦を食べたり・・・
と数年振りに日本の年末年始を楽しむ予定。
わくわーく。

2日には東京へ移動予定なりー。
ドイツにはまだ1週間以上帰らないー。笑
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by kuronekomusume | 2008-12-30 23:42 | 日記 | Comments(2)

日本に頻繁に帰省する理由

明日の早朝の便でニッポンに飛ぶんだけど。

まだスーツケースを開いてもいない。
何だろこのダラダラ感は。
意外と荷物作りは時間が掛かるので
2時間くらいはいつも必要なのよね。
一泊旅行なら30分くらいで済むけど
1週間以上だと2時間は必要。

これは普通なのかどうかは分からない。

洋服を選ぶのが一番時間が掛かって
次に時間が掛かるのが洗面用具とか
メイク道具の選定。

でも日本の場合は、あっちで買えばいいから
そんなに時間は掛からないかなー。
あとで時間を計ってみるかな。

それはそうと。
こないだチューザイインの一人に
おもろいことを聞かれちった。
アタイのところにやってきて
「クロネコさん、そんなに短期間で
頻繁に日本に帰るってことは
もしかして・・・
結婚の準備をしてるってこと?」
って言われたので
アタイの小さい目がさらに小さい点になって
大笑いしちった!!!

えー!!!
ありえませんよー!!!
ってことでね。

その発想に驚いたので、
「見当違い過ぎてびっくりなんですけどー!
面白すぎですよー」
って笑い飛ばしたんだけど。
日本の男性だとこういう発想に
普通はなるのかもね。
って言うかそっちの方が普通?笑

アタイはすっかり適齢期とか過ぎてるんだけどー。笑
あ、だからこそ「もしや?」と思ったのかな。
にしても笑えるー。
と思ったので早速サユリさんに伝えたところ
彼女も爆笑してた。
「クロネコさんが結婚準備ィ?ギャハハハ」
って腹抱えて。

でもまあこちらに単独で来られてる
日本女性とかで、こっちに住んでる日本人男性と
結婚しちゃう人は意外と多いから
ありえるかも・・・って思われても不思議ではないんだろうね。
っていうかその人いわく
「クロネコは日本に付き合ってる人がいるので
日本にしょっちゅう帰っていてこの度結婚の準備を進めている」
と言うストーリーが出来上がってた。
」だとしたらこっちの仕事が困るなあと思って・・・」
とも言ってたかな。

アタイにその兆候が無いことくらい
毎日隣の部屋で働いてたら
分かりそうな気がするけど
分からないものなんだなーと。
ま、アタイもそういう話とか一切しないしね。

けどその人に限らず日本人チューザインの皆さんって
アタイに会うと必ずそのネタを振ってくるんだよね。
「いつ結婚するの?」とか
「やっぱり人生のパートナーと暮らした方がいいよ」とか
「どうすんの?」とか
「付き合ってる人いるんでしょ?」とか。
人によっては「独身のチューザイインを紹介するから
いつでも言えよ」
と言ってきたり。

うーん。
うーん。笑

アタイは結婚したいって一言も言ってないんだけどな。
そんなにミジメに見えるのかなー。
それとも結婚した方がいいのかなー。
けどチューザイインと結婚するのは
アタイの中でありえないんだけどなー。
皆さんは何故かアタイを「日本人」と結婚させたい!
と考えるんだよね。
日本男児はアタイのことは嫌いだから無理なのに。
なんせこの性格ですからねえ。

といつも首をひねってるんだけど。
サユリさんいわく
「あと数年もすりゃ誰も言ってこなくなるよ!」
ってことらしい。
けどアタイはもう33歳なんだから
既にそのネタは振りづらい状況のはずなんだけどなー。
みなさんたら余計なお世話を焼きたいのかなと
思うことにする。
本当に余計なんだけどね。笑

けど。
ドイツ人友達もかなり余計なことを言ってくるんだよね。
彼氏がいない時はいない時で
「オマエは何で彼氏を作らないんだ?」
ってうるさいから面倒だなと思って
「男性恐怖症だからだよ。」
って答えてみたら・・・
「それは恐怖症克服コースに通うべきだ!」
って怒られるし。
いる時はいる時でいちいち
「状態はどうだ?」ってうるさいし。
何でいちいち報告しないといけないのか良く分からんのだけど。

こないだはこないだで
「オマエの恋愛感は本当にアマチュアだなあ・・・。
だから上手く行かないんだよ。」
とダメだしまでされる始末。
ほおっておいてくれ・・・って感じなんだけど。
アタイに言わせりゃ
「あんたらカップルの方が
しょっちゅう大騒ぎして人を巻き込んで迷惑なんだけど、
それが恋愛のプロだというならアタイは
アマチュアで結構だよ!」
って言ってやりたいのをぐっとガマン。笑

まーったく。
みんな心配してくれてありがたいんだけど
ほおっておいてくださいなーって感じ。
しかもアタイが相談してるならまだしも
全然相談とかしてないんだけどー。
悩んでないんだけどー。

ってそんなこと書いてる場合じゃなくて
さっさと荷造りしなきゃね。笑

帰省理由は家族に会うためですよー。
ってこの理由を日本人チューザイインは
信用しないんだよねー。
ドイツ人は家族で集まるのは当然と思ってるので
信じるんだけどねえ。
まったくー。
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by kuronekomusume | 2008-12-22 02:19 | 日記 | Comments(0)

会社のクリスマスパーティ

金曜の夜は会社のクリスマスパーティだった。
このご時勢だから中止になるかなあと
思ってたんだけど、
キャンセル料の方が高いからと決行された。

デュスのクラブを貸し切ってのパーティ。
なんか普段はセレブがパーティとか
してそうないかにも今風の・・・。
クロネコはこんなことでもないと
絶対に行くことは無いんだろうな・・みたいな。笑

立食だったけど食事は割と美味しかった。
バーのお酒は飲み放題。

3フロア分が吹き抜けになった
オサレ~なデザインのクラブで
一番したがダンスフロアになってて。
クラブのDJが今風な曲を大音量でまわしてたんだけd。

今風ってことはアタイの好きなジャンルではない。
ハ・ウ・スってこと。
アタイの大嫌いなジャンルじゃないの・・・。涙

でもまあワインをグラス2杯くらい
飲んじゃえばあまり気にならなくなるので
がんばって酔っ払っちゃったよ。
シラフだと気が狂いそうになるんでね。
アタイと同じ気分の同僚多数・・・。
ロック派にハウスはキツイんすよ。

ハウスで踊ってると神経がやられそうに
なるんだけど、みんな平気みたいだよね。
普通に踊ってたもん。
驚きだわ。

同僚たちはアタイがロック好きだと知ってるので
「おーい、クロネコこの音楽大丈夫か?」
って心配して声をかけてくれた。
大丈夫なわけ無いじゃないの・・・
って最初は文句だけ言ってたけど
アタイも酔っ払ってきたので
DJのところへ走っていって
「頼むからロックっぽいのかけてよ」
とリクエストしちった。笑
まわりから「よくやった!」と誉められたけど
実際DJがかけてくれたのは2曲だけ。
ヒドイもんだよ。
しかもその一つがPINKだったりなんかして。
もうひとつはレッチリ。
アタイ実はレッチリ好きじゃないんだよねー。
と自分の好みばかり言ってらんないので
ガマンしましたがなー。
と言うかガンガン踊っときましたがなー。笑

パーティには200人くらいは来てたかなあ。
割とみんな来てた。
日本人チューザイインさんたちは
特にイベントも無い、グダグタなおしゃべりだけする
パーティが得意じゃないので早々に帰ってたかな。

クロネコは普段あまりしゃべれてなかった
同僚たちとたくさんしゃべれて楽しかった。
みんな気さくで驚いたくらい。
普段仲の悪いフランス人クリストフとでさえ
仲良くしゃべれたくらいだからねー。
不思議なもんだわー。

ま、来年もまたガンバロー!と思った。
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by kuronekomusume | 2008-12-22 01:10 | ドイツOL生活 | Comments(2)

読書リスト2008 その4

<ノンフィクション>
・国家の罠:佐藤優
この本を読んだ直後に別のところに感想文を書いたので、
ここではその時書ききれなかったことを書いてみる。
(注:ものすごく長いです・・・)

この本には、鈴木宗男議員が逮捕された事件に
まつわる全容が書かれてる。
田中真紀子とムネオの戦争についても。
アタイはこの事件があった時、詳細を分かってなかったので
鈴木宗男氏逮捕の前に
外務省職員だった著者佐藤優氏が逮捕されてたのを
全然知らなかった。
と言うより佐藤氏のことを知らなかったといった方が正しいかな。
プーチン閣下ファンになって、
ロシア事情を調べていくうちに
「日本で一番ロシア事情に詳しい人と言えば佐藤優氏だ」
と言う助言を頂いたので、興味を持って彼の著作を読んでみたのです。

結論から言えばこの本では
「昨今のロシア事情については一切分からない」だと思う。
ロシアのことを書いてる本じゃ無いからだけど、
アタイはロシアつまりプーチン閣下のことを知りたかったので、
期待とは違う本だった。

でも本書の内容自体はとても興味深い。
著者の文章力が非常に高い。
何より描写が緻密で、文体も精巧に書かれているし、構成がすばらしい。
なんて著者は頭の良い人なんだろう!
と感嘆することしきり。
と言うか文体が難しすぎてアタイには解読できないところも多々あり。
三島由紀夫の小説を読んでる時と同じ気分になると言うか。
頭の良い人が書いた文章は時に難解なのだ。

逮捕後の検察とのやり取りはとてもエキサイティングで、
不謹慎ながらも佐藤氏と検察とのやり取りが
大変レベルの高い心理戦争のようで
読んでいて息詰まるほどの面白さを感じてしまった。
拘置所でこんな応酬を繰り広げる冷静さを持ち合わせてる佐藤氏は
凄いなあと感心してしまう。

他にも書かれている外務省の内情には驚くことしきりで、
なおかつ政治家と官僚のつながりも見えて
良い意味で読み応え抜群だった。
本編全体のテーマは「国策捜査とは何か?」
に注力されているので、
佐藤氏はご本人と鈴木宗男氏の正当性を時系列に論理的に記述してる。
公務員も国会議員も国益重視で動いていたとしても、
国の方針や世論の流れに合わなければ、
葬り去られるというのが読み取れる。

それらよりもアタイがこの本を読んで
「絶望的だなあ」と思ったのは違う部分。
それは「日露関係は進展しないのでは・・・」って点。
アタイはプーチン閣下の大ファンだから親ロシア。
ここ数年はプーチン閣下のウォッチを続けてるので
独露関係に否が応でも目が行く。
ドイツのメディアを通してロシアやプーチン閣下を見ると、
日本から見たロシア観と比べると、
政治的な関係にものすごい差があるのに気がつくのよね。
民間レベルでドイツ人はロシア人のことが嫌いだけど、
政治的な独露関係の結びつきは大変強い。
そしてロシア政府もそんなドイツの立場を
うまく利用して欧州内で立ち回ってるのが見えるというか。

アタイはドイツもロシアも大好きだから
両国間がうまくいってるのは自分のことのように大変嬉しいんだけど、
アタイは日本人だから、日本とロシア関係も
結びつきを強めて欲しいと強く思ってる。
実際は、独露関係に比べると日露関係は弱いと思う。

それは日本側政府や外務省に狡猾な交渉戦略が
見られないからかなと素人目に感じてたんだけど。
国の利害関係が一致すれば、歴史的な問題は
政治上いったん解決して次に進めると思う気がして。
民間レベルの問題を政治に利用して
両国関係の改善を阻むのは無利益のような気がすると言うか。
独露関係を見ると民間レベルの感情は日露に比べると
はるかに問題が多いし、歴史的な負の感情もものすごく強い。
なのにドイツ政府もロシア政府も割り切り感がある。
ドイツ人と日本人では国民性が異なると言ってしまえばそれまでだけど・・・。
日本は国民感情を優先しすぎるのかな?
その割に日米関係には国民感情を持ち出さないので、
一貫性は無いよね?!

外務省も何かと言うと「北方領土」問題しか持ち出さないので、
将来的な両国関係のビジョンが見えてこない外交政策に
アタイは疑問を感じていて、佐藤氏の著作を読んだら、
今後もなかなかその関係は向上しなそうな気がして落胆してしまったのだ。
日露平和条約の締結から座礁してるくらいなので
果てしない気分になるね。
尽力しようとした人は葬り去られたわけだし。
ウヨも黙ってないし。
そういう意味ではこの問題に取り組んでる外務省の人たちには頭が下がる。

佐藤氏の時代に一極集中で取り組んで失敗してるんだから、
視点を変えてもっと世界的な外交戦略の一環として捉えたほうが
いいんじゃないのかなーと素人クロネコは考えるんだけど。
ロシアもドイツも他国との外交戦略はものすごくダイナミックなのよね。
地理的な理由もあるけど、世界はアメリカだけじゃないんだ
と言うことを分かった上で政治を行ってるのが見て取れる。
もちろん世界はロシアだけでもないんだから、
日本もロシア一国との関係を強化する目的ではなく、
もっと広い意味での外交戦略があれば、
その一環としてロシアとの関係も強化せざるを得ないんじゃないかなあと・・・
そんな戦略は無いのかなあと素人のクロネコは考えてしまった。

外務省の人たちは佐藤氏が言うところの
「外務省と言う水槽の中を泳いでいたいだけ」で、
水槽をいかに心地よい状態に維持するか?しか考えてないんだそう。
世界的外交戦略も何もあったもんじゃないというか・・・。
戦略は外務省が考えるのか?時の政府が考えるのか?と言えば
「政府」だと思うので、快適な水槽を作っておくのも
間違いでは無いのかもしれないけど・・・。

佐藤氏によると外務省の職員は100%が「親米」なんだそう。
結論的には全員親米だけども、
冷戦終了後の外交戦略としての親米の背景には3パターンあるんだそう
(当時の外務省だから今は分からないけど)。
どの背景を取るかで日本の外交方針が異なってくるんだとか。

1は今までと同じアメリカに日本を守ってもらう案。
中国やロシアと外交ゲームをしなくても
アメリカに追随しておけば問題無し!という他力本願案。

2はアジア主義。地理的、歴史的に日本はアジアの一環として
進んでいくべしという案。

3は地政学論。日、米、中国、ロシアの4大国のパワーゲームが強まるため、
日本とロシアを近づけて他の国に優位に立つと言う案。

つまりどの案が力を持つかが外務省内の内部抗争なんだそう。
さらにそこに学閥のような派閥が絡み合うんだそうで。
この外交方針に欧州が入ってないのが何となく不思議。
それにしても。
人間って組織が出来ると権力争いをする生き物なんだねえ。
この外交方針派閥が今どうなってるのか不明だけど、
3の案は鈴木宗男氏逮捕のあと力を無くしていったんだそうで。
アタイは3が面白いと思うので残念なり。
でも2も面白いよね。
1の案はそろそろ脱却する時期だと思うんでね。


本書の中で佐藤氏が触れている内容で
ものすごく興味深い記述があった。
それはイスラエルの大学教授が発言した「世界におけるロシア観」。

「ロシアはユーラシア国家で東に向けた顔と西に向けた顔がある。
・欧米のロシア専門家は東に向けた顔に十分な関心を
持っていないので北方領土問題認識は不十分である。
・日本のロシア専門家はアメリカのロシア研究は熟知しているが
西欧、イスラエルの研究にはほとんど関心を払っていない。」
と言う記述。

これは、まさしくアタイが違和感を感じていたことなので、すごく嬉しくなった。
まあ、アタイの場合はただのミーハープーチン閣下ファンなので、
ちょっと次元が異なるんだけど、それでもファン視点で見ていて、
違和感を感じるんだよね。

日本のロシア観は、親ロシアな人も反ロシアな人も
米英のロシア観を熟知していて、
同じ認識で世界中が動いていると思ってるような印象を受けるのよね。
親ロシアと反ロシアの違いは、親ロシアな人は
さらにロシア人の考え方も熟知している点。
反ロシア人の人はそこが全く読み取れてないのでお粗末な分析になってるかな。

ドイツラントでプーチン閣下をウォッチしていると
欧州のロシア観は一味また違ってる印象を受けるのよね。
反ロシア調が幅を利かせている割には、
どこの国も政治的な結びつきが強いという複雑な状態。
地理的な近さもあってロシア通の人たちも
それなりに多いので、ロシア人の考え方を理解してる人も多いと言える。
なので彼らはロシアを分かった上で
自分たちの利害を優先させた動きをしているのかなと考えられるんだけど、
欧州在住の日本人ジャーナリストはそこをすっ飛ばして
うわべの反ロシアのみを読み取ってる気がするというか。
表面上の反ロシア論調のみを捉えてそれを
「欧州のロシア観」と位置づけてる印象。
彼らは頭の中で無意識に「自分たちは欧州人だ!」
と言う考えに支配されているので、
東に向けたロシアの顔の分析は一切見られない。

イスラエルという視点は日本に居る日本のジャーナリストからも
欧州在住日本人ジャーナリストからも見落とされてる気がする。
ドイツ在住だとユダヤは歴史的な絡みがあるので知らないとは思えないけども、
ロシアとのイスラエルの関係をわざわざウォッチしてる人は
あまり居ない気がする。
アタイはたまたま以前知り合いで、ドイツ在住ロシア生まれのイスラエル人が
居たので、この本を読む前からロシアとイスラエルの関係性を知って居たのと、
日本でも以前からイスラエルをウォッチしてる人は知ってたので、
そういうチャンスでも無いと普通は知らないかもしれない。
佐藤氏でさえその関係性を偶然知るに至ったと書いてあるくらいだから、
気をつけてないと見落とす関係ではあるんだろうなと。

メディア報道でも、イスラエルの大学教授が言うロシアに関しての
日本の分析も、ベイコクの分析も、欧州の分析も一方的ということが言えると思うし、
それこそがアタイが感じていた違和感なんだと思う。
ロシアは世界一国土面積が広くてユーラシア大陸を
何千キロもカバーしてるんだから、
双方を融合した見方をしないと片手落ちになるのかなあと。
外交の場で言えば、その点本書に出てくる元駐オランダ大使の東郷氏こそが、
ロシアにも通じていて、米国、欧州にも通じていたので
このユーラシア概念を理解できる人だと思ったんだけど、
残念ながら彼もこの事件に巻き込まれてしまったので
力を発揮できないということになる。

アタイはベイコクとイスラエルの分析にはあまり興味が無いので、
今後も欧州とロシアの相互視点と、
日露相互視点を融合させた感じでプーチン閣下を
ミーハーにウォッチしていこうと思った。笑
結局片手落ちだけどアタイは素人だからそれでいいのだ。

佐藤氏の本を読んだり、ウェブ記事を読む限りでは
佐藤氏のロシア観はアタイのロシア観とはあまり合致しない。
まあ、アタイはただのミーハーだから当然なんだけど。

佐藤氏は中立的、客観的、そして日本の内部的な位置から
書いてる気がするかなあ。
佐藤氏はロシア事情に詳しく、ロシア語ペラペラ、
経験豊富、頭も良い、なのにそのスタンスが釈然としないというか。
それは彼が外務省職員としての考え方にのっとって
言動を考えてるからなのか、
諸外国に日本の考え方を悟られたくないからなのか・・・。
読者に反感を持たせない反面、
容易にシンパシーも感じさせない文体と言うか。
ただ、佐藤氏は故米原万里さんと
非常に親しかったと書いてあったので、
そういう意味では彼は本音を隠してるのかなあと言う気がしないでもない。
あれだけロシア側から信頼を勝ち得ているんだから、
相当信頼できる人なんだろうなと勝手に想像することにしよう。笑

それにしても読書感想文が長すぎ・・・。笑


・顔の無い男: 熊谷徹
この本は東ドイツ時代に秘密警察シュタージのトップに君臨した、
マルクス・ヴォルフについてのルポタージュ。
以前感想文を書いたので詳細は割愛。
こないだアタイの愛読書「プーチン自らを語る」を
読み直してたら(何回も読んでるんで笑)、
彼のプーチン閣下へのコメントが載ってたので
おお!と思ってしまった。
プーチンへのネガティブ発言だったんだけど・・・。苦笑
ヴォルフがシュタージトップだった最後の時期と、
プーチン閣下がKGBとしてドレスデンで勤務していた時期が
僅かながらかぶってたので、
ドイツラントのメディアが多分インタビューしたのかなと。
と言っても今から10年くらい前のコメントなので
古いと言えば古いし、それに対しプーチン閣下は
いつものプーチン節でうまく交わしている。
ヴォルフは親ソ連だったのでお互い悪意の無いコメント応酬とも読み取れるかな?!

単にアタイとしては、2月に「顔の無い男」の読書感想を書いた時点で
想像してたとおりのことが、「プーチン自らを語る」に書いてあることに
再読して気がついたので嬉しくなったといいたかっただけというか。笑


<文庫>
・一度も植民地になったことがない日本:デュラン・れい子
なかなかインパクトのあるタイトルだったので
思わず買ってしまったんだけど、
フランス南部在住のスウェーデン人の旦那さんを持つ著者の
欧州人観および欧州ライフエッセイ。

これがとっても面白い。
著者の年齢は多分50歳くらいかな。
なので時折感覚的にアタイとあわない記述もあるんだけど、
でも新しい情報も満載で「うん、うん!」とうなづきながら読める。
欧州に住んでると同じように欧州に住んでる日本人女性の著書は面白いし、
共感できるんだよね。

・英国貴族と結婚した私:マークス寿子
これはサユリさんが貸してくれた本。
同じく欧州人と結婚した日本女性の自伝。
女性の生き方について考えさせられる。
20代前半に読んでいたら内容を全面的に肯定した気がするけど、
アタイもだんだん臆病になってきてるので、
読みながらいろいろ考えてしまった。
果たしてここまで強くなれるか?とかね。
彼女は賢いだけではなく、とっても変わった方で、
視点が面白くて唸らされることしきり。
なんせ貴族と結婚しちゃった人だからね。
ヨーコ・オノくらい凄いってことになる。

著者が日本から英国に渡ったのがアタイの生まれる前の1971年。
大学の研究員の職を得て移住を決めたそうだけど、
そこに至るまでも時代が時代だから苦労されたんだとうなと。
とにかく波乱万丈。

大学時代に親の反対を押し切って学生結婚をしたものの、
仕事を続けることに対し旦那の理解を得られず体調を崩し離婚。
それから仕事をこなしているうちにひょんなことから渡英することに。
渡英の仕方も普通に飛行機に乗って行くのではなく、
南まわりでアジア諸外国を放浪しながら半年くらい掛けて英国まで旅してる。
その間様々な経験をされてるんだけど、
この時点であまりのバイタリティと冒険心にクロネコは唖然としちゃった。
こんな凄い人が居るなんてーとね。

んで、英国で働きながら暮らすうちに
英国のチェーンストア、マークス・アンド・スペンサーの創立者の孫と結婚。
英国は歴史的な貴族じゃなくても何かことを成し遂げると
爵位をもらえるんだそうで。
ポール・マッカートニーも確かサーだったよね。
最近は法律が変わってるので代々貴族じゃない人が爵位をもらった場合、
その人一代限りの爵位なんだそう。
著者の旦那さんは実家が爵位をもらったのが法律改定前だそうなので、
その旦那さんの代で爵位は終わるんだとかで。
なんかややこしい仕組みだね。
とにかく大金持ちの実業家の家に生まれ爵位のある人と
結婚をした著者はレディと言う称号がつくようになったんだそう。
それからの暮らしについても記述があるけど、
本人にそのつもりが無くても階級社会国家イギリスだから
その立場にふさわしい振る舞いをしないとナメられるみたい。

結局彼女は貴族さんと離婚し、
また一人で独立して生きていく・・・で本は終わってる。
何だかパワフルで強い人なのでそれでいいんだろうなーって気になる。
彼女は人生においても出会う男性においても
情熱がほとばしってる人なんだろうなあと。
それにしても著者は大学時代日本で
浮きまくってたんだろうなーって想像してしまった。
と言うより昔の日本じゃ彼女の能力を生かせないので
渡英は正しかっただろうなと。
海外生活で荒波にもまれるうちに、
さらに芯の強い女性になっていくのが読み取れて、
うーんと唸ってしまった。
彼女は特別な存在だ!と分かっていても
ついつい自分を省みてしまってね。
とてもアタイにはそのバイタリティも情熱も無さそうだなあと・・・。
さてさてアタイはどこへ行くんだろう~。笑



<小説>

・サウス・バウンド 上下 :奥田英朗
これは知人が日本から持ってきてくれた本なんだけど、
すっごくすっごく面白かった!
主人公の少年の成長物語とも言えるかな。
親がぶっ飛んでると子供は苦労するけど、
親の凄さにも気づいて成長するんだなあって感じで。
映画化もされてるみたいなので機会があれば見てみたいなーと思った。
アタイはこの小説はすばらしい!
と思ったのでケイチィに薦めたんだけど、彼女は駄目だったっぽい。
思想が絡むものは万人受けしない良い例かなと。
多分女性はあまり好きじゃない本かも。

・凍える牙:乃南アサ
うちのおっかさんが強力プッシュしてたので読んでみたんだけど、
今思えば変なエンディングかなーと言う気がしないでもない。
読んでるときはグイグイとストーリーにひきつけられて、
とことんその中に入っていってしまったので、
作者の描写というか書き方がうまいんだと思う。

今年の5月にモスクワからの帰りの飛行機の中で読み始めて、
そのストーリーに没頭しすぎて、ケルンからの帰りの電車の中に、
モスクワで買ったお土産類すべてを忘れてきてしまったのよね。涙
なのでアタイにとっては何だか嫌な思い出の本になってしまった・・・。
自分のせいなんだけど。

・贅沢な恋人たち:オムニバス
村上龍、森瑤子、唯川恵等がラブストーリー短編を
それぞれ書いたものが一冊にまとまってるんだけど、
何だかどれもピンとこない感じだった。
ピンと来ても困るようなストーリーなんだけどね。笑

山川健一氏の小説を読むのは20年ぶりくらいだったので、
ある意味面白かったんだけど、この本はただの時間つぶし用かなーと。

<エッセイ>
・東京のオカヤマ人:岩井志麻子
オカヤマ出身の変態ホラー作家と言えばの岩井志麻子さん。
この本も独特の雰囲気で面白い。
章のタイトルが常にオカヤマ弁なのが良い感じ。
うちはおとっつあんがオカヤマ出身なので、
親戚がオカヤマ弁をしゃべることもあって、
ほんのちょっとならアタイも分かる。
でも5%くらいかな。
ちなみにうちのおとっつあんは全然オカヤマ弁をしゃべらない。笑

・服が掟だ!:石川三千花
古本屋で安売りしてたので買ってみたんだけど、
この本が書かれたのがバブル後くらいだったのかな、
だから内容が古臭くて正直全然面白くなかった。
勝手にシネマ!とか好きで昔よく見てたので、
懐かしいなーと思って手に取ったんだけど失敗だった。

以上で読書リスト2008終了。
長かったー。笑
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by kuronekomusume | 2008-12-22 00:38 | 読書感想 | Comments(0)

読書リスト2008 その3

その3。

<新書>
・世界のジョーク集:早坂隆
この本は確かベストセラーになっていたかな?
いわゆる外国人のジョークを集めたものだけど、
今回分かったのは、こういうジョークは
誰かに言葉で説明されるよりも活字で読んだほうが断然面白い。
有名なのでは、船が沈みそうなので船長が船客を
海に飛び込ませるために言った言葉ってやつ。

アメリカ人には「飛び込めばヒーローになれますよ」、
ドイツ人には「飛び込むのは規則ですから」、
日本人には「みんな飛び込んでますよ」
って言えば海に飛び込むって言うジョークね。
他にも似たようなジョークをいろいろ書いてあって、なかなか面白い。

個人的に気に入ったのは国を女性に例えているジョーク。
詳細は手元に無いので忘れちゃったけど旨く例えてて面白い。
女性が女性としてピークを迎えるのは世界では20代~30代なので、
世界で人気のある国がその年代に例えられてる。
イタリアとかおフランスとか。
日本では10代とか20代前半の女性が
最も価値あると思ってる男性が多いから、
その定義はちょっと異なるんだろうけど。
でもこのジョークは言いえて妙。

あともうひとつ面白いなーと思ったのが
「日本を怒らせるには」ってやつ。
各国首脳が集まって日本を怒らせるには
どうすればいいか?と議論している中、
韓国が「領土を主張しても無理だ、
韓国が主張したけど日本は怒らなかった」と言い、
ロシアも「確かに。うちも領土を返還してないけど
日本は怒らない」と言ったので、
北朝鮮が「よーし、じゃあミサイルを発射すれば
さすがに日本は怒るだろう」と言ったところ、
アメリカが「いや、それは既に試したけど怒らなかった。」
って言うオチ。
相当ブラックなんだけど、なるほどねーって感じで笑えちゃった。
けどこの話をうちのおとっつあんにしたところ、
「うーん、日本人は白人コンプレックスがあるから
白人には怒らないけど、アジア人に対しては
優越感を持ってるから、
もし北朝鮮がミサイルを発射したら
とことんやり返すだろうなー」って言ってた。
それも一理あるかもー。

この本の面白いところは、著者が東欧の国で
住んでた経験があるところ。
ともすればベイコク視点しか持ってない著者が多い中、
この方の視点は欧州や東欧を含めて多角的なので
読んでいて新しい感じがするし、面白いと思えるんだろうなと。


・すべては脳からはじまる:茂木健一郎
確かこの茂木さんは今日本では時の人では?
前回帰省時、彼の著書を本屋さんで多く見かけたので。
この本は借り物なんだけど、最初のほうを読んだとき
「思ったより面白くないなー」って思ったんす。
でもそれはタイトルが大げさ過ぎるからかなと。
読者に過剰な期待を与えるというか。
こういうタイプの本は大抵著者が章ごとに「一刀両断!」
と言う感じで結論をバシっと書いてることが多いので、
アタイはそういう明確さを期待してしまうのよね。
でも本書はそういうタイプの本ではない。
結論とかほとんど無いし、オチさえも時には無い。
つまり、タイトルを忘れて、
脳のことについて書いてるエッセイだと思って読めば
急にこの本が面白く感じられてくる。
そもそも脳とは神秘的なものなので
安易に結論付けるのは不可能なんだよね。
だからこそ何か新しい情報を知りたい!
と言う期待が湧き上がってくるんだけど。
でも今まで不可思議で解決されてないことが
急に一冊の本で分かることなんて、無理な話なんだから、
脳科学者に過大な期待を押し付けてはいけないのよね。

本書の中でアタイが面白いと思ったのは3つある。

ひとつめ:常々から「アタイは京都は好きだし、
あの京都の伝統をきちんと守り抜いて
現代に息づかせている京都人には尊敬の念を感じている。
でも京都人の傲慢さが好きになれない。」と思っていて。
彼らは観光客に京都の良さを開放しているにも関わらず、
「見せてあげるけど、この伝統は
自分たちにしか守ることが出来ないし、
しょせんこの良さも自分たちにしか分からない。」
と思っているんじゃないかと感じてて。
と言うのも彼らがそういう気持ちを隠さないから、
ヒシヒシと伝わってくるのでね。
残念ながらこれは京都好きな外人友達では分からない感覚。
たぶん日本人にしか分からない京都人の嫌な部分
なんじゃないかなあと。

と以前から苦々しく思ってたんだけど、
その謎がこの本で見事に解けた!
茂木氏いわく、「人間の知性の本質は人との
生き生きとしたコミュニケーションに生まれる」と書いてるんだけど、
「時として余人の及ばぬ境地に
達しようと努力する場合は、
他者との関係を絶つのが不可避になることがある」んだそうで。
良い例として、京都が好きな人はよく
「京都は好きだけど人はちょっと・・・」と言うんだそう。
茂木さんによると、それこそがこの「他者との関係を絶つ」
に関係するのでは?ってことだった。
つまり京都の伝統を守り抜くには
外との関係を絶つ心の状態が必須である、と言う理論。
なるほどなーと納得しちゃった。
それならあの京都人の傲慢さが説明できるのでね。

二つ目:「ユーミンの創造性の秘密」
と言うユーミンに行ったインタビューの感想を書かれている章。
アタイの仲のいい友達に
「言動が非常に道徳的で論理的なのに、
行動が非道徳的」な人がいて、
時折その人の考え方を理解するのが困難だったんだけど、
この章を読んだらなんとなく分かったと言うか、
ヒントになった気がする。
それが「ギャップ理論」。
優れた作品を作り上げる人には、
その作品とまったく異なる人格を持ってる場合があるんだそうで。
モーツアルトがその典型なんだそう。
作品は完璧な美しさを持っているのに、
モーツアルトの人格はハチャメチャだったと言うことから
「ギャップ理論」と呼ばれてるんだそう。
何だか分かる気がするというかねー。
今後も友人をそういう目でチェックしてみようと思った次第。笑

三つ目は「ゆるがぬ自信を持つリーダー」について。
茂木氏は常々、「知性というものは
自分自身の立場を疑うところから始まる」ため、
自意識過剰な人間は自己懐疑をしないので
成長しないと思っておられるんだそうで。
これにはアタイも同意するなーと思いながら読んでいたら、
茂木氏いわく「リーダー格の立場の人においては、
自己懐疑などあってはいけない」んだそう。
リーダーが「あ、もしかしたら失敗するかも。どうしよう・・・・。」
等と結論を迷っているようでは部下はついていけないので、
たとえ部下が不安がっていても
「何の問題も無い!このまま進むので正しいんだ!」
と言い切るゆるぎない自信が必要なんだとのこと。
揺るがない自信を支えるのは脳内の「論理的思考」なんだそう。
アタイはリーダー資質等持ち合わせていないので、
いつも自己懐疑ばかりしてる。
それで知性が成長してるかどうかは分からんけども・・・。

でもロジックが明らかになれば揺ぎ無い強いものが
心に沸いてくるので、確かに言えてるーと思ったのだ。
それに確かに「断言型」の
自信に満ち溢れているリーダーの代表であるプーチン閣下は
かなり論理的思考能力が高い人だとお見受けするので
さらに納得してしまった。
茂木氏の著作は他にもたくさんあるみたいなので、
来週日本に帰ったらまた何か探してみよう。
脳ってやっぱり面白いね。


・国家の品格:藤原正彦
日本がどうあるべきか、日本人がどうあるべきか?
を明確に言い切ってるこの本は大変すがすがしくて読み終わった後、
アタイは「日本人としての誇り」が心の中から沸いてくるのを感じた。
海外に住む日本人はこの本を読むといいと思う。

ウヨのようなナショナリズムでは無く、
パトリオティズムの愛国心と言うか祖国愛がふつふつと沸いてくるので
海外在住日本人には良い影響を与える本だと思うから。
もともとパトリオットなアタイはさらにその思いを強くしたし、
日本最高!って気分になれたので。
今後は落ち込んだときにこの本を読みたいと思う。
アタイは、外国に住む日本人の中で、
「日本も日本人も大嫌い」って言い切るような人間は一切信用しないことにしてる。
そういう人は日本でたいていの場合何ひとつ成し得てない人間だろうし、
日本人の良さが分からないのに異国の良さを分かってると
思えないからなんす。
それに祖国を馬鹿にするような人のことを許せないからなんす。
お前に問題があるんだよ!って逆に思っちゃう。
ま、なのでこの本は凄くアタイの気分に
マッチした本だったってワケです。

・偽善エコロジー:武田邦彦
この本ってクロネコが飛びつきそうなタイトルだよねー。笑
内容はタイトル通り、現状世間一般で「エコロジーな活動だ!」
と信じられているものを片っ端から科学的に反論している本。
世間の常識に真っ向から反対するような検証文に
とってもびっくりした。
どれを信じるか、何を信じるかは人それぞれだけど、
何せこの著者は科学者だし、
どれも科学的に立証してるんで信憑性を感じちゃうというか。
アタイはこの本を読んで全部を信用したわけじゃないけど、
少なくとも行政に対しては「猜疑心」が芽生えてしまった。
でもそれは悪いことじゃないと思う。

アタイはつねづね何となーく、
昨今のエコロジーブームに胡散臭さを感じ取ってたんす。
なので、これまた見事にこの本は
アタイの時流とマッチしてた。
そんなアタイの疑問に見事に答えてくれたというか。

エコロジーブームに疑問を感じたのは
ドイツに住んでるからなんす。
なんかねー、日本人って「ドイツはエコロジー大国!」
って思い込んでると思うし、そういう報道が多いと思うんだけど、
アタイは暮らして気がついたけど、そうでもない気がしてて。
日本人の方がはるかにエコロジーだ!
と思ってたらこの本にもそう書いてあったので、
やっぱりなーと納得した次第。笑

アタイの独断と偏見によると
「ドイツ人はエコロジー精神が旺盛なのではなく、
単なるどケチ民族である!」ってことなんす。
日本人の想像を超えたケチなんす。
なおかつ個人がそれぞれかなり合理的なので、
「コストが減るなら実行する!」と考える人が多いのよね。
これは、うまくことが運んだ場合に、
結果的に「エコロジーになる」に過ぎないんす。

良い例がペットボトルやビンの回収。
ペットボトルのラベルをドイツランドでははがしてはいけない。
理由は回収するのがお店だから。
お店が回収してるブランドのラベルを認識して
そのペットボトルのみデポジットを支払うからなんす。
日本と違ってペットボトルを返却すると
消費者はお金が返ってくる仕組みなんす。

ビンビールの回収率が高いのも
消費者にお金が戻ってくるから。
子供からお年寄り、そして浮浪者までもが
徹底してビンを回収できるのは、
高度に全国民が環境を考えてるからではなく、
ケチだからなんだと思う。
加えて缶ビールより瓶ビールの方が美味しいからってのもある。
でもそれが結果的に環境にいいんだから最高じゃないか!
とドイツ人は考えてる。
ま、これについてはアタイも異論は無い。

問題はうまく回っていない悪い例。
それのひとつがディーゼル車だと思う。
ドイツラントではガソリンスタンドに行くと
ガソリン車とディーゼル車用のが二つ並んでる。
普通のアウディでもガソリンモデルとディーゼルモデルがあるからで。
ディーゼルの方が燃費がいいので
ドイツラントではディーゼル車に乗ってる人が多い。
日本でディーゼルと言えばトラックくらいしか
思いつかなかったんだけど・・・。(乗用車もあるのかな?)

実はディーゼル車は排ガスが多い。
空気汚染度で言えばディーゼルの方が悪い。
森林の中を走るアウトバーンで
ディーゼル車から排ガスを撒き散らす行為は、
果たしてエコロジー大国と言えるのかどうかって話。
とはいえ。
うちの会社の製品なんかは、運よく、
こんなドイツ人気質にマッチしたコンセプトだったので、
やたらとドイツラントでシェアが高かったりするから、
ケチなドイツ人あってのアタイの職場なんだよね。
だからこそこの点に気がついたってのもあるんだけど。

この本を読み終わると、ゴミの分別も、
ペットボトルの回収も、エコバッグも
どれもこれも無駄だから止めちゃっていいんだなーと思える。
つまり気が楽になる。
自己満足のエコロジー活動は騙されてるだけだったんだーと。
確かに欧州でも国によってレベルが違うから、
地球規模で考えると何か効果があるのかなー
って果てしない気分になるもんねえ。

じゃあどうすればいいのか?と言うと、
何でもかんでも使い捨てにするのでは無く、
一度買ったものを大事にずーっと使えば無駄な製造が不要になるから、
資源をセーブできるんだって書いてあった。
確かにそうだよなーと。
ついつい、すぐ買い換えちゃえ!って安易に考えるもんね。
特にアタイはその傾向が強いし。
もっと物を大事にしなければね。

ドイツ流ケチケチ生活は、経費削減になるので、
自分の財布のためには今までどおり続けるのも悪くないかなと。
エコとは関係が無いと分かったってことで一件落着。


・世間のウソ:日垣隆
これまたクロネコの好きそうなタイトル。
アタイってこういうのに釣られる節があるよね。
この本はウソには色んな種類があるけれども
「世論を誤らせる構造的なウソ」を取り上げている。
メディアが作り上げいる報道にはウソが多いと言うことを紹介し、
そういった誤りのニュースは事実を元に検証すれば
見抜けると言うある意味助言書といえるかなあと。

とはいえ。
最近はメディアのニュースが偏っているのがアカラサマ過ぎるので、
何でもかんでもテレビやネットのニュース報道を信用する人は
以前ほどは居ないと思う。

アタイはいつ頃からか覚えてないけど
日本に住んでたころから一般的なニュース報道に関しては
懐疑的になってしまってて。
特に事実のみを報道してるかのようなニュース番組が
一番ヒドイなあと思ってて。
それ以外のニュースなんてウソ報道をする必要が無いから
当然なんだけど。

さらに、たまたまプーチン閣下ファンをやってるから
特に大国メディアの報道にまったくもって懐疑的になってしまって。
この本には新しいことは書いてなかったかなーと。
やっぱりなーとか、薄々そう思ってたなあーっていう
内容が多いと言えるかな。
この本は面白い内容のはずなのに特に記憶に残ってない理由が
自分でも良く分からないや。

まだ「その4」に続く
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by kuronekomusume | 2008-12-21 11:33 | 読書感想 | Comments(1)

読書リスト2008 その2

その2です。

<知識書>

・神道入門:武光誠
伏見稲荷大社に行って以来、神道に興味を持ったので、
帰省する度に「神道」関係の本を買って勉強してる。
他の宗教と比較してもかなり興味深いし、
知れば知るほど好きになるし、
日本人としての感覚が自分の中でクリアになるので、
今後もっと知りたいと思うし神社にも行ってみたい。
あわせて同じシリーズの「仏教入門」も読んでるところ。
こちらも日本人として興味が尽きないテーマなので。

・江戸の浮世絵:
浮世絵の見方などを解説している本。
昔から浮世絵は好きなのでもっと知識を深めたいなあと。

・一日江戸人:杉浦 日向子
江戸人の特徴を面白おかしく書き綴っていて楽しい本。
江戸庶民の食事の描写を読んでると食べたくなってくるし、
深川散歩案内などは今すぐにでも行きたくなる。
筆者は故人だけど江戸案内においては今でも第一人者かなあと。


<時代小説>

・江戸職人忌憚:作者名を忘れてしまった。
江戸の凧職人や、細工職人、大工さんが章ごとに
主人公になっていて、彼らの仕事に
クローズアップしつつも職人の世界を描いている。
大工さんの恋の話がとても心に残っていい感じ。
どれも簡潔な文体なのにさわやかな気分になる。

・鬼平犯科帳1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15 :池波正太郎
1年前ためしに1巻を買ってみたところ・・・大変面白いことが判明!
池波氏のサバサバしてて男性的な文章にぐいぐいのめり込んでしまった。
人物描写は極力省いてあって、その時々の登場人物を客観的に
描いてるのに人物キャラがすごく良く分かる。
鬼平の人間性がこれまた凄い。リーダーとしての資質を
備えているだけにあらず、下界にも通じたざっくばらんな性格で、
盗賊さえも降伏させる力を持ってる。
ついでにアタイも降伏。笑
盗賊たちも鬼畜から人格者までと幅広くバラエティ豊か。
とにかく面白くて一度読み始めるとやめられない。
鬼平の本宅がかつてあった場所の近くに
アタイは以前住んでいたので、
江戸の描写なのに読んでいて懐かしくなるのも魅力のひとつ。
あと10冊くらいシリーズがあるはずなので、来年も楽しむつもり。

・御宿かわせみ 宝船祭り:平岩弓枝
・御宿かわせみ 水郷から来た女:平岩弓枝
・御宿かわせみ 狐の嫁入り:平岩弓枝
・御宿かわせみ 酸漿は殺しの口笛:平岩弓枝
・御宿かわせみ 佐助の牡丹:平岩弓枝
いつもの平岩弓枝さんの「かわせみ」シリーズ。
こちらは江戸時代の宿を舞台に繰り広げられる事件等が
ストーリーの中核。
平岩さんの緻密な江戸描写は読んでいて安心感があるけども、
池波氏の本を読んでしまうとダイナミックさに欠ける気がしてしまった・・・。
でもこのシリーズも大変面白い。

・新御宿かわせみ 横浜慕情:平岩弓枝
・新恩宿かわせみ 華族婦人の忘れ物:平岩弓枝
御宿かわせみの新シリーズ。
新バージョンは旧バージョンの主人公たちの子供たちが主役。
そして舞台も「明治時代」に。
この描写がまた秀逸。
江戸から明治に変わって戸惑う人たちや、
順応していく若い世代がうまく描かれてるのと、
かつて東京にあった異国人の居留地についての描写も
多く読んでいるとその時代が目に浮かぶような気がしてくる。
イメージは江戸東京博物館で見た明治時代の建物。
銀座表通りのみ西洋風建物が並んでいて
その裏の通りには江戸時代のままの長屋が
連なっている印象的な模型があるのだ。
文明開化しきれない日本人たちが愛おしいなーと思えるというか。
まだまだシリーズは続くので今後が楽しみ。

・はやぶさ新八御用帳1 大奥の恋人:平岩弓枝
・はやぶさ新八御用旅2 中仙道六十九次:平岩弓枝
同じく平岩さんの1冊完結型の江戸捕り物小説。
大奥に密偵を送り込む第一巻はハラハラして面白い。
実は御用旅を読んで、中仙道が埼玉を経由して
京都へ行く道だと知ったバカなクロネコ。
てっきり東北方面に行く道だと思い込んでいたので
認識を新たにした次第。
当時は長い道のりを歩いて移動してたんだなあーと
自分も一緒に旅してる気分になれる作品。
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by kuronekomusume | 2008-12-19 08:44 | 読書感想 | Comments(0)

読書リスト2008 その1

毎年読んだ本を書きとめてるので
今年も「2008年今日まで」に読み終えてる本を書いてみる。
まだ読んでる途中のものが2冊くらいあるけど今年中には
読み終わりそうにないのでそれは来年分に。
読んだものでも既に内容を忘れてるのがいくつかあるなー。

今年はかなり読んだ気がしてて、数えてみたら42冊。
アタイの年間読書目標は12冊なので実に4年分。
これは自己最多かもー。
けど数を読んでる割には、本の内容に
ものすごい偏りがあるから何とも言えないー。笑
アタイ今年は「鬼平犯科帳」シリーズにはまっちゃいましてね。
鬼平だけで15冊も読んじゃったのよねー。
おほほ。
なので幾らたくさんの本を読んでたとしてもあまり意味は無い。
身になってないというか、知識にはなってないというか。
江戸時代の盗賊用語に多少詳しくなっても
あまり日々の暮らしに役に立たないかなーと。笑

道理で、本をたくさん読んでる割に語彙が
頭の中から消えていってるわけだ。
納得の結果と言うか・・・。
昔はあまり読書をしてなかったので、
なんとなく活字コンプレックスがあって、
本をよく読んでる人は頭が良いに違いない!
と思い込んでたのよね。
「文章がうまくなって語彙が増えて、
なおかつ理論的になれる」と信じてたと言うか。
でも読む本の内容が偏ってると
それは当てはまらないんだろうなーと。涙

読む本のジャンルによって脳の使い方も違うだろうしね。
小説を読み出すと頭が違う世界に行ってしまうので、
思考力があまり鍛えられない気がしてて。
代わりに想像力はつきそうだけど。

アタイはときおり専門書や、
新書やノンフィクションやらを読むのが好きで。
ふむふむ・・・と考えながら読むのよね。
なんだか脳が活性化するみたいで楽しいのだ。
だからと言って、自分の頭が良くなると言う保障は無いんだけど。
たぶん繰り返し同じ本を読まないと
記憶に残らないんだと思う。
現に、読んだ時は衝撃を受けた本でも
しばらく経つと、何で感動したかを
忘れてることが多いので。

ま、とはいえ、読書は楽しいし、
今じゃ趣味と言えるんじゃないかなーと。笑
2008年に読んだ本のタイトル以外にも
面白かったものにはコメントもつけてみた。
では、行ってみよー。

けど長いから3部に分けまする。
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by kuronekomusume | 2008-12-19 08:03 | 読書感想 | Comments(0)

久々の飲み会

今日はアムスからチューザイインの皆様が
デュスに出張に来られてたので
夜みんなでご飯を一緒に食べた。
いわゆる飲み会。
いわゆる忘年会。

最初メンツを聞いたとき、
うーん・・・風邪気味の時に騒ぐと
治りが遅くなるし
ぶり返すんだよなー。
と悩んでて。
メンツがメンツだしなーとも。

アタイったらアルコールが少しでも入ると
かなり大笑いして、大声で騒いじゃうタイプ
なので、どうしても喉を痛めるんす。

けど最終的にアタイの好きなメンバーが
参加することが分かったので
これはパスしてる場合じゃないわい!
と風邪治り気味の体をおして参加した。

結果。
超超笑いまくってものすごおおおおおく楽しかった!
アタイね、時たま日本語の渦に飲まれたくなるんす。
んで、高速で日本語をパパパパパっとしゃべりたくなるんす。
さもないと日本語が錆びちゃう感じがして。
なおかつ、面白いことをタイミングよく言えなくなるような気がして。

なので。
アムスからの人たちと時々一緒にバカ騒ぎをするのは
非常にストレス発散になるし、
楽しいのよねー。
ノリが合う人たちが居ればこれまた最高。

終始くだらないネタでずーっとギャグを
言い続けて、ずーっと笑う感じ。

実はねえ。
クロネコはヨーロッパ支社の社長が大好きなんす。
もう、とことん尊敬してるし、
社長のためなら何でもします!!!
ってくらいかなり傾倒してるんす。
色々ほんとうにお世話になってるし
何だか余りある処遇を与えてくださってるし。
何より社長のスピーチが良い、すごく良い。
クロネコは年に数回も聞くチャンスが無いんだけど
聞いたときは大抵猛烈に感動してる。

アタイって自分でも分かってるんだけど
昔から強いリーダーシップを発揮するボスに弱いんす。
一度尊敬しちゃうととことん尊敬。
あとは、仁義にも厚いんす。
一度温情措置を取ってもらったりすると
一生ご恩は忘れません!!!って心の中で誓う。

けどねー。
クロネコはシャイだからそういうことは
決して本人には言わないんだー。
大尊敬してるけどそれはアタイの心の中に
留めておくだけなのだ。
社長に限らず、友達に対してもそういうのが
結構あるかも。
男友達に対して特にそういう気持ちがあるなー。
感謝とか、リスペクトの気持ちが強くなるというかね。
アタイの気持ちは無条件なので相手がたとえ
ミスを犯したとしても、決してそのリスペクトが
消えることは無いんだよねー。
一度仁義を感じちゃうとそれはずーっと続くみたい。

アタイは思い込みが激しいなー。笑

そんな感じで社長はほんとうに素晴らしい人なんだけど。
実はアタイが社長を好きな一番の理由は
「ノリツッコミが最高に上手いから」だったりする。
とにかくねー、何だかノリが最高に良い人なんす。
かなりギリギリのことをアタイも気兼ね無く言ってるんだけど
普通社長クラスだと怒り出したりすると思うのよね。
けど社長はほんとうにノリ良く笑いを取っちゃうタイプ。
ものすごく面白くて笑いが止まらなくなる。
日本の芸能界からハリウッドまで網羅したその知識は
一体何なんだ?って思っちゃうんだけど
マジで面白い。
なのでアタイは社長との飲み会が大好きなのだー。
今日も盛り上がったなー。
クロネコ大笑いだったので、そのまま帰り道も
一人で笑いながら帰ってきた。

ちなみに・・・。
風邪は悪化してない感じ。
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by kuronekomusume | 2008-12-17 08:09 | ドイツOL生活 | Comments(0)

ロックな小物

ロックであり続けるためには・・・。

やっぱ身の回りの小物を
ロックなデザインで飾るべきでしょ!

と言うスタイルになってから
早何年が過ぎたかなー。

そのスタイルと同じ年月の間
周りから呆れられたり
同情の目で見られてるかなーと。笑

ちなみに意外とロックな人が多いと
思っていたドイツラントでも
呆れた子だねえ・・・って目で見られがち。

いい加減、そういうのから卒業しなさいよ
ってみんな思ってるのかもしんない。
周囲の皆さんのお気持ちはありがたいけど
けど止めるつもりは無いんだなー。
つまり「ありがた迷惑」ってこと。笑

一応会社では「週末パンクロッカー」ってことで
日常の服装にはロック色は出さないようにしてる。
ってそりゃ当然なんだけど。
なんつーか、ドイツラントじゃロックな装いは
どうやら子供っぽいって言う扱いのような感じなのよね。
アタイ的には「挑発・威嚇・クール」が目的なので
子供っぽいって思われるのは心外なんだけど。
どうやらそうでは無いらしい・・・。
残念だわー。
キャピタリズムの力おそるべし。

とはいえね。
アタイのロック魂はそう簡単に消すことは
出来ないわけで。
年相応なものを一つも持たないクロネコは
なーんとへんてこな財布を持ち歩いてる。
今使ってるのはコレ。↓
c0016407_945861.jpg

去年ニッポンで買った。
それもジーンズ・メイトで一目ぼれ。
大変キュートなデザインじゃないの!って思って。
若干「Greateful Dead」って・・・
って気がしないでも無かったけど
なんせデザインがキュートだと思ってね。
チェーンも気に入ってる。

毎日この財布をプラプラさせながら
会社の社員食堂に行ってるんだけど
みーんなから「何なのその財布は!」
って未だに言われる。
自分で書いたのか?とか。笑
Greateful Deadが好きなのか?とか。笑
そんなの持ってるのって子供っぽくないか?とか。笑
もうありとあらゆることを言われる。
けど。
このデザインは少なくともこの近辺じゃ
誰ともかぶらないし(コレ大変重要なポイント)
それにアタイっぽさも出てるので
気に入ってるんだよねー。

タダ一つ難を言えば。
分厚すぎてカバンの中で存在を主張しすぎるって点。
さすがに小さなカバンには入らないしねー。

てなわけで。
こないだ帰国した際、大阪で見つけた
これまたナイスなデザインのお財布を買った。
けどまだ使ってないんだなー。
藍染みたいなうすーいお財布。
けどデザインがこれまた良い感じなんだよねー。
和なのにロックを忘れていない・・・みたいな。笑

アタイ身の回りのモノにロックテイストが
流れてないと落ち着かないんだよね。
でもアカラサマなのは良くなくて。
さりげなくロック・・・みたいなね。
アタイなりのこだわりがあるんす。

ってそんなもん、人から見れば
ただの意味不明な子供っぽいデザイン
以外の何者でもないんだけど。
いいのです。
人はどうでもいいのです。

そうそう。
ロックと言えば、社章は忘れても
ピンバッジは忘れるな!って言うくらい
誰もが持ってるピンバッジ。
アタイは普段持ち歩くカバンにお気に入りのヤツを
幾つかつけてる。↓
c0016407_9494476.jpg

この一瞬ウヨかと見まがいそうになる
日章旗バッジが一番いけてると思うんだけど
いかがかしら。
漢字で「夜露死苦」って書いてあるんだよー。
族です!って感じでナイスでしょ。
大変気に入ってる。

そんで左側のギターデザインバッジが
これまたアタイの心をガッツリ掴んでる。
ハードロックカフェMOSCOWで買ったヤツなんす。

こないだ電車に乗ったら
隣に居たカップルがやおら話しかけてきて
「あれ?コレってモスクワじゃんかー。」
「モスクワいいよね!あ、2007って書いてある、
何、モスクワ行ったことあるの?」
って聞かれちゃって。
なんか、どう反応してよいやらと思いつつも
「うん、あるよー!」
と満面の笑みで返したところ、
男性側がやたらとフレンドリーで
「何なに、そのバッジみたいなの集めてるの?」
と言ってきて。
「そっかー、じゃあオレのをあげるよ。」
ってこれまたおもむろにカバンから
いくつかバッジを取り出して
アタイにくださったのだ!
何だか驚いた。

正直言うとバッジは集めてるけど
何でも良い訳ではなくて、
どっちかと言うとかなりこだわりがあるので
人からもらってもあんまり意味が無いんだけどなー
って思ったけど口に出さないで
「ありがとう!」
と変わりに言っておいた。

電車を降りたら彼らも同じところで降りたようで
アタイの近くに走りよってきて
「実はオレはロシアというか、モスクワ出身なんだー」
とカミングアウトされた。笑
そんなひそひそ言わなくても
アタイはかーなりの親ロシアだよー!
って言いたかったけどそんなのわかんないだろうしねー。笑
彼はモスクワ!と言うバッジをつけてるアタイを見て
大変嬉しかったのかもなーと。
アタイもなんだか嬉しかったわ。

けど。
ピンバッジってやっぱり人からもらってもねー。
これはその人がくれたヤツ。↓
一体何のピンバッジなのかさっぱり分からん。笑
c0016407_9584429.jpg


ちなみにコレもアタイのお気に入り。↓
落とすとものすごく悲しくなるだろうし、
またモスクワまで買いに行かないと
いけなくなるのでカバンにはつけてない。
かわいーでしょー。笑
スノボをするチェブちゃん。
c0016407_100612.jpg

あ、チェブちゃんはあんまロックとは関係が無かったね。
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by kuronekomusume | 2008-12-16 10:01 | 日記 | Comments(0)

寒い中ライブに行ってきた。

土曜から出掛けてました。
あまりの寒さに風邪が悪化するかと
思ったけど、悪化もしなければ良くもならず。
つまり治ってないってこと・・・。

いやー。
ホントに寒かった。
って今も継続して寒いんだけど。
気温はずっと1度くらいかな。
この時期は出掛けるもんじゃないね。

実際は金曜の夜から寒い中
外をうろついてたから
風邪が治らないんだと思われる。

土曜はハノーファーへ。
んで日曜はビーレフェルトへ。
ハノーファは仕事でしか行ったことが無かったので
遊びで行くのは初めて。
夕方に到着したのであたりはすっかり日が落ちてたし
すごく寒かったので街を歩いたりはせず。
駅前広場にクリスマスマーケットがあったので
そこをプラプラ歩いてみた。
クリスマスマーケットでアタイが一番好きな
アーモンドキャラメル(正式名称分からん)を買って、
ほうばりながらホテルへ。

写真が一枚も無くて申し訳ないんだけど
アタイ寒いと一切写真を撮る気が無くなるんだよね。
んで、暗いと余計に無理。
なので写真は撮ってません。

ハノーファーは多分お金持ちが多いのかな。
アタイがウロウロしてた辺りには邸宅がたくさんあって、
間接照明が窓からもれてて
散歩しながら見てるとロマンチックで
とってもステキだった。
気温は1度だったけど・・・。

ホテルからテクテク歩いてライブ会場へ。
地図で方角を頭の中に叩き込んでたので
薄暗い住宅街を迷うこと無く歩いて
目指すホールまでたどり着けた。
うーん!
アタイはやっぱり方向音痴では無いな!
と自己満足に浸りながら。笑
あの寒い中方向を間違えると最悪だからねー。
あとアタイは方向間違いに途中で気がついた場合
引き返すのが大嫌いなんす。
でも引き返さざるをえないこともあって。
そんなときはとことん自分を呪いたくなる。
そーいやこないだ京都で間反対に歩いてしまったなー。
あの時は本当に自分のミスを許せなかったけど
京都は方向感覚を保つのが難しい。
でも今回はしっかり地図を覚えてたので大丈夫だった。
ライブホールは湖を挟んで反対側にあったので
30分くらい歩いたけど、良い運動になったかな。

ライブ会場はAWDホールってところ。
セキュリティの人に多少意地悪をされつつも
無事に会場に入れた。
ライブ会場に居るセキュリティって
その土地の雇われなんだけど
やたらと態度が横柄なヤツが多くて
いつもむかついちゃうのよねー。
良い人も居るけどさー。
ま、ツアー主催者とは無関係だから
どうでも良いっちゃー、いいんだけど。
でも意地悪されるとむかつくのだ。
セキュリティをやってる女性には
おなべさんぽい人が多い。
短髪でいかついタイプが多いので
大抵は見た目で分かる。

FURTのライブはこないだケルンに行って以来
なので3週間ぶりくらいかな。
会場でゾラさんたちに会ったので
しばしおしゃべり。
彼女たちとはもう5,6年は顔見知り。
年に数回はどこかの会場ですれ違ってる。
お互いこのバンドのライブに行き過ぎな
だけなんだけど、まあ顔見知りだから
チラチラおしゃべりはするのだ。
背中にどでかーいバンドロゴのタトゥーを入れてる
ロックな彼女だけどいつも変わらず親切。
アタイの「親切人間感知センサー」はとても精巧で
ドイツ人を見分ける力はとても正確。
彼女からマイナス派を全然感知してないので
彼女は親切なんだと思う。
この疑り深い自分の性格には
ほとほと呆れちゃうんだけど
自己防衛ってことで必要なのだ。苦笑

ライブに関しては・・・。
いつも驚くんだけど会場毎にファンの反応が
違うんだよね。
ノリが悪い街と、ものすごく桁外れに良い街があって。
ハノーファーは桁外れに良い街だった。
驚きのノリの良さ。
メンバーがあおらなくても、
自発的に地響きのような拍手が鳴り止まないし
とにかく反応がものすごく良くて
アタイも驚いちゃった。
翌日のビーレフェルトはそこまで良くなかったので
ハノーファーの人のほうがノリが良いと言える気がする。
ケルン、フランクフルトもすごくノリがいいんだよね。
んで、予想通りだけど、デュスは良いとは言えない。笑
これは県民性みたいなもんだと思う。

気になったので、以前日本からV系バンドが
来た時に、聞いてみたんだよね。
日本も街ごとにノリが違うのかどうかって。
したら、やっぱり大阪の方が熱いノリかなあーって言ってた。
ま、そのバンドは人気バンドじゃないから何とも言えないけど
それでもそういうのってあるんだと思う。
あと日独の違い。
V系のライブを日本で見たことが無いから
アタイはドイツラントと日本のファンは比べられないけど
洋楽で比べると日本のファンの方が熱いと思う。
洋楽バンドのファンは、
日本に滅多にやってこないバンドのライブを楽しみに
してるから熱くなるのは当然と言えば当然なんだけどねー。

でも日独ファンの比較とか、
日本バンドの日本各地のファンの反応比較とか
ドイツバンドのドイツ各地のファンの反応比較とか
日頃ライブによく行くアタイ目には何だか面白く映るのだ。

あとね、V系バンドの手伝いをして分かったけど
ライブは客として参加するのが一番楽しい。笑
当たり前だけど自分がステージに立たない限りは
一番楽しいのは客だと思う。

今回アタイはありがたいことに
ファン冥利に尽きる経験をやらせてもらえたのよね。
なんつーか。
アタイの追っかけ道もここまでくりゃ
大したもんだよなーって自画自賛しちゃう域に達してる。
ファンとしてやり残したことは他に無かったかなあー。
って考えないといけないくらい
ありとあらゆることを体験させてもらってる。
アタイは本当に恵まれてるよね。
その分いろいろありましたけどー。
と分かる人にだけわかるようなことを書いてみたり。笑

今度このバンドのライブに今まで
何回行ってるか数えてみようっと。
ドイツラントに住むようになってからはカウントしなくなったんだけど
それでも50回よりは少ないと思うのよね。
こないだパティさんに聞かれたとき
即答できなかったので数えてみようかなと。
皆呆れるくらい行き過ぎてるのは確か。
でもまあ趣味ですからね。

日曜はビーレフェルトのライブに行った。
ライブ会場の中が寒すぎて凍え死ぬかと思った。
と言うのはいつもどおりの大げさだけど
でも風邪気味の体には辛かったのだ。
外からの風がダイレクトに入ってくるふざけた構造のホールで
2時間待つのはなかなか辛かったです。

それにしてもー。
ライブは本当に良かった。
今年最後のライブで楽しめたー!って感じ。
こないだケルンで見たときより内容がさらに進化してて
曲も変わってて、なんだか面白かった。
より完成度が高くなってると言うか。
クロネコが一番好きなのは実はハーディのトランペット。
彼のソロパートがこの上なく好きなのだ。
胸に突き刺さるメロディなのに
とてもやわらかくて、何回聞いても打ち震えちゃう。
彼のパートがあと2小節くらい長く続いたら
確実に号泣しちゃいそうなんだけど
いつも短めだからかろうじて涙は出ない。笑
ブラス系ってライブだと直で心に響くのよねえ。
トランペットって良いなあ~って
いっつも感動してしまう。
サクソフォンもトロンボーンも好きなんだけど
アタイの心の琴線に触れるのは
どうやらトランペットらしいと最近分かった。笑

このバンドは基本はロックなんだけど
スカやレゲエトーンの要素も組み合わさってて
何だか面白い。
知らず知らずのうちにアタイが知らない音楽も
耳に入ってくるので、ありがたい限り。
なんせアタイの音楽の趣味は偏ってるんでね。

見た目ではアタイはベースのシンディアが
一番好きなのよね。
いつ見てもキレイ。
とても二人の子持ちには見えない・・・。
彼女を見てると一時期スマパンに参加してた
ベースのメリッサを連想しちゃうのよね。
シンディアは美しさでもベースのレベルでも
メリッサに引けを取らない気がする。
とにかくキレイで物静かなシンディアさんなのだ。
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あとはコーラスのバネッサも好きかな。
彼女の歌声はすごく美しい。
深くてどっしりした感じと言うか。
アメリカ人とのハーフなんだそうで。

ま、そんなこんなで2日間ライブを楽しめましたー。
けど冬のライブは寒くて辛いわ。
ライブはやっぱり春から夏がいいなー。
とワガママを言ってみたり。
次のツアーはそんな春から夏に掛けてだから
またまたいっぱい参加せねば~。
その前に他のバンドのライブも
あればいいんだけどなー。
最近少ないんだよね・・・。
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by kuronekomusume | 2008-12-15 22:12 | ロッキン・ライブ | Comments(0)