死して屍拾う者無し

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映画評/「キャタピラー」

最近また映画をたくさん見たので
映画評を書きます。

まずはいきなり重たいヤツから。笑

キャタピラー
主演:寺島しのぶ、大西信満
監督:若松孝二
公開:2010年


ストーリーをざっくりと。
太平洋戦争さなか、戦地へ行った夫が
怪我をして負傷兵として戻ってくる。
夫は両手両足を失い、顔にもやけどの痕があり
耳も聞こえなく、しゃべれない状態になっていた。
神の国を守るため負傷した軍人は軍神とあがめられるが、
妻のシゲコはその夫の世話を押し付けられる。
夫の身の回りの世話だけでなく、
食欲と性欲の相手もこなす妻シゲコ。
そんな夫との生活は一体何の意味があるのか?
と腐るシゲコ。
夫のキュウゾウも戦地で犯した民間人レイプと殺害に
苦しめられ徐々に常軌を逸していく・・・。

といった感じでしょうかね。

この作品の主演女優の寺島さんはベルリン国際映画祭で、
主演女優賞を受賞されてましたね。
すごいことです!

寺島さんならではの演技力と
訴えかけるパワーが受賞に繋がったのかなあと。
でも何といってもこの映画の特異な設定あっての
受賞ですよね。
こういう映画じゃなかったら受賞は無かったかなあと。

アタイは実を言うと寺島さんの顔が苦手で
(はっきり言い過ぎー笑)
この映画がなかなか見れなかったんだけど。
そう。
反戦映画だからとか、エログロだから~が
理由じゃなくて。
寺島さんの演技を見続けることが出来るかどうか?
がポイントだったんだよねー。
でも何故か急に大丈夫になったようで
普通に見れました。
いや、むしろ思ったよりキレイだった~
ぐらいに感じてましたわ。
ナンなんだろ、この心境の変化。

それは恐らく・・・
先日、原作である江戸川乱歩の「芋虫」を
読んだからかも。
シゲコは原作ではトキコって言うんだけど。
中年のあぶらが乗った多少太り気味の女性
と言う設定で決して美人では無いと言う設定なのよね。
シゲコは醜かったんだ・・・と思ったら
寺島さんはきれい過ぎるくらいで。
・・・。
アタイってばなんて失礼な思考回路なんでしょね。

失礼ついでに・・・
この映画の話をどっかで最初に読んだ時に
若松監督ってどうしていつも二番煎じなんだろ?
って思っちゃったのよね。
恐れ多くもだけどそんなことを思ったのは、
同じことが2度続いてたからで。
そうするとさすがに失礼思考がスタートしても
しょうがないというかねえ。

クロネコが好きなオムニバス映画で
「乱歩地獄」って言うのがあるんですわ。
ずいぶん前にココにも感想を書いたんだけど。
あの中にまさに「芋虫」が入ってて。
こっちの映画は2005年に公開されてるんだよね。
アタイはDVDを持ってるから監督や
役者さんたちのインタビューも見たんだけど。
「芋虫」を撮った方はピンク映画で知られてる方らしく。
乱歩物を撮るにあたり好きなのを選んでよかったようで
わざわざこの作品を選んだらしいんす。

アタイこっちの映画を最初に見たとき
度肝を抜かれたのよね。
な、な、な、何この設定!?って。
監督は原作から大きくアレンジして現代風に撮影してて
コンクリの建物内に暮らすトキコと軍人の夫と言う設定に
なってて、かなりスタイリッシュに撮ってるんだわ。
不思議なアートを見てる感覚になると言うか。

手足の無い包帯ぐるぐるの芋虫状態の旦那を
食事から性のお世話までやってるのが、
白いドレスを着た美人のトキコさんなんす。
で、その様子を天井裏から眺める松田龍平くん。
その部分は同じく乱歩の「屋根裏の散歩者」
っぽかったりもするよね。

いやー。
大胆な映像と設定だけど。
クロネコこのとき原作を知らなかったから
もうとにかくびっくりで。
予備知識無しに見た時の衝撃ときたら。
「あ、旦那の手足が無いから芋虫なんだ!」
って分かった時のショックと来たら!
とにかく、えええええーっ!って驚きながら
見た覚えがあるのよね。

この映画では、奥さんは旦那を愛していたので、
自分の手足も無くしてしまおう!と考えて龍平君に
「切ってください」って頼んで、その後のお世話も
頼む・・・っていう奇想天外な内容に変わってたけど。
でもまあ。
なんだか新解釈も悪くないなーと。
好き嫌いは別としてね。
愛の物語だったんだ的な。

でね、それから数年経って若松監督が同じ原作の
「芋虫」をモチーフに反戦映画を撮ったわけで。
監督は恐らく「芋虫が本当の伝えたいことは反戦だ!」
こんなの本当の芋虫じゃない、オレが撮りなおしてやる!
と思ったのかなあとアタイは受け止めた。

何でそう思ったかというと、
以前たかじんのそこまで言って~に監督が出演
されてた際に似たようなことを言ってたからで。
他の映画での話しではあったんだけど、
「突入せよ!あさま山荘事件」と言う映画が
2002年に公開されたんだけど、それを見た若松監督は
「こんなの本当の浅間山荘事件じゃない!オレが
本物を撮ったる!」と思ったそうで。
だから2008年に公開された「実録・連合赤軍 あさま山荘への道程」
を撮ったそうなんす。

アタイは浅間山荘の方は両方とも見てないので
何とも言えないけど
今回また「芋虫」をあとで撮ってるのを見て
あららーと思ったのですよ。
実際は単なる偶然で、若松監督はむかーしから
「芋虫を軸に反戦映画を撮ろう!」と思ってたのかも
しれないけど、2度も続くとねえ。

アタイのようなひねくれてる目には
「この監督はどんなテーマでも自分が撮った方が作品として
素晴らしいものになる!と思ってるんだなあ」
と映るんですわ。
とはいえ、実際寺島さんがすごい賞を受賞されてたから
やはり若松監督が撮った方が優れてるのかもしれないんだけど。

ちなみにね、乱歩の原作に忠実なのは
確実に若松芋虫の方だよ。
設定がかなり忠実なのよね。
農村風景も戦争中の田舎~な感じが出てて
非常に良かった。

原作と違ってたのは・・・
映画では芋虫状態の夫・キュウゾウ氏の心情が描かれてたところかな。

小説のほうは終始妻視点なんす。
で、もっと妻は自分勝手。
不具者である夫(この表現こそが乱歩ワールドだよね。)
の考えてることや、感じてる事、戦地で体験してきたことなんか
一切描かれてないんす。
しゃべれなくて、思うように動けない夫が
妻からしてみたら性的欲求のはけ口状態で。
そう。
小説のほうはむしろ嫁のほうが性的なことに
夢中になってる。
世間からは「軍神の世話するけなげで貞淑な嫁」
と言う見方をされてるのに、
夫を性的はけ口にしてる分、
自分にどんどん色気が出てくるような気がして
世間に気づかれたらどうしよ・・・とちょっと
悩んでるんです。
まさに。
エログロの乱歩ワールド炸裂。

この小説は書かれたのが1929年だそうで、
太平洋戦争が始まったのは1941年らしいので。
太平洋戦争前の作品だったと言えるよね・・・。
あれ?
じゃあ反戦小説扱いされてたって言われてるけど・・・。
どの戦争の事を言ってるんだろうね?
日露戦争かな?
まあ、太平洋戦争が始まってからは反戦扱いに
なったのかもしれないけど。
実際本作品は戦時中には書かれてなかったので
乱歩としてはそこまで反戦の意味をもって無かったのかな?
って気がしてしまう。

それより。
エログロ満点で、作品の中に非常に陰気な空気が
漂ってるし、薄ら怖い感じもするから。
まさに乱歩ワールドそのもので、
その世界観を出すために使った強烈な設定なだけ
なのでは?とも思えて。

なので原作は反戦小説ではない、
とアタイは思うのですよ。
でも乱歩独特の「耽美」も無いんだよね。
美しい人物が一切登場しないのだ。
乱歩は時に醜い人をさらしもの的に扱うから
(現代だと差別に当たることもままあるくらい)
まあ、乱歩作品にはありがちかもしれないし。

小説ではね、奥さんが旦那を虐待したりも
するんですわ。
そういうところもリアルでしょ。
映画ではあんまりそういうのは無いかな。
時々寺島さんはヒステリックにはなってたけど、
虐待シーンは無かったような・・・。
寺島さん演じる奥さんはあくまで戦争の被害者、
男社会の被害者って言う描き方だからね。
そういうの・・・ってドイツ人好きだからなー。
どんぴしゃだっただろうね。

でも。
原作は違うのだ。
ゆがんだ愛の形を表現してるというか。
キラキラした純粋な旦那の目が怖くなって
ヨメがある夜その目をつぶしちゃうんだよねー。
しゃべれないし、聞こえないし、手足も無い旦那の
唯一使える機能が目なのに。
その目を潰してしまう嫁!
来たー!って感じよね。
でも、あとでハッとして、だんなの背中に「ユルシテ」って
指で書くわけなんす。
だんなはそのまま庭の井戸まで
這っていってドボンと井戸に落ちてお陀仏・・・
みたいな終わり方。
きゃー。
そんで、部屋には旦那がクチを使って文字を
書いたメモの遺書に
「ユルス」って書いてあるのだ。

やー。
やっぱ乱歩は圧巻だよね。
ジーンときたもん。
寒気がする気持ち悪さだけど愛があるという。

映画のほうは、旦那の方がヨメの体を
求めまくる・・・と言う進行で。
嫁は嫌々その求めに応じる・・・って感じかな。
旦那の世話をしなきゃいけないなんて、
自分の人生をめちゃめちゃにされたわ・・・
ってヨメの恨み節さくれつ。
恨みながら軍歌うたっちゃうみたいな。
で、うさばらしに旦那に軍服を着せて
村の中をリヤカーで練り歩く。

よくよく考えたら、太平洋戦争の時代の
日本女性は、旦那のせいで自分の人生をめちゃくちゃに
された・・・みたいな発想はしないんだよね。
そんな発想を出来るようになったのは現代の女性から
なので、当時の女性は理不尽な結婚でも受け入れたし、
何でも親が命令したら従ってたので
不満とか特に発散させてなかったと思うんだわー。
だからああいう寺島さんみたいなセリフは
無かったんじゃないかなと。
若松さんはリベラルな人なんだろうね。

旦那は中国の娘を犯して殺したという罪の意識に
さいなまれるようになって、
徐々におかしくなっていって、家の隣の池に
身を投げて自殺。

映画を見てる途中で家の横に池があるのが見えたから
終着点が分かっちゃった。
ああ、最後はこの池に落ちるんだーってね。
ここもある意味原作に忠実。

この映画では寺島さんと大西さんの演技が
すごくて、そりゃあ目が離せないんだけど。
監督の編集はいまいちだったといわざるを得ないよね。

あのエンディングはナンなんだ?って感じでしょ。
広島、長崎のきのこ雲をどどどーんと見せて。
戦争で亡くなった人の人数を羅列して。
終戦を表現するために、東京裁判で裁かれた
戦犯の連合軍による実際の処刑シーンを流したりと。
急に支離滅裂になるんだよね。
流れが一切断ち切られちゃう。
何が言いたいのかサッパリ分からない。

映画にこういう本物のドキュメンタリ映像を交えるのは
アタイ的にはアウトです。
そんなの映画じゃない。
自分の力を使ってないじゃないのーと思うんだよね。

反戦を訴えたいなら逆にああいう映像は使わないほうが
いいのになーと思った。
あとあのエンディングの曲もね・・・。
いきなり広島の原爆にやられた少女をテーマにした
歌詞でうたわれても・・・って思って。
キャタピラーと言う映画の本筋と違うじゃんかね。
犠牲になったのは民間人って言いたいんだろうけど
なーんかポイントがずれたなあと。
最後でがっくしよ。

アタイは最後まであの農村だけのシーンで
終わればよかったのにーと思ったねえ。
余計なものをつけないほうが、余計に余韻を残すのに・・・。
残念なり。

でもまあ個人的には、連合軍(多分アメリカ人かな)が
首吊り台で戦犯を次々絞首刑に処してる
実際の映像を見れたのは興味深かったんだけどねえ。
でもあれを映画に付け加えちゃいかんよーと。
同じものを再現するのならまだしもねえ。
フィクションで手抜きはダメよ。

ああいうドキュメンタリ映像はNHKあたりが
本来は地上波でバンバン流すべきなのよね。
連合軍によって行われた事とか、
原爆で被害を受けた人の映像とかね。
むかしは8月になると午前中そういうドキュメンタリが
毎朝流れてたんだけど。
さすがに絞首刑シーンは無かったんでねえ。
ドイツだと戦争関連の映像は普通にテレビで流すし、
逆に興味深いとおもうので
日本も流した方が良いと思うんだけど。

ああ。
また感想が長くなったね。

お薦めするかどうかは別として映画の評価は。
☆☆☆で星3つかな。
この映画が持つパワーはほとんどが
乱歩の世界観と役者の演技によるものかなあ。
監督の最後の編集が無ければ星4つだったな。

寺島さんと大西さんは、ホント素晴らしかった!

ちなみに乱歩地獄の方で芋虫軍人さんを演じてるのは
大森なおさんだよー。
アタイはそれを見て「この人って!」って
あきれて感動したんだよねー。笑
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by kuronekomusume | 2011-08-31 07:28 | 映画評 | Comments(3)

オフスプは裏切らない!

ギミトゥミベイベー・アハーアハー♪

行ってきたぞよー、オフスプのライブに!
数年ぶりだと思うんだけど、
前回がいつだったか思い出せない。
でも同じライブ会場だったと思われる。
オフスプはドイツでライブをやる場合
必ずケルン・パラーディウムだからねー。

アタイも長らくライブ自体行ってなかったから
どんな感じだったか思い出せないかと
思ったけど。
そんなの杞憂でしたわ。笑

最初は最前狙おうかと思ったんだけど
よくよく考えたらそんなオフスプは
顔を見るバンドじゃなくて。
踊って楽しむバンドだわなーと思い出したので。
開演ギリギリに行く事に。

アタイんちの最寄Sバーン駅から一本で
行けちゃうのだよ。
正味45分くらいかな。
でも、ケルン・ミュルハイムという駅から
バスに乗り換えないと行けないのよね。
歩いても行けるけど、30分くらい掛かるからねー。
って今まで何度もこのライブハウスに行ったこと
あるんだけど、毎回アタイは歩いて行ってたんす。
なんせタクシーが捕まらないえらくさびれた
駅なんすよ。
で、今回初めてバスに乗ったんだけど。
ほんの10分くらいしか乗らないんす。
で、降りたところから20分くらい徒歩。
・・・。
じゃあ最初から駅から徒歩でよかったんじゃ?
って気もしなくも無いけど。

でも今回実はハプニングが起きてしもうてね。
そのバスに乗ってる最中にそれは突然
やってきたんす。
急に何の前触れも無くお腹がいたーく
なってきて。
や・や・やばし。
って寒気と冷や汗と腹痛。
これは。
何故か急にOPPですわよ。

急に寒くなったから体が冷えたのかな?
って最初思ったけど。
基本的に大好きなバンドのライブがあるときは
アタイの体調って万全なんすよ。
なのに何故?
こんなこと一度も無かったのにぃー!
って痛みに耐えながら思い出したのは。
もしやして出かける直前に飲んだ牛乳?
1週間は経ってる牛乳を本日一日中室温に
置いておいたんだわよ。
それを飲んでから出かけて。
ああいう食べ物系は食べてから3時間以内に
反応が出るって言うし。
腹痛はちょうど2時間くらい経った頃で。

あー、困った。
マジで困った。
お腹が痛すぎるけどどこでトイレを借りればいいのか?
が一番難しい問題で。
中央駅なら有料トイレがあるからそこへ
駆け込めばすぐ解決なんだけど。
ココは郊外も郊外。
トイレなんて誰も貸してくれない郊外だよ。
そもそもトイレが無さそうと言うか。
ライブ会場まで20分も歩いてたら
間に合わないくらいの急を要してて。
しかもあの会場ってばトイレが地下で
そこまでたどり着くまでにいつも大行列
なんだよねー。
クロネコこのライブハウスは10回以上
行ってるし、ライブの手伝いだってしたこと
あるくらいだから、ものすごーく内部に
詳しいんす。

バスの窓から外を見回したら・・・
ガソリンスタンド発見!
コレしかない!
ってことで、バスを降りたら一目散に
ガソリンスタンドへ走りこんで。
トイレの鍵を借りて駆け込みましたわよ。
店員に「あんた給油してないのに?」
って嫌味を言われても引き下がらず。笑
こっちは必死ですからね!
で。
こういうところのトイレは外にあるんだけど
自由に使われないために鍵をかけてるんだよね。
トイレ自体は意外にもキレイでした。
トレインスポッティングのトイレ
みたいなのだと落ち込むなーと
思ってたけど。
そこはさすがドイツラント。
どこであろうとトイレはキレイです。
だから好きなのよー、ドイツは!
イタリアとかフランスでOPPになったら
本当にアウトだと思うから
なるべく怪しいものは食べないようにしないとね。
って。
既にフランスで腹痛は経験済みだったわ。
アタイ食あたり結構あるんだよね。

で、OPP状態が解除されたので
さすがにトイレだけ使うのは悪いなーと
思ったので、ガソリンスタンドの売店で
お菓子とレッドブルを買いましたよ。
アタイの前に超やばそうなジプシー風の
おばあちゃんがいて、小銭をかき集めてきたらしく
ビンビール1本を買おうとしてたんだけど。
数円足りなかった模様。
店員のお兄さんは死にそうなジプシーの
ばあちゃんから足りないお金を取ることを諦めて
そのままビンビールの栓を抜いて
販売してました。
ジプシーなのか乞食なのか知らんけど
アル中なんだろうね。

って感じだったので、アタイがトイレを
借りた事なんて店員はもう忘れてる風でしたよ。

つーかね、この界隈は非常に雰囲気が
やばい感じだったよ。
ライブ客以外は全員ガイジンかしらね?
ってくらいガイジンだらけで。
かくいうアタイもガイジンなんだけど。
なんつーかね、ココの大半のガイジンは
トルコ系とアラブ系とアフリカ系って意味です。
駅周辺もラリってるやつら、
アル中のやつらが多くて多くて。
非常に治安のよろしくない雰囲気のエリアだったよ。
でも。
アタイこの界隈何度も来てるけど、前から
こんなんだったっけ?と思って。
なんか。
悪化してる気がしましたわ。
ま、害は無かったけどね。
ブロークン・ドイツ語飛び交いまくりエリア。

で、一本ライブ会場のある通りに入ると
急にそこはドイツ人だらけになるのだよ。
そこはメディア通りで、その通りにはテレビ局とか
制作会社がずらーり並んでるところなんだよ。
で、その敷地の一部がライブハウスなのだー。

ガソリンスタンドで買ったレッドブルを
飲みながら歩こうと思ったんだけど。
コレがキンキンに冷えててお腹に悪そう
だったので、会場の入り口まで飲めずじまい。
で、中に入るにはビンとか缶は捨てないと
いけないから、入り口前でプシュっとあけて
飲む事に。
したら二口も飲まないうちにホームレス風の
オバチャンがよってきて。
「その缶、飲み終わったら私にちょうだいね!」
と言ってきた。
そうでした、そうでした。
ケルンのライブ会場にはホームレスが集結してるんだよね。
ライブ前に並んでる若者たちがビンビールを
ぐびぐび飲んで、飲み終わったビンをそこいらに
捨てちゃうんだけど。
即効ホームレスがそれを回収するんだわ。
前はイケアのデカイバッグのなかに回収してたけど
今回はさらに進化してたよ。
スーパーのカートをどこからか手に入れてきてて
(絶対盗んだんだと思うけど)
そこに空き瓶をいっぱい入れてました。
賢いね。
かーとなら重くないもんね。
なので、そこいらじゅう空き瓶と空き缶が
たっぷり入ったカートだらけ。
で、これをそのままスーパーに持って行けば
換金してもらえるから。
そうねー、少なく見積もっても1カーとで
20ユーロくらいにはなるんじゃないのかな。
良い商売よね。
これぞ格差社会が生んだ、
ドイツラントの環境システム!

ライブ会場側も清掃会社を呼ばなくても
自動的に彼らがキレイにしてくれるし
ビンも割れたりしないから安全で
一石三鳥くらいの優れたシステムなんだよ。
コレまじですごいなーっていつ見ても
感心するのよね。

ちなみにアタイはレッドブルを半分
くらいしか飲めなくて、どうしようかなあー
って思案してたら、そのオバチャンが
「あー、大丈夫よ、大丈夫よ。私がちゃんと
処分しておきますから!」
ってご親切に受け取ってくれました。

つーか。
レッドブルの空き缶も金になるとは
知らんかった。
クロネコ今まで捨ててたわよ。
以後気をつけねば。

ま、そんな感じでライブに突入ー!笑
前置きの方が長いからね。
ライブは前座がちょうど演奏をしてるところで
20時の開演に間に合った。
なんせOPPと言うハプニングがあったから
予定より遅く着いたのよ。
で、前座が終わってからセットチェンジ中に
どうしてもノドが乾いてしまったので
ケルッシュビールを買って飲んじまった。
OPPなのにー。
ええい、ままよー!と。

ライブでは踊りまくって歌って叫んで
楽しんだので、全部全部汗となって流れましたとさー。
ほんっと、全部出し切ったぜー!
な一日でしたよ。

ある程度前のほうへ行ってみようかと
思ったんだけど。
なんせパンクだから。
客の8割は男性だったんす。
で、キッズが多いかと思いきや。
割とアタイら世代も多くて。
ま、オフスプはアタイら世代に大人気だからねー!
あと20代も好きだよねー。
で、前のほうに行ってみたところ。
腕に覚えアリ・・・って形相のニイサンらが
わんさかおってねえ。
こん中入ったら確実にヤラレル・・・と瞬時に
察知しましたわ。
俺らモッシュするから!オーラが
全身からみなぎってたんでね。
腕にはタトゥーもきらめいてたし。
巻き込まれたらオソロシー!と思って後ろへ退散。
ちゃんと、スペース使って踊って楽しんだよ。

やー。
久々のオフスプだったけど。
知らない曲が4曲ほどあって。
それ以外はぜーんぶぜーんぶヒット曲だらけで
最高に楽しかった。
ドイツ人ファンたちはみんな大合唱してて
その渦の中で踊るのも楽しかった!
オフスプー!!!
その曲順でやっちゃうー!?
その曲やっちゃう?!
ってのが次々続くもんだから。
ぜーぜーはーはー言いながら踊ったよ。

楽しかった!

そんで。
最後の2曲がこれまたお約束どおりで。
すばらしかった!
ウォンチューバッドはアレンジが違ったので
最初分からんかったけどねー。
アタイあの曲大好きなのだー。

そんでラストはいつも同じの
ラーラーラララー、ラーラーラララー♪
で始まる「セルフエスティーム」
この曲は男子が好きだよね。
アタイも大好きだけど。笑
女に振り回されるダメ男の曲だからねー。笑

好きな曲がいっぱいいっぱい聞けて
本当に楽しいライブでしたわー。
オフスプは期待通りで、本当に裏切らないんだよねー。
何年ぶりだろうが、同じテンションで楽しめるのが
いいところ!
往年のファンはミュージシャンの進化とか
いらないのよねー。
好きな曲をライブでやってくれて、
一緒に盛り上がれればそれでいいのだ。
でも。
ミュージシャンはつまんないのかもしんないけど。

それより。
デクスターは一体何歳なのかな?ってのが
一番気になったよ。
今46歳みたいで。
ああ。
せめて50歳まではライブやってくれるかな?
パンクってキツイみたいだからねー。
でもでもでもー。
クロネコはオフスプのライブがまた見たいのだよー。
踊りたいのだよー。

今後オフスプがドイツラントでライブをやるときは
毎回必ず参加しますわ。
そうしないと。
いつが最後になるか分からんからね。。
幸いまだ精力的に活動してくれてるから
ありがたいんだけど。
でも「俺らもトシをとってきてるからなー」
って今日MCで言ってたから油断できないねー。

とにかく。
40代中盤のバンドは行けるだけ行っとかないと
いつが最後になるか分からんからねー。
くー。
そんなことも考えながら楽しむと
一味違ってくるよー。
でもやっぱ最高に楽しかったからなあ。
裏切り無しのオフスプライブです!
またドイツに来てねー!

幸い、オフスプはドイツが好きなんだよね。
良かった、よかった。

帰りは即効バスに乗ったので(会場と駅の巡回バスがあった!)
上手く電車にも乗れて。
ライブが終わって1時間後には自宅に居た!
素晴らしい!

パンクなのでヒョウ柄で行った。
ドイツ人はライブで地味だから
派手な格好をすると浮くんだけど
でもどうしてもヒョウ柄で行きたかったのでね。
ライブ中は暑かったのでヒョウ柄を脱いで
キャミだったので意味無かったんだけど。笑
ライブは重ね着が一番よね。
どんだけ暑くなっても良いように想定するのが正解!

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by kuronekomusume | 2011-08-30 09:08 | ロッキン・ライブ | Comments(2)

通勤時の出来事

今日家の近くの停留所でトラムから降りて
てろてろ歩きながら家に向かってたところ。
後ろからザックザック歩いてくる人が
アタイを追い越しざまに
「ハーロー!」
って言って来たので顔を見たら同僚だった。
部署が違うので名前知らないけど顔は知ってる。
かなりのご近所さんです。

で、そのままてろてろ歩いてたら
また誰かがアタイを追い越してって
追い越し際に
「グーテン・アーベン!」(こんばんはと言う意味)
って言って来たので
「グーテン、アーベン!」って返しながら
顔見たら知らない男の人だった。笑
ので、思わず笑ってもうたわ。
その人も「いや、いや、脅かすつもりは無くてね。
返してくれてありがとー。」
って言ってたよ。

クロネコってばフレンドリーなのか
警戒心が無さ過ぎるのか。
どっちでしょ。
多分後者よね。
でも不意を突かれたのだよー。

それはそうと。
今日は電車内で腹が立った出来事2本立て。
昨日と今日でたて続けでしたんでね。

まずは昨日の帰りの電車の中。
アタイの会社の最寄り駅はドイナカにあるので
そりゃあのんびりした電車ががたんごとん
ゆっくり走ってるんですわ。
車両も古めだしね。
そんな感じだからアタイが乗るときは
ほどんど誰も居なくてガラガラなんす。

で、のんびり座って帰るんだけど
座ってから1分も経たないうちに
アタイはスッと眠りに入るんだよねー。
で、30分の間、ぐっすりと深い眠りに
入るのですよ。
自分でも驚くほどぐっすり寝れる。

ゆらゆら体を揺らしながら
寝てる始末よ。
時折よだれがたれてハッと目が覚めたりもするけど
たいていはそのまま寝てる。

ちなみに普通のドイツ人は寝てない。
朝の便はチラホラ寝てる人も居るけど
夕方の便で寝てるのはマジでアタイオンリー。
でも気にしない。
と言うか座ったら自動的に寝ちゃうんだから
しょうがないんだよね。

で、この睡眠がまた気持ち良いんだ~。

昨日もすっと眠りに入ってぐっすり
寝入ってたんだけど。
途中で誰かにヒザを叩かれてハッと目が覚めた。
目を開けると目の前にアジア系のオバチャンが
満面の笑みで座ってて。
座席は基本ガラガラなのにアタイの目の前に
座ってらしたんす。
で、彼女はおもむろに
「この電車は中央駅へ行きますか?」
と聞いてきた。
「行きますけど・・・」
って寝ぼけた頭のまま答えたんだけど。
すっごく気持ちよく寝てたのを邪魔されたので
アタイは非常に非常に機嫌が悪くなってて。
恐ろしく怖い顔をしてたと思われます。
オバチャンはアタイの顔に驚いて
急いで他の席に移動していったくらいだから。笑

つーか。
寝てるアタイを起こすんじゃないよー!
って言いたい。
ガラガラでも他の席に客がいるんだから
そいつらに聞けー!!
と言いたい。
おかげでそれから寝れなくなっちゃったよ。
ぷんすか。

次なる腹立たしい出来事は。
今朝でしたわよ。
トラムが駅についたので降りるべしと
席を立ったんだけど。
アタイの隣に居た男も同じところで
降りたかったらしく席を立ったのよね。
したらトラムがぐらりと揺れて
そのドイツ人男も一緒にぐらりと揺れたんす。
で、ドイツ人男の標準的バッグといえば
リュックサックですわよ。
しかもかなり重量ありそうなやつね。
そいつがアタイにバシッと当たって。

「ちくしょーめ!」
って思った瞬間男は揺れたついでに
踏ん張ったみたいで。
その足がアタイの足の上に乗ったんす!
ドイツ男の足は大きいし。
そもそも体が大きいし。
痛いに決まってる。

「いってー!!」と思ったので
かなり大げさに態度で示しましたよ。
「すみません!!」
って謝られたけど。
痛みはそんなすぐには消えないから・・・。怒
と思ったアタイは舌打ちをしておきました。
つーかね、朝の電車なんて混んでるんだから
後ろにも気をつけろって話。
どんだけ電車慣れしてないんだよ。

クロネコそういえば1年くらい前にも
足を踏まれたことがあるなー。
それもトラムの中でした。
トラムは車内が狭い上に路面を走ってるから
結構ゆれるんですわ。
コーナーとかすっごいゆれ具合ですんでね。
でも。
そんなのくらい想定しておけって話。
電車が揺れたときスーツ姿の女性に足を思い切り
踏まれたことがあって。
そいつは漏れなくピンヒールでござんしたよ。

わー!!!って騒いでおきました。
ドイツ語で「痛い」は「アワアワ」なんだけど
とっさにはやっぱり出ませんわね。
なので、大げさに痛みを伝えるために
騒いでおいたってわけ。
もちろん相手は謝ってきたけど
ヒールはさすがに痛くてね。
ピンポイントで痛いんだわよ。
なので、しばらくの間はずーっと靴の上から
足をさすって痛みをアピールしてました。
その女性はこっちをちらちら見てたよ。
ま、それが狙いなんだけど。
相手に罪悪感を感じさせない事には
次回以降まわりに気をつけるようにならないからね。
アタイもまた踏まれたらかなわないし。

ま、最近ちくしょーめ!
って思ったのはこのアタリかな。
普段はのんびり居眠りしながら乗ってるだけなのですよ。
時たまそういうイラッとすることが起こるくらいなんでね。


今日の腹が立った
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by kuronekomusume | 2011-08-26 04:54 | 日記 | Comments(2)

ハイ、チャイナ!

ミッシェルガンエレファントの曲で
「ハイ、チャイナ!」ってのがあったよね。
中国人について歌った曲かと思ったんだけど
実は「吐いちゃいな!」って言う内容の歌詞でした。

昨日、仕事の帰りに地下鉄の乗り換えで
デュス中央駅に行ったわけなんす。
で、地下鉄のホームを歩いてたら
100キロはゆうに超えてるデブが(20代男性)
こっちを見てたんす。
で、そのデブの前を横切って歩いてたら
すれ違いざまにそいつがアタイに向かって
「チャイナ!」
ってののしったんす。

!!

は?
は?
はー??!!

クロネコ、ののしられる覚えは全く無いし。
つーか、こんなデブの男にののしられるだなんて
屈辱以外のナニモノでもないんだけど。
くそー。

これだからデブは嫌いなんだよ!
頭が悪くて、デリカシーが無いから
際限無く太るんだよ!
人につべこべ言う前に
オノレの体を痩せさせろー!!!

って啖呵切れたらどんだけすっきりしたことでしょう。

実際にクロネコがとった行動は
は?は?は?
と思いながらシカトしてそのまま素通り・・・
でござんしたよ。
よわー。

くそー。
ヤマトナデシコともあろうものが。
言われっぱなしでその場を去るだなんて。
口惜しいやら悔しいやら。
一発なんかかましてやるべきだったよね。
クロネコの尊厳にかけて!

でもねー、かなりの巨体だったし
頭悪そうな20代の男って感じだったので
危ないかなーって気もしてね。
殴られたらイヤだしさー。
身の安全を第一に考えてその場を去りましたわよー。

なんでアタイが腹を立ててるかと言うと。
「チャイナ!」って言う言葉では無く
「中国人に間違われた」ってことでも無いんすよ。
そもそもアタイはよく中国人に間違われるのよね。
何も今始まった事じゃないんだわ。
なので、腹も立たないし傷ついたりもしない。

何が腹立たしいかと言うと、
「ののしられた」ってことだよ。
善良なクロネコが何でののしられないといかんのじゃ?
って思うわけで。

あー、残念ながら「中国」はののしり言葉に
当てはまっちゃうみたいなんす。
それはこれまでの中国人がドイツラント内で
どういう立ち位置だったかに因ると思うんだけど。
基本的に「中国的」な言葉をわざわざ相手から
言われる場合は「ののしられてる」と思って
間違いござんせんよ。
「ヤーパン!(日本)」でののしられる場合も
あるけどね。

要は・・・相手の言い方とか、言葉の抑揚とか
態度で、ののしってるかどうかは分かるわけで。
今回のは完全なるののしりでしたよ。

でもなんで「ヒナ!」って言うドイツ語じゃなく
「チャイナ!」って言う英語だったんだろう?
謎だわー。

にしても。
頭脳レベルの低そうなデブにののしられるって・・・
世も末だわよー。
不健康な体しか維持できない低脳な動物に
ののしられたことに腹を立ててるのよねー。
くそー。
おんどりゃー。
どあほー!

と心の中で毒づいてますよ。

そういえば。
欧米における中国的侮蔑用語といえば。
「チンチャンチョン」ってのがあるんだけど。
皆さんご存知ですかね?
欧米の国に住んだ事がある人は絶対に知ってるよね。
言われたことがあるかどうかは別としてね。
アタイ何度も言われた事アルよー。
って自慢にならんけどね。

人生初はドイツラントに留学した
1995年の秋でございましたよ。
場所はコブレンツの近くの小さな田舎町モンタバウアー。
あそこで生まれて初めて憎しみをこめた言い方で
この言葉をドイツ人の青年に浴びせられたんだよね。

最初意味が分からなかったけど
相手の言い方に憎しみがあるのは分かったので
大変驚いたんだよねー。
と言うかショックでしたわよ。
カルチャーショックと言うよりも悲しかった。
自分が人種差別されてることにショックを受けた。
まさか日本人である自分がさげすまれるだなんて
思いもしなかったからね。

そんな情報は日本でも聞かされたことが無かったし。
愛して病まない憧れの国ドイツラントに
やってきてワクワクしてるクロネコに
そんなヒドイ言葉を浴びせるドイツ人が居ようとは
思いもよらなかったからねえ。
コレのせいで留学してる間中ウジウジ悩んだわよ。

今でも恨み節~状態なので、
時折嫌味っぽくドイツ人に言ってやってるんだよねー。
ドイツ人は自分たちがリベラルで
オープンマインドだ!と自負してるから
まだまだだぞー!と教える意味でも
アタイが言わなきゃダメなのよ。
まあ、アタイと仲の良い人たちは差別とか
しないんだけどね。

この話をするとどのドイツ人も
「まさか・・・」ってショックを受けるんだよねー。
でもクロネコのショックはもっと大きかったんだからね。

こないだ英会話の授業でジョー先生に
「クロネコはチンチャンチョン!て言われた事ある?」
って聞かれたのよね。
どうやらアメリカでもアジア系にはこの言葉で
ののしるらしいよ。
一体どういう意味があるんだろ?って感じよね。
ドイツでは「じゃんけんぽん!」の時この言葉を
言うことがあるんだけど。
それもなんだかねー。

まあ、実を言うと。
最近はこの言葉でののしられる機会は
滅多に無いんだよね。
数年に一度くらいの割合だよ。
それくらいほとんど無くなってる。
だからこそ突然ののしられるとこっちも
即反応が出来ないんだよね。
ドイツ人は段々ののしらなくなってる・・・
と言うのがアタイの感想かなあ。

そうすると昨日のデブはドイツ人じゃない可能性もあるね。
けどさー。
あのデブは「中国人をののしる」のが目的だったと思うんだけど
昨今はどこの国のどこの街に行っても
中国人で溢れかえってるんだよね。
日本人が多い事で知られるデュスでさえ最近は
数では中国に圧倒されつるある気がするし。
最近はそこら中にうようよと中国人が居るんですわよ。
だとすると、かなりの数の中国人に
ののしり行為をしなきゃならんわけで。
万里の長城並みのエンドレス作業になるよ。
10mごとにののしるのも結構大変だから
非効率だよね。
って。
普通の人間ならそこまで考えるけど、なんせこいつは
低脳だったから、そこまで考えが及ばないんだろうなあ。
だから太ってるんだろうし。
こうなると逆にあのデブにはがんばって
すごい数の中国人と、似たような顔の
日本人をののしり続けて欲しいよ。
日本人の数もバカにならないからねー。笑


そういえば、以前道路ですれ違いざまにアタイに
チンチャンチョンとののしってきたのは。
こともあろうかトルコ人の男だった。
は?は?は?
と思ったのは言うまでもないよ。

おんどりゃ、お前みたいな第三世界の国のヤツに
バカにされる覚えは無いわー!!!
って心の中で叫びましたわよ。
あいつら自分たち自身がドイツ人から差別を
受けてるってのに、自覚が無いのか
アタイに向かってののしってきたんだよね。
どんだけ図々しいやつらなんだろ!!!
ってアタイは怒り心頭だったよ。

なのでそれ以来アタイは「トルコ人が嫌いです!」
と公言するようになった。
差別と言われようが気にしない。上等だよ。
アタイは心が狭いんだわよ。
広い心で許したりはしないからねーだ。
トルコ人はそんなんだから嫌われるんだね、
って排斥される理由が理解できたくらいよ。

クロネコの恨みは一生続くので
ジョー先生みたいにクロネコに
「ドイツで差別された事ない?」
って聞いてくる人が時々いるんだけど、そのとき必ず
「あるよー、しかもトルコ人にののしられたわ」
って答えるようにしてる。
するとみんな驚いて「なんてやつらだー!」
って憤慨するからねー。
うしし。
クロネコの草の根的リベンジは今後も続くよ。
アタイはかなり根に持つタイプなので
今後もトルコ人を許さないつもりです。

ついでにデブも許さないよ。
もともと嫌いなのに(アタイが嫌う場合は確実に理由があるのだよ)
さらに嫌いになったね。
やっぱ太ってるやつはデリカシーに欠けるんだよ。
だから100キロも超えるような体でも生きていけるんだよね。

あー、腹立たしい!
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by kuronekomusume | 2011-08-25 07:17 | 日記 | Comments(8)

絶賛ハマリ中のヨーグルト

ドイツラントではスーパーに行くと
かなりの種類のヨーグルトが冷蔵コーナーに
並んでるんですわ。
ほんとかなりの種類。

最初の頃は興味が無かったんだけど
人んちで食べたりしてるうちに
なんか美味しいかも~って思うようになり。

その時々の気分で色々試しては
別のに乗り換え~を繰り返してます。

いっときアタイの中で大流行だったのが
穀類入りプリン。
って。
ヨーグルトじゃないんだけど。
まあ乳製品が入ってるんでね。
穀類って言うのはなんか物凄く小さい粒のものが
入ってるんだわー。

ドイツラントには
ライスプディングなるものがあって
ミルク・ライスを甘く煮たようなデザートが
大人気なんす。
なので当然ヨーグルトコーナーには
これにちなんだ商品もあるんだけど。
アタイはどうしてもライスを甘く煮るという
調理方法が頭で理解出来ないため
絶対に食べないぞ!と思ってるんですわ。
一度くらい食べたことがあるような気がするけど
やっぱりライスは牛乳と煮ちゃいけませんわよ!
ってのがアタイのポリシーかなと。

今アタイの中で大流行なのは
オーソドックスなやつで
ヴァイヘンシュテファン社の
クリームヨーグルト!
クリーミーですんごく美味しいんす!

アタイ色々食べてみて分かったんだけど
ヨーグルトのみ!っていうやつより
クリームが織り交ぜてあるやつが好きみたい。

で、要注意なのがそこに加味された
ジャムみたいなやつ。
ドイツ人が味付けするとやたらと
甘いんだよね。
せっかくクリーミーで
美味しいヨーグルトなのに
そこにどどどどーん!とイチゴジャムが
加えられてると、味がジャムに負けるんだわ。
でもドイツ人ってば味を壊しがちな
人たちだからねー。

色々なメーカーのヨーグルトを試しまくって
アタイの中でいつ食べても美味しい!
ってのが上述したヤツなのよ。
あとね、ツォット(Zott)社のも美味しい。

そんなわけで。
今アタイの中でヘビーローテーションな
ヨーグルトはこの二つです。
青いほうは冷蔵庫に常備してる状態です。
クリーミーでまろやかでおいしいよー。

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by kuronekomusume | 2011-08-25 06:22 | 日記 | Comments(0)

おぞましいヤツ

あのおぞましさを伝えずにはいられない・・・。笑

昨日ね、久々にカエルを見かけたんですわ。
けどね、アマガエルなんて言う小ぶりなヤツとは
ワケが違うんす。

アタイはもう何十年もカエルが嫌いだから
アマガエルだろうが、何ガエルだろうが
すべてアウトなんだけど。

うすうす気がついてきたんだけど
ドイツにはアマガエルが居ないんじゃないか?ってことよ。
あの小さい緑色の気持ち悪い姿の生き物よ。
あいつ多分ドイツに居ない気がする。
気のせいかもしんないけど
少なくともアタイは見かけない。

あいつは実家の庭にぎょうさんおるんだけどね。
そんで、雨が降りそうになると
ゲコゲコ泣き出すんだよ。
うるさいけどその分やつらの所在が確認できるわけで。
絶対に庭に出ちゃいかん!
と危険を察知できるわけで。
急いでサッシを閉めて家の中に入ってこられないように
したりね。

けど。
ドイツでは雨が降りそうでもゲコゲコ言う声を
幸いにして耳にした事がないんだよね。
それにあんなに芝生がたーくさん歩国で
緑色の中に一匹でもアマガエルが居そうなもんだけど。

これが。
今まで遭遇したことが無いのだよ。
ホント、幸いな事に。
クロネコが気がついて無いだけじゃないのー?
って思うかもだけど。

こういっちゃなんだけど。
アタイのカエル発見センサーはかなり優れてるんだわよ。
大嫌いな分、どこにやつが潜んでるかが
大体分かるんだよね。
というよりも気がついたら超至近距離に居たりして。
度肝を抜かれちゃうんだけど。

それぐらい敏感なんすよ。

通勤で野原を横切る時も
茂みががさがさ言い出したら、全神経をそばだてて
その音の方向を注意するんだけど。
だいたいそれの犯人はウサコなんだわよ。
ピーター・ウサコがガサガサやるからね。

いやー、アマガエルが居ないだなんて
ドイツってば良い国だ!
安泰だ、安泰だ!

って思ってたんだけど。
さすがは高精度変えるセンサーを持つネコなだけあって。
違う種類のカエルに出会うんだよね。

ドイツに生息するカエルで
アタイが遭遇しやすいやつは
もっとデカイんすー。
恐ろしい、恐ろしすぎるよ。

カエルを怖がるなんて~
ってよくバカにされるけど。
あの気持ち悪い姿をあのサイズで見たら
誰だっておぞましさを感じると思うよ。

まじで、可愛さのカケラも無いから。

平均サイズは手をグーにしたくらいの大きさで。
もうその時点で大分アウトなんだけど。
見た目がこれまた気持ち悪い色合いなのだよ。
大抵は濃い茶色と言うか、土の色に近いんだけど。
昨日見かけたのは真っ黒だったのよ。
真っ黒のカエルだよ。
どんだけ醜い姿なんだ!って話。
あんなヒドイ外見で生まれてこなくてもいいんじゃないの?
ってくらい醜さ100%。

最初ね、駐車場の真ん中に掌大の丸くて黒いものがあったから
てっきり枯れ葉か、ゴミか、
はたまたふとどきな飼い主が放置した犬のフンか?
って思ったんだわ。
クロネコはコンタクトを入れてるけどそれでも
視力がいまいちなのか、あんま良く分からなくてね。

でも。
じーっと、じーっと見つめてみたら
その黒いやつには足っぽいものが見えて。
あー、もう絶対ヤツだ。確実にヤツだ!

って思ったから迂回したのよ。
そいつから5mくらい離れてぐるっと歩いて
会社のビルに入ってね。
そいつは微動だにしなかったけど
どうしても気になったからオフィスに入ってから
アタイの席の横の窓から下をのぞいてみたんす。
窓からちょうどその駐車場が見えるからね。
したら。
その黒い丸いやつから足が出てて。
よたよた歩きながら駐車場を横切ってるのだよ!
ぎゃー!!!
やっぱ、やっぱアイツだった。
きもすぎる・・・。
あんな気持ち悪い動きをする生き物がいるだなんて。
いるだんなんて、いるだなんてー!!!

やっぱアタイのセンサーは正確だったわ。

くそー。
ドイツにはもっとデカイカエルが生息してるよ。
しかもやつはほとんど泣かないから
遭遇するときはかなりの接近戦になるわけで。
よたよた醜い姿をさらしながら歩くあの姿が
おぞましすぎるんだわよー。

しかも。
何故かアイツは歩道を好むのよ。
アタイの行くところにヤツあり!って感じで。
アタイは草木の生えてるところには
カエルが居るかもしれないって思ってるから
なるべく歩道の真ん中を歩くようにしてるのに。
その対象者がアタイと同じところを歩いてるようじゃ
本末転倒ってわけで。
まったく。
あのわからずやめ。

クロネコ今後もアパートの上層階以外には
絶対住め無さそうです。

会社もアタイの席は3階だから、
たとえ万が一あいつがビル内に侵入したとしても
ココまではあがってこれまい・・・

あー。
恐ろしい。
最近寒い天気だったからカエルがあんまり
出て来れなくて良い感じだわー
って思ってたのに。
前日ちょっと気温があがったのが良くなかったみたいね。
25度を超えて生暖かい気温になると
あいつらが出て来るんだよ。
あー、気持ち悪い。

あのサイズが恐ろしいのよ!!!

ってドイツ人に言うと必ず言われるのが
「えー、かわいいじゃない!ドイツには
カエルのメルヘンがあるよ」
ってやつ。
ええ、ええ、知ってますわよ。
カエルの王様でしょ!

おぞましいヒキガエルが実は
魔法をかけられた美しい王様だったってやつでしょ。
どっかの国のプリンセスが大事なマリを池に
落としてしまって困ってたら
気持ち悪いヒキガエルがやってきて
「友達になってくれたらとってきてやる」って
脅迫するんだよね。
キモイからプリンセスは逃げて帰るんだけど
お城までそのストーカーヒキガエルは
追いかけて来るんだよ。
実際にカエルに後をつけられたら恐ろしくてしょうがないよね。
で、しつこくつきまとって、
ベッドで一緒に寝てくれとか、
ご飯を食べさせてくれとか。
気持ち悪いことばかり要求してくる始末で。
いい加減にせー!ってプリンセスが切れて
カエルを壁に叩きつけたら王様に戻った!
とか言う話でしょ。

一体何のプレイなんじゃー!って話。
貧乏な子が王子様と結婚できるのならまだしも
このかわいそうな女の子はそもそもプリンセスなんだよ。
何がかなしゅうてカエルのセクハラ行為に
耐えないといけないんだろ?って話。
彼女はカエルなんか居なくても
普通に他の国の王様と結婚できるのにねー。

いやー、まったくもって気持ち悪い話だよ。
アタイなら不幸にしてヒキガエルにされた王様を
助ける気はまったくないなー。
他のプリンセスを当たってください!って感じだよ。

ああ、恐ろしい話もあったもんだよね。

けど王様目線で考えると。
自分がヒキガエルにされたらショックだろうなー。
嫌がられても必死でプリンセスにつきまとって
魔法を解いてもらうだろうねー。
・・・。
ああ、それしかないんだった。
カエルに残された道はそれだけしかなかったのね。

いや、でも同情はしない。
カエルはカエルなんだよ!

気持ち悪いことこの上なしだから。
あのおぞましさ、誰が見ても嫌いだと思うなあ。
よたよた手足をうごかしながら歩く姿が・・・
あいつら全然ぴょんぴょん飛ばないんだよね。
まあ、その点は助かるけど。
こっちに向かってとばれたらアタイ気が狂うかも。

恐ろしい・・・。
通勤も命がけだよ。
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by kuronekomusume | 2011-08-20 23:14 | 日記 | Comments(4)

批判する権利無し!

ちょっとね、プーチン閣下ファンとしては
黙っちゃいられない記事を本日見かけましてね。
クロネコはぷんすか怒り心頭ですわよ!!

ヤフーニュースのトップに一瞬出てた
ニュースタイトルがね、その理由なんす。
「元大統領がプーチン氏に苦言」。

コレ見た時、は?元大統領って一体誰さ?
は?は?はー???
って思って即効でリンクをクリックよ。
どこの不届きもんが閣下に苦言なんぞを
出しよるんじゃー!ってね。

外国の大統領じゃないだろうし。
ルスラントでで、元大統領といえば
閣下ご自身と、あとはエリツィンしか居ないけど
エリさんは大分昔にお亡くなりになられてるから。
一体誰じゃ?ってことになるよね?

で、リンクをたどってびっくりよ。
苦言を呈したのはゴルビーらしいんす。
は?は?は?
ゴルビーはルスラントの大統領だったことなんぞ
一度も無いんだけどな。
ルスラントの初代大統領はエリさんだからね。

ってことは。
あー、そうだったね。
CCCPつまり、ソ連の最初で最期の大統領って意味ね。
1年程度の短い就任期間だから
誰もゴルビーを大統領だったと認識してないわよ。

ゴルビーは老体なのにわざわざでしゃばって
閣下に一体何の難癖をつけてるんだろか?
って話よね。

ロイター記事をコピペしますと・・・
ソ連崩壊のきっかけとなった1991年8月の
保守派クーデター未遂事件から20年となるのを前に、
当時大統領だったゴルバチョフ氏(80)が17日、
モスクワで記者会見し、「最高指導者に変化が必要」
と述べ、来年の大統領選出馬がうわさされる
プーチン首相を暗に批判した。

だってさ。

ゴルビーのオッサンてば、西側諸国のコマとして
利用されてるだけなのに。
注目されるのがよっぽど好きなのか80歳にもなって
度々しゃしゃり出てくるんだよねー。
で、したり顔で民主主義を語っちゃうんだけど。
「民主化」の代名詞みたいな存在として
西側メディアに登場すること多しで。

まったくもって情けない。

ゴルビーがペレストロイカやらをかついで
冷戦を終結させて、
ソ連を崩壊させたのは事実だし。
そして東西ドイツも統一されたとは
思うんだけど。
でもそれは決してゴルビー単体が
やったことではなくて。
その影には米英仏の暗躍があったと思われるわけで。

西側にコビコビなのが鼻につくってんだよ。
商業主義にやられてるというか。
ゴルビーってば半端なく拝金主義なんだよね。
そんなオッサンに民主主義を語られてもね・・・。

ヴィトンの広告なんかに出てんじゃないよ。
ブルジョアに媚てんじゃねえー!

アタイが何よりゴルビーにガッカリしたのは・・・。
というより心底嫌悪感を感じたのは・・・。
イケダ大作氏と雑誌第三文明の表紙を
一緒に飾ってるのを見た時だよ。
アタイはあんなカルト教団は嫌いだから雑誌を
買わないけど、あの人たち金持ってるから
電車の中吊り広告によくあの雑誌が載ってたのよね。
「あー、ゴルビーが会談してるー」
と思って見たら、相手が大作氏でしたって感じで。
キモ過ぎなんすけど・・・。
ゴルビー・・・おまえは金のためなら対談相手が
グルでも何でも良いのか?
って電車の中でひざがっくんでしたわよ。

ゴルビーの評価も一緒に下がりましたから。

お金のためなら見境が無い。
それがゴルビーの強み。
彼は何でもやりますよ。

だから、時には閣下を褒めることだってあるんすよ。
でもそんな声は閣下には届かないし
いちいち相手にされてない模様。

かと思いきや。
こうやってまた閣下を非難してみたり。
どこぞの西側諸国からの差し金なのかな?
または。
超深読みだけど、閣下サイドが情報をかく乱するために
わざとゴルビーをスピーカー役として利用したか。

いずれにしても。
閣下ファンのアタイにとっちゃゴルビーは
マイナス評価。

つーかさ、さもルスラントの代表みたいな面して
発言とかしちゃってるんだけど。
彼はルスラントでは不人気なんだよね。
ロシア人は彼のことが好きじゃないんだよ。
むしろ嫌い派が大多数とのことで。
理由はもちろん冷戦に負けたからよ。
そんで、ソ連が所持してた領域やらを
いともあっさり放棄したからで。

閣下も当時のやり方について怒ってたのよね。
で、一般ロシア人国民も文句たれてましたわよ。

ロシア人って基本的に自分たちは強大な国!
って言う自意識が強いみたいなんす。
それがプライドと言うかね。
なので、そのプライドを国民から奪ったゴルビーは
当然国民から快く思われてないらしいのですわ。

そしてそれをゴルビー本人が一番よく
分かってるみたいで。
米原万理さんの本にもあったんだけど。
ゴルビーは決して一度たりとも
ロシア国民に信任を問うたことが無いらしいんだよね。
ソ連大統領って言っても勝手に自分でなっただけで
ロシア国民が選んだわけではないのだよ。
エリさんは国民の投票で選出されてるし。
プーチン閣下だって選挙と言う形を
とってるからね。
公平なのかどうかは知らんけども。
西側メディアは不正投票って言ってるけど
ロシア国民の閣下への信頼は厚いんだよ。

そんなやつに、プーチン閣下の大統領への再選を
非難される覚えなんぞないわいなー!!
ってクロネコは思うわけなんす!

ゴルビーは自国民からは不人気だけど
西側諸国ではヒーロー扱いなんだよねー。
だからコマなんだよ!って思うわけで。

ゴルビーにはルスラントを統治する力も
能力も人望も無いんだから
だまってなさいよー!って思う。

閣下にはちゃんと戦略があるし、
一般人が予想しないような展開を準備してくれてるはずだからね。
ルスラントの次期大統領関係のニュースだと
必ず「プーチン閣下が再出馬か?」って予想に
なるんだけど。
サプライズ好きの閣下のことだから
全く違う事をやるんじゃないかなー
って今からワクワクしてるんですわ。
まあ、見てて。
意外な展開になるに違いないから!
それが一体ナンなのかは分からないけど
これはファンの勘なんす。

なので。
ゴルビーの戯言は完全シカトでよいかと。

閣下のかわりにアタイがプンスカ怒っておきますんでね!
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by kuronekomusume | 2011-08-19 06:56 | プーチン大統領 | Comments(4)

映画評1本

そして残り1本の映画評も。
昨日はこの映画について書きたかったのよねー。

「イングロリアス・バスターズ」
主演:ブラッド・ピット他。
監督:クウェンティン・タランティーノ
公開:2009年


ストーリー:
第二次世界大戦中のナチス占領下にあるフランスが舞台。
1941年に農家にかくまわれていたユダヤ人一家は
ナチス親衛隊のランダ大佐によるユダヤ人狩りで
殺されてしまう。一人生き残ったショシャナは逃亡。
名を変え1944年にはパリで映画館を経営するに
までいたる。
ナチス統治下のパリ・シネマへ顔を出す
ドイツ兵のフレデリックと出会う。
英雄兵の彼の強力なプッシュで、ショシャナの映画館にて
ナチスドイツのプロパガンダ映画が上映されることになる。
その上映会には、ナチス幹部はもとよりヒットラー総統も
参加すると分かり、ショショナは復習を企てる。
一方で、イングロリアス・バスターズと呼ばれる
アメリカ秘密特殊部隊は、フランスで次々と
ナチス軍隊を襲い、ことごとくドイツ兵を殺していく。
レイン隊長はドイツ兵を殺した後、自分の先祖アパッチにならい
敵の頭皮をはぐという残虐行為を行う。
当然この秘密集団のうわさはヒットラー総統の耳にも
入っており、イライラさせる存在となっている。
レイン隊長はある日、ナチス幹部を襲撃するべく、
パリのシネマ上映会を利用する事に。


といった感じですかね。

見ながら一番驚いたのは、自分の英語力のやばさですわ。
なんかね、ブラピの出演シーンの英語が
まったく聞き取れなくて。
何言ってるのかさっぱり分からなかったよ。
軍人特有のリズムでしゃべれられるのも
なんだか変な感じでなじめなかったし。
「ブラピのシーンをカットしてくれないかな」
って思いながら見てましたよ。
なので、ブラピが何を言ってたのかは
今尚不明な状態です。
とほほ。

アタイね、無謀にもオリジナル版で
この映画を見たんす。
でね、タランティーノは割りとその国の人に
忠実に撮ってたもんだから、
フランス人はフランス語、
ドイツ人はドイツ語を話す感じで
撮影してるんだわ。
で、アメリカ人とイギリス人は当然英語。

フランス語とドイツ語は英語字幕が
つくので、どっちもちゃんと理解できたんだけど。
字幕がつかない英語がさっぱりで。
なので肝心のところが抜けてるかもしれんわ。
つーか。
クロネコはドイツ語は英語字幕無しでも
いいんじゃないの?って思うかもだけど。
例のあの人のドイツ語がさっぱり
聞き取れなくてね。
そう、ヒットラー総統のドイツ語だよ。
ナマリ炸裂で、独特の言い回しと
キレ気味なしゃべり口調だから
クロネコにはさっぱり聞き取れずでしたわ。
なので字幕読みました。
ああ。
役者さんが演じてるとはいえ、
総統のドイツ語は無理だわー。
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あと、映画のタイトルを書いてて
気がついたんだけど。
アタイは映画を見ながら知ってる俳優さんが
割と出てるよなーって思ったんだけど。
それは主にドイツ人俳優さんたちでした。
つまりね、一般的に知られてる俳優さんの
名前を書こうと思ったら。
それはブラピしか居ないのでした!
なんてこった!
それ以外はあんま有名じゃない人を
使ってたのね。
けどドイツ人俳優陣は・・・
ドイツのトップレベルの俳優さんたちばかりが
出てましたわよ。
しかもクロネコの好きな俳優さんたちばかり。
にしてもさー。
ドイツ人の俳優さんって必ず俳優人生において
何度かナチス役をこなさないといけない
運命になってるよね。
嫌でもやるしかない。
ドイツ映画でも役がまわってくるし。
ハリウッドならもっとまわってくる。
とにかくドイツ人という看板を背負うなら
ナチス役もセットでついてくる仕組み。
皆さん何回軍服着てるんだろうねえ。

けど、どの俳優さんたちも演技がすんばらしかったわよ。
残虐シーンが多いけど、それをしのぐ
演技力でござんしたわ。
英語、ドイツ語、フランス語をあやつってて
アタイはフランス語は分からんけど
皆さんドイツ語も堪能でしたわよー。
と思ったらほとんどドイツ人俳優による発音でした。
そりゃそうよね。
アメリカ人がドイツ語しゃべったら興ざめ発音だもん。
らしさを出すにはドイツ人にやらすのが一番なりよ。

主役はブラピになってるというか。
ブラピはある意味客寄せパンダかな。
じゃないと誰も映画を見なくなるからね。
だからなのか、映画の中では多少浮いて見えた。
そういう設定だと思うんだけど。
殺人マニアっぽい残虐性を見せる役。
ナチをやっつける!という大義名分で
ドカドカ殺しちゃうんだよね。
でも現実にはそういう人は存在してないと
思うので、あの時代にあんまマッチしない役柄なんす。
現代的過ぎるというか。
ブラピにしか見えないというか。
ブラピが第二次世界大戦中のフランスに居る・・・
というようにしか見えなかったなー。
残念じゃー。
残虐さには凄みがあったけど。

ブラピより重厚でいや~な空気をかもし出してたのは
ナチス親衛隊のランダ大佐だよ。
この人ね、人を追い詰めるプロなんす。
意地悪~くね、追い詰めて殺しちゃうんす。
いかにもSSの大佐!って感じでしっくりきてます。

「ユダヤ人をかくまってるのは分かってるんだよ~。
どこに居るのか指で指し示しなさいな~。にや」
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そのランダ大佐から逃れたユダヤ人生き残りの
ショシャナはパリのカフェに居るところを
英雄的ドイツ人兵のフレデリック君に見つかる。
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このフレデリック君はダニエル・ブリュールが演じてるんだけど
さわやかで優しい雰囲気のようでいて
結構強引でしつこくて鈍感な性格の役なんす。
ダニエル君のイメージとは違うけど
フランス人が描くドイツ人のイメージなのかも。笑
ショシャナにしつこくアタック。

フレデリック君はどこぞの戦闘作戦で
3日間で300人近くを射撃で殺したため
英雄扱いを受けてる。
そんな彼を題材に宣伝相ゲッペルスが
プロパガンダ映画を製作。
その名も「国家の誉れ」↓
いかにもプロパガンダ~で良い感じが出てるよね。
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そんな彼主演映画のプレミア上映会を
ナチス幹部をあつめてやりましょう~
ってことになるんだけど。
フレデリック君はショシャナが経営する映画館を
強く推したため、彼女の映画館に決定する。
「キミの映画館を使っても良いかな、マドモアゼル?」
って直々にゲッペルスに会う羽目になるショシャナ。

で、ココで注目なのが。
ゲッペルスの愛人兼通訳のフランセスカさん。
そうなんす。
ジュリー・ドレフュスさん二度目の
タランティーノ映画出演なんす!
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なんか。
タランティーノってかなり彼女のことを
気に入ってるよね。
そうとしか思えない。
キルビルで腕からピューピュー血しぶきを
あげる役をやってた時も
「おお、タランティーノ映画で見かけるとは。」
って驚いたけど。
まだまだキャスティングは続いてたのね。
しかも。
最初のクレジットにも「ゲスト出演」って
どでかく名前も出てた。
すごいねえ。
むかーしテレビで見てた覚えがあるから
不思議な感じがしますわ。
でも彼女はハーフでも何でも無く、
もともとフランス人なんすね。
日本には語学留学でやってきて、そのまま
美しいからテレビに出るようになったのかな。
映画の中でもビッチな役柄なのに
どことなくフランス女性っぽい品がありましたわ。
そうか、そうか。
と思ってこの映画の役柄の名前を見てて
またまたビックリ。
ユダヤ人女性ショシャナのフルネームが
ショシャナ・ドレフュスでござったよ。
どこまでタランティーノはジュリーさんのことが
好きなんだろうー!!
って思った次第です。
その割にはちょい笑えるエロシーンも
入れたり。
面白いなあーと。

このゲッペルスさんは最初イメージと違うかな
って思ったけど、段々見てるうちにゲッペルスぽく
見えてきた。笑
ドイツ人俳優のジルベスター・グロートさんという方です。
東ドイツ生まれだそう。
クロネコ彼の演技結構好きかもー。

そうそう。
途中で連合軍?総司令部みたいなところが
映るんだけど。
そこに座ってるでぶったおじいさんが
チャーチルっぽいなあと思ってたら
チャーチルでした。
アタイはチャーチルが嫌いですからね。
ちなみにイギリス人たちがしゃべってる内容も
まったく聞き取れずで。

なんだか。
この映画無駄にダイアローグが多くて
英語力の低いクロネコには難儀でしたわ。
字幕が出る場合は一旦停止すれば読めるけど
ペラペラ英語をしゃべられた日には
まったく聞き取れずよ。
自分のせいなんだけどさ。

あとでウェブで色々読み漁って前後関係を
つなぎ合わせたから全容は見えてきたけどね。

連合軍司令部にいたイギリス人軍人?が
実はナチスに潜入してるスパイで。
アメリカ特殊部隊のレイン隊長や
連合軍側スパイの女優ブリジット・ハマースマルクなどが
パリ郊外の飲み屋に集合するわけなんす。
ヒットラー暗殺の悪巧みをするべく。

でもコレがなかなか上手く進まない。
居酒屋には酔っ払ったドイツ兵の
グループもいて。
彼らが絡んできたりと結構邪魔。
ついに切れてみた所・・・。
奥からゲシュタポ隊長のヘルシュトローム氏登場。
実はスパイなのがばれたのでは?
と緊迫するスパイメンバー。
このゲシュタポ隊長がこれまた知った顔だった。
ドイツ人俳優のアウグスト・ディールさん。
以前ユダヤ人役で「偽物師」と言う映画に出てた。
今度はナチ役。
ドイツ人俳優は忙しいねー。
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ゲシュタポといえば秘密警察だから
スパイを見つけ出すのがお仕事。
ネチネチと絡まれてみんなタジタジ。
その中で一人だけイライラしてたのが
イングロリアス・バスターズメンバーの
フーゴ・スティーグリッツ氏。
彼はナチスメンバーなのに、ナチ要人を
つぎつぎ暗殺する殺人マニア。
そこを買われてイングロリアス・バスターズに
スカウトされた経緯があるのだ。
で、そのおかしな殺人マニアを演じてるのが
ティル・シュヴァイガー氏。
イカレタ感じが似合ってましたわ。笑
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結局イギリス人スパイのハイコックスが
へまをしてゲシュタポ隊長に
ドイツ人じゃないのがばれてしまう。
何でばれたのかと言うと。
「コニャック(ウィスキーだったかも)を3つ」
ってオーダーしちゃったからで。
このシーンで分かるかな。
アタイはこのシーンを見て「あれ?」って気がついたのよ。
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ドイツ人は「3つ」を指で指し示す際、
親指、人差し指、中指を使うんす。
でもこのイギリス人スパイってば日本人と
同じように3つってやってるでしょ?
これでゲシュタポにばれちゃったのだ。
ま、アタイでも違和感があったからなあ。
スパイ失格じゃー。
けどこのイギリス人はやたらめったら
ステキなドイツ語アクセントだったよ。
と思ったら本当はドイツ生まれの俳優さんでした。
ドイツ人とアイルランドのハーフだそうで
えらい男前だったよー。
名前はミヒャエル・ファスベンダーさん。
と思ったら!
X-MENに出てるじゃないのー。
気がつかんかったわー。
あとでチェックしてみよ。

で、忘れちゃいかんのがこの飲み屋の主だよ。
クリスチャン・ベアケル氏がそのオッサンなのだ!
いやー。
なんて豪華なシーンなんだろー。
って。
そんなこと思ってるのドイツ人とドイツ人俳優が
分かる人だけだよね。
アメリカ人には何とも無いシーンだろうな。笑
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美しい女優ハマースマルク役の
ダイアン・クルーガーさん。
キレイすぎてクラクラしちゃったわ。
衣装が似合うし、タバコ似あうし、
シャンパン似あうし。
物腰が優雅であの時代の女優然としてて
美しかったー。
ダイアンクルーガーさんは何気にドイツ人なんすね。
道理でドイツ語が達者なわけだ。
他にも色々映画に出られてる様子で。
トップモデルでもいらしたんだとか。
へーへーへー。
通りで身のこなしがオサレなんだね。
帽子にカードが入ってるのは
飲みの席でのゲームをやってるからなんす。
このゲーム、アタイもやったことあるよ。笑
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結局のところ、殺人マニアの
ティルシュヴァイガーが銃の引き金を引いちゃったから
飲み屋の客、つまり全員ナチスかドイツ兵が
動転して全員で銃撃戦に。
結局ドイツ兵一人とダイアン・クルーガーが
生き残るんだけど。
上のフロアにいたブラピが和平交渉に
降りてくる。
逆上したドイツ兵をなだめた瞬間に
ダイアンがドイツ兵を射殺。
いやー。
ドイツが誇る役者が揃ってる豪華な飲み会の場が
一瞬にして血の海。
みんな殺されちゃった。

生き延びたダイアンもブラピに拷問を受け
映画プレミアの情報を提供するはめに。
そしてブラピと一緒に映画館へ行く羽目に。

映画館でナチスをやっつけよう!と言うこの
作戦はその名も「作戦キノ」。
キノとはドイツ語で映画館と言う意味。

拷問されてあとダイアンは
何人の振りをして映画館へ入り込むかを検討する際
ブラピに向かって
「アメリカ人って何か外国語がしゃべれたっけね!」
ってキレるんだけど。
このセリフ超決まっててかっこよいのだよー。
わかるーっ!
ってアメリカ人以外の人は
全員うなづくところ。笑

そして作戦キノが実行される映画館へ・・・。
映画館主のショシャナは家族をナチに殺されたため
復讐に燃える。
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なんと映画館に保存してあるフィルムを
全部燃やして映画館もろとも焼いてしまおう!
と言う焦土作戦を思いついたのだ。
何でもフィルムは紙の3倍のスピードで
燃えるんだそう。
映画監督のタランティーノが思いついたにしては
すごい案だと思う。
映画ファンなら胸が痛む作戦だけど
そこまでしても復讐しなくてはならない相手なのだ!
と言う印象を与える。
「こいつら皆殺しじゃー!」と言う心の声が
聞こえそうなショシャナの背中。
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しかも。
この日のプレミアにはヒットラー総統まで
駆けつけて参加されてたため。
ナチスの要人を一網打尽に出来る最大のチャンス。

そしてこの場にはイングロリアス・バスターズの
メンバーも紛れ込んで爆弾を爆破させるべく
時を狙う。

結論を言っちゃいますと。
作戦は大成功に終わります。
イングロリアス・バスターズメンバーが
ヒットラー総統のボックス席へ侵入し、
機関銃で総統を滅多打ちにして殺してしまいます。
同時に。
ショシャナのプランも成功して
会場の人たちを焼き殺してしまうわけです。

ブラピは親衛隊に感づかれて拉致されるため
ココでは死なないんだけど。
取引をして上手く生き延びる。

でも基本は殺人マニアだから
ナイフと銃を手にした途端すぐに
イングロリアス・バスターズに変心。
ドイツ兵を撃ち殺して、殺した兵士の頭皮をはぐ。
生かしてる兵はおでこにナイフでカギ十字の傷を
入れる始末。

それがイングロリアス・バスターズ。

まあ。
長々解説しちゃったけど。
書いたとおり史実とは異なる内容なので
深刻にナチス映画を受け入れる必要は
まったく無い内容。
基本ちょっとふざけてるもんね。
残虐性がおふざけを演出してるというか。

アタイは別にタランティーノマニアでも
ファンでもないから、中立的に見ちゃうんだけど。
なんつーか。
ナチスを題材にして映画を撮ってる人は
たくさんいるし、そういう映画はあまたあるけど。
タランティーノ調に撮ったらこんな感じに
なるんだろうかね、といったところ。

なんかねー。
悪ふざけしたり、残虐にしたり。
史実と異なる事したり。
それは新しい視点だろうから
悪くないと思う。
まったくもってお涙ちょうだいものでも
無いから好感持てるし。
ストーリー展開も面白いし。

でもねー。
映画を使って憂さ晴らしをするのは
どうなんだろ?って思った。
首尾一貫してないと言うかね。
どういう事かと言うと。
イングロリアス・バスターズメンバーが
ヒットラー総統を機関銃で蜂の巣のように
撃ち殺すんだけど。
しつこく銃を打って顔とかぐちゃぐちゃに
なるまで打ちまくるわけなんす。
その銃を打ってる顔には憎しみがこもってて。
それを見ると「なんだかなあ」って気がするのよね。

その役者さんってエリ・ロートという本来は
映画監督さんらしく。
しかもユダヤ人なんだそうで。
タランティーノと仲良しだからこの映画の
ユダヤの歴史部分について監修をやったそう。
で、ユダヤ人代表としてヒットラー総統を
機関銃で撃ちまくると言うシーンを撮ったんだとか。
それを見た世界中のユダヤ人が喜んだんだとかで。
・・・。
・・・。
映画で憂さ晴らしかー。
気持ちは分かるけど自己満足だよね。
だって総統は本当はそんなところで死んでないんだもん。
タランティーノはロートさんに敬意を払って
このシーンを採用したのかな。
またはアメリカ映画界を牛耳るユダヤ人に
気を使ったとか?
うーん。

このロートさんはドイツ兵を殺す時も
バットで頭を滅多打ちにするんだよね。
いや、気持ちは分かるけど、
暴力は暴力しか生まないよ・・・と言う
気持ちがどうしても出てくるかなあ。

タランティーノの映画に重さとか
シリアスさとか、本質とか、本物とかを
求めちゃいけないのは分かってるんだけど。
この題材を選んだのはタランティーノだから
そういう視点で見られるのはしょうがないと思うのよね。

欧州系俳優さんたちがリアルに演技をして
シリアスさをかもし出してる中・・・
ブラピの軽さとミスマッチ感が見てて分かるように。
嘘のキャラは作品から浮いちゃうんだなあ
って思った。
そりゃショシャとか色んな役柄が
フィクションだけど、でも浮ついてないんだよね。
ちゃんと作品の中に浸透してる。
まあ、ただのエンターテイメント映画だと思えば
オッケーなんだけど。
その割には私情が入ってるし。

うーん。
良い映画なのか悪い映画なのか判断がつかないわ。
でも見てて好きだったからアタイは星4つかな。
☆☆☆☆

かなり残虐に人を殺すので、あまりそういうのが
好きじゃない人にはきついかな。

そうそう。
あと面白いなあと思ったのが。
ドイツではやはりカギ十字をポスターとかで
使えないらしくて。
この映画のアメリカ版ポスターは
映画タイトル文字のOの中にカギ十字が入ってるんだけど。↓
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ドイツ版からは削除されてる。↓
面白いよねー。
ちゃんと徹底的に消すけど、映像の中の制服とか
垂れ幕はオッケーなんだよね。
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ちなみこちらが日本版。↓
美しい女性二人とブラピも悪くないねー。
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映画評のくせにまとまりなく
思ったこと全部書いちゃいました!
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by kuronekomusume | 2011-08-16 08:06 | 映画評 | Comments(8)

映画評2本

映画評を書きます。
覚えてるだけで4本見てるけど
1本はどうしようもない映画(ガリバー)だったのでパス。笑

まずは1本目。
「ノルウェイの森」
主演:松山ケンイチ、菊池凜子、水原季子
監督:トラン・アン・ユン
公開:2011年

ストーリーは・・・
面倒なので割愛したかったんだけど。
ちょっとアタイの記憶と違ってたので
書くことにする。
記憶ってあいまいよねー。

主人公のワタナベ氏の高校時代の
親友であるキズキ君とその彼女ナオコが
織り成す精神的に傷ついたりするお話。
高校時代にキズキが自殺し、
残されたナオコも不安定ながら大学生になる。
ワタナベと出会い、付き合うようになるが
ある日ナオコは住み込み型診療施設へと
入寮してしまい簡単には会えなくなる。
何故突然消えたのか分からないまま
時々やり取りを続けるワタナベ。
ナオコが不安定になっている理由が分かっても
ナオコへの思いを消さずに頑張るワタナベ。
そうこうするうちに新しい女子ミドリと知り合う。

ま、そんな感じのストーリーかな。
きれいに言うと、
若さゆえの繊細な悩みに翻弄される若者たち・・・。
なんだけど。
セリフを聞いてると「なんだかなあ」って
気持ちになってしまう内容なんだよね。
遅まきながらドイツに来てからアタイは
何年か前にノルウェイの森を読んだんだけど。
果たしてこんな内容だったっけかな?
って映画を見ながら自問自答しちゃったよ。
どうにも自分の記憶があいまいでね。

アタイのこの本に対する認識は・・・
「うつ病になった彼女とのワタナベの話」
だったもんで。笑
80年代?に出版された本にしては
うつ病を取り扱っててすごいわね、
くらいにしか思って無かったんす。
何故にナオコがうつ病になったかと言う点は
すっかり忘れてて。
映画を見ても思い出せなかったわ。

つーかさ、この本って
「ぬれる」だの「ぬれない」だのがテーマ
だったっけ?
って。
何人かのお友達に聞いたんだけど
みんな一様に「そうだよー」の返事。
うーん。
ますます自分の記憶力が心配になる。笑
そうだ、アタイはこの本を持ってたはずだから
もう一度読んでみよう!
と思って自宅の本棚を探したんだけど。
本が見当たらない。
・・・。
ここでも記憶障害なんだけど多分誰かに
あげちゃったものと思われます・・・。
それさえ覚えてないなんて。
自分が怖い。

まあ、この映画の話をしますとね、
幼馴染だったキズキ君とナオコさんは
いっつもいっつも一緒に居てそれはそれは
仲が良かったので、付き合ってたそうで。
で、流れで二人でやってみたところ
ナオコさんはぬれなかったんだそうで。
愛し合ってるのにぬれないだなんて・・・
と悩んだナオコさん。
でも実はキズキはもっと悩んでたようで。
オレの事好きなはずのナオコがぬれない・・・
ってことを気にして自殺しちゃうわけで。
自分のせいで最愛のキズキが自殺しちゃった事に
ショックを受けたナオコは相当落ち込むんす。

で、大学生になって東京で再会した
ナオコとワタナベは付き合うことになるんだけど。
二人でいたしてしまうんす。
で、その際ワタナベがデリカシーの無い事を
言ってしまうわけで。
「キズキともしてたんでしょ」的なね。
当然ナオコは激怒。
確かそのまま失踪と言うか、
精神を病んだ人たちが暮らす人里はなれた山奥へ
お隠れになってしまうわけなんす。

ワケが分からなくなったワタナベは
ナオコからの連絡を待ちつつ
普通の学生生活を満喫。
そうこうするうちにナオコから
会ってあげても良いわよ的手紙が届き。
いそいそと山奥へ出かけていくワタナベ。

で、ナオコに聞かされた話が・・・。
最愛のキズキにはぬれなかったけど
大して好きでもないワタナベにぬれた自分に
ショックでしたとのことで。

・・・。
ま、そんな話が延々つづいたあげく。
ナオコさんは病状が悪化して
自殺してしまうんです。
うつ病患者は自殺の恐れがあるからね・・・。

でもやっぱりこの時代にコレを描いたって言うのが
特筆すべき点だとアタイは思うのよね。
今でこそウツの認知度は高くなってるし
その病気の人も多いけど、
当時の日本じゃ理解されて無かった病気だと
思うのよね。
だからこそそれを差別的でもなく
変な同情を集めるわけでもなく
さらっと描いた村上氏はすごいなあと思うわけで。

まあ、そのうつ病になった経緯がいまいち
ピンと来ない感はあるけど。
最愛の人が自殺したっておさめるしか
無いんだろうね。
ぬれる、ぬれないが理由だとすると
何とも変な感じがするもんでね。
今なら、「単に相性が悪かったんじゃないのー?」
って済ましちゃえる気がするし。
当時はもっともっと繊細な人たちが
多かったんだろうなーと思えばいいわけよね。
うん、うん。

いやー。
でもなんかしっくり来ないストーリーよね。

アタイ結構村上氏の作品が好きで
何冊か読んでるんだけど。
ココまで性をテーマに書いてるのって
この本くらいのような気がして。
ま、全部読んでるわけじゃないから
気のせいかもしれないけど。
なんと言ってもアタイは記憶力が悪いしね。

むかーし読書評でも書いたけど、
アタイにとってこの本の一番グッと来る点は
和敬塾なんだよねー。
ワタナベが東京の私立大学に通う際、
下宿してた男子専門の寮のことで。
これはアタイが目白台に住んでたころ
アタイのアパートから歩いて5分のところに
ある実在する寮なんですわー。
住んでる当時は何の建物か分からなかったんだけど
この本を読んで「ああ!あの建物のことか!」
って分かったので大変印象に残ってるのよね。
目白通り沿いを夕方歩いてると、その敷地から
えいやー!せい!
みたいな声が聞こえてきてたので一体ナンなんだろう?
って思ってたんす。
で、さっき和敬塾の敷地マップを見てこれまた納得。
敷地内には幾つか寮の棟があるんだけど
目白通り沿いに面してる建物は武道場だったんす。
なるほどー!

場所柄、ワタナベが通ってた私立大学って
言うのは早稲田大学なんだろうなーってのも
想像がつくしで。
この小説はそういう意味でアタイには
興味深いんすわー。
小説には寮の名前も大学の名前も書いてないのに
読みながらピンと来たんす。

村上氏の小説にはそういうのが時々あるから
なんかアタイは好きなのかもしんない。
親近感が勝手に沸くというかね。

映画に話を戻しますと・・・。
役者さんたちは演技力のある人たちばかりで
申し分が無かったです。
でも一番光ってたのは新人の水原さんよね。
きゃしゃで小さくて生意気な雰囲気が
大変魅力的でござんした。

でもなーんか変なセリフまわしだったよね。
オリジナルのせいなのか、脚本のせいなのか
はたまた監督がベトナム人だからなのかは
分からんけども。
特に松山さんのセリフが文学じみてて
しっくり来ないなーって思った。
または60年代はああいうしゃべりだったのかな。

セットが60年代(69年かな)だから
レトロ感が溢れてて、とてもキュートだった。
ただ・・・レトロすぎてリアリティが
まったく感じられずって言うのもあったかな。
嘘っぽく見えるというか。
クロネコの知らない時代だからしょうがないんだけど。

自然の中に居るナオコとワタナベの映像は
とてもとても美しかった。
こんなキレイなみずみずしい場所があるんだー!
風の動きと、湿気が伝わってくるような
不思議な映像の美しさに釘づけでしたわー。
映像を見ながら
「コレは絶対にアジアのどっかの国で
撮影したんだろうなー。
こんなところ日本には無いもんなー」
って思いながら見てたんす。
確信に近い気持ちで。
で、映画のあとでエンドロールを見てたら
日本の土地の名前が出てきてた。
・・・。
えー!!!
あのエキゾチックにも見える不思議な
美しい景色は日本の景色だったの?!
うそみたーい!
あんな映像見たこと無い!!!
ってもう驚いたのなんのって!
トライ・アン・ユン監督が撮ると
日本の景色が違って見えるんだろうかね?
通常の景色に青っぽいエフェクトを
かけてるのはわかったけど
それにしてもねー。
不思議な世界観を出してましたわよ。

そうそう。
監督は日本人じゃないけど映画は
全部日本語だし、役者も日本人。
一体どうやって撮ったんだろ?
って気になってて。
先日たまたま水原さんのドキュメンタリを
動画で見てたら、映画の撮影シーンがあった。
どうやら。
通訳さんが居たらしい。
すごいね。
通訳を介して撮ってたんだー。
なるほどー。

そうそう。
コレまたおおおおっ!と思ったのが
キズキ君ですわ。
自殺しちゃう繊細な青年の役を演じてた
役者さんの目が大変印象的で。
非常に繊細な感じが伝わってくる役者さんだなあ
って思いながら見てたんだけど。
この人一体誰だろ?気になる役者だなー
って思いながら。
あ、もしかして?アタイがこういう気分に
なる役者さんといえば、あの人しか居ないよね?
って思ってね。
エンドロールで確認したところ。
やっぱりそうだった。
高良健吾さんでした!
高良さんはどの映画を見ても印象に残るんですわ。
なのにどれを見ても別人にしか見えなくて。
ハゲタカの映画版を見た際、その存在感に
衝撃を受けたんす。
こいつはブレイクするぞ!とね。

あれから何年か経つけど、
彼は日本ではブレイクしたのかな?
クロネコ日本に居ないから分からんのだけど
高良さんは本当にすごい人ですからねー。
まだ若いのにねー。
目が印象的なのに、顔が覚えられなくて
毎回彼が出てるのを発見するたび
「おお!この人は何て印象的な
演技をする人だろう!すばらしい!」
って思うのよね。
で、あとで調べたら必ず高良さんなんすー。
いいかげん顔を覚えれば?って話だけど
なんだか特徴的でいて特徴が無い気がしてね。
こういう人こそ本当の演技派だと
思うんだけどな。
クロネコが最も注目してる俳優さんですわー。

そうそう。
ナオコと同じ療養施設にいた年上の女性レイコさんだけど。
このレイコ役をやってた女優さんが大変キレイな人でして。
まったくもって予想をくつがえす美しさ。
小説のレイコさんて決して美人じゃなかったような。
映画のレイコさんは菊池さん演じるナオコより
魅力百倍でござんしたよ。

ま、そんなこんなで。
アタイの映画評は・・・
☆☆☆の星3つかな。
映像が美しいの一言です。
ストーリーは起伏が無く淡々と進むので
特に真に迫ってくるものも無く・・・。
人が死ぬのを題材にしてる割には
心に響かないんだよねー。
それがこの本を支持しない人も多い理由かなあ。
アタイは和敬塾の件があるから
嫌いじゃないんだけどねえ。笑


二本目は・・・。
「ニライカナイからの手紙」
主演:蒼井優、南果歩
監督:熊沢尚人
公開:2005年

この映画は・・・蒼井優ちゃんがブレイクする前の映画で
蒼井優ちゃんが大好きだったアタイは(今も好きだけど)
公開直後から見たくてしょうがなかったんす。
でもまあドイツに住んでるんで、
なかなか難しくてね。

とある方法でやっとこさ見れるようになったのに
途中で切れちゃうしで。
そのまま忘れてたんだけど。
先日ふと思いだしてまたとある方法で
見てみたところ。
・・・。
こんな内容だったとは・・・。
今のクロネコが見てはいけない内容だったかも。
号泣でした。

公開直後に見たなら涙ポロリで
済んだかもしれないけど、
2011年のクロネコには
悲しすぎる内容だった。
この沖縄語?のタイトルの意味が分かってれば
見なかったかもなー。
なんか良く分からないまま見ちゃったんでねえ。
コレ分かっちゃうと映画を見る必要が無くなる
んだけど。
ニライカナイって天国って意味みたい。

熊沢監督の映画は泣かせる系が
多かったんだっけかなあ~?
って思ったり。
監督オリジナルの脚本らしいね。

優ちゃん演じるフウキちゃんが
離島して働くお母さんから誕生日に届く手紙に
勇気付けられながら夢を追いかけて頑張るんだけど。
二十歳のお誕生日に真実が分かる・・・
って言う内容。

フウキちゃんみたいにアタイも
おっかさんから手紙が来たらいいのにな・・・
って思っちゃったから
涙が止まらなくなっちゃった。
あーあ。
この映画は反則よー。

まあ、アタイは35歳までおっかさんと
メールやら手紙のやり取りを頻繁に
出来たんだから良かったのよー
って思えばいいんだけど。
でもこの映画の設定はリアルすぎて辛かったわ。

優ちゃんの沖縄ナマリがとっても
かわいらしい。
「ありがとーねー」の音が特にいい。

クロネコの映画評は・・・
☆☆☆の星みっつかな。
号泣したけど、それは映画の良さとかとは
関係ない気がするんでね。
自分のお母さんが元気なうちにだけ
見れる映画です。

残り1本の映画評は時間切れで後日。
本当はコレが一番書きたかったのにー。
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by kuronekomusume | 2011-08-15 10:04 | 映画評 | Comments(2)

2011年夏休み2:後編

ベルリン滞在記の後編を書いて
無かったのでちゃちゃちゃーと急いでやりますわ。
でも長くなるかも。

空軍ミュージアムの次に楽しかったのは。
クロネコ人生初の「テクノ系クラブ」体験ざんすよ。

アタイね、クラブは色々行ってる気がするんだけど
テクノ専門のクラブは行った事が無かったんす。
ロックが好きだから自分で選ぶとなると
ロック系クラブに行くし。

付き合いで行く場合は不本意ながら~の
流行音楽系のクラブだから、
なんか違うなーっていう曲調なんすよ。
ハウスとか、ブラック系とか、
はたまたちょっと違うけどジャズ系とか。
どれもこれも、聞いてると車酔いの気分になるんす。
三半規管がおかしくなるというかね。

実はアタイはハウス音楽そのものを
誤解してたかもしんないのよね。
よくそこいらのパーティで掛かってる曲が
ハウスだと思ってたんだけど。
さっきウェブでハウス系で聞いてみたところ・・・
なんかアタイが思ってたハウスと違ってた。
ハウスは・・・聞いてると車酔いみたいになる。
吐き気をもよおしだす音楽って一体ナンなんだろうね。
ジャズも同じ。
もっとヒドイ。
ジャズを聴くと具合が悪くなるのだよ。
最近はブルーノートっていう名前を見ただけで
気分が盛り下がる。
それぐらいアタイはジャズが苦手なのだ。

けど。
アタイが今までハウスだと信じていた
あのちゃらーい感じのパーティ音楽は
一体なんと言うジャンルなんだろ?
分からないからチャラ・ハウスとでもなづけておこうか?!笑
一般的なパーティだと必ずDJがこういうのを
つなげだすんだよね・・・。
クロネコは大変苦手な曲調でございます。

普通の人ならロック系クラブなんかに行くと
具合が悪くなるんだろうけどね。笑

じゃあテクノは・・・?ってなると。
嫌いじゃないけど
なんかアタイには難しいのでは?という気がしてたので
今までトライした事がなかったのですわ。

けどね、1年くらい前かな?
テレビでベルリンの伝説的テクノ系クラブ、
「トレゾア」の特集をやっててね。
それが非常に感動的だったので、
これはぜひとも行ってみなくては!と思ってたんす。
オリジナルのトレゾアがあった場所は
今では閉鎖されてるので、新トレゾアは
ケーペニック通りに移転してるんだけど。
この新トレゾアがこれまた渋い建物なんすよ。

なんかね、工場跡らしきを改築してて
すごーく広くて、インダストリアルな雰囲気を
かもし出してて、ナイスなんす。
工場廃墟系が好きな人にはグッと来る場所なのですよ。
クロネコとしてはテクノと言うより
建物の中をぜひとも見なくては!
と言う思いが強くてね。

クラブで夜遊びに付き合ってくれる友達って
あんま居ないんだけど。
クロネコの親友◆さんは大のテクノファンですから。
ここは心配してなくて。笑
誘えば二つ返事でオッケーかなと踏んでたんす。
二つ返事どころか、狂喜して喜んでもらえましたわ~。笑
◆さんといえばテクノだもんね!
アタイから見たらテクノのプロです。笑

ま、そんなこんなで。
クロネコ初のサイバーテクノナイトを
堪能してまいったわよ。

感想としてはねー。
思った以上に楽しかった!
つーか、テクノって踊りっぱなしなのね。
3時間は踊り続けてたと思うんだけど
翌日は体中が痛くて痛くて大変だった。
と言うかその疲労が1週間続いたんだわ。

クラブ内には500人以上客が居た気がするけど
(もっといたかな?)
8割くらいが男性客だったのも驚き。
そんでもって。
それらがみーんな若くてねえ。
恐らく大半は20代かなと。
まあオールナイト自体、30代以上は
控えだすからしょうがないんだけど。
にしても若かったなあ。

そんで、若い男子が酒飲んで夜遊びってなると
ナンパ系多しか?と思うんだけど。
これが。
意外にもみんな踊る系なんす。
女子に目もくれず、踊るのに夢中なり。
草食系か?って思っちゃうけど。
で、テクノだしクスリやっちゃってる人も多いのかな?
って思ったんだけど。
これまたそういうのもあんま見つからずで。
なんだか。
健全なダンシング部みたいだったよ。

つっても雰囲気がかなりサイバーだから
健全でもないんだけどね。
そんで。
たくさん人が居たから広いところでは
イチャイチャカッポーも居た事には居たよ。

ま、アタイが言いたいのは
ブラック系クラブほどいちゃいちゃでは
ござらんのだよってこと。
けどまあ、ロック系よりはナンパが多い印象かな。
って。
じゃあ結局ナンパありなんじゃないかー!笑
そうね、ロック系はまさにナンパが無いからね。
あれは一体何なんだろうね?ってくらい
放置されるよ。
自分が女性である事を忘れるには
ロック系クラブがもってこい。笑

テクノに話を戻すと。

あとアタイが思ったのは。
ナンパがあるってことはー。
基本ガイジン率が高いのでは?ってことだね。
ドイツ人男子ってナンパあんましないからね。
クロネコの個人調査によるとガイジン男子が
ナンパをするんですわ。

って。
クロネコはナンパされに行ったワケじゃ
ござらんからね。
ガイジン男子もナンパ目的かどうかはさておき、
本来の目的はやはり伝説的テクノクラブ・トレゾアで
踊る!では無いかと思うんす。
テクノのメッカなのでは?と。笑

ま、そんなトレゾアの様子を撮影しといたので。
入り口には「撮影禁止!」の札があったんだけど
完全無視して撮影しちった。
他にも撮影してた人は全員ガイジンぽかったな。笑
ルールを守ってるのはドイツ人かと。笑

これ外観↓
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こちらはトイレ。笑
落書きだらけで、トイレのあるフロアはトイレ臭かった。
コレがこのクラブ唯一の難点かな。笑
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こちらトイレに向かう通路。↓
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ダンスフロアが2つあって、
新しくてサイバーな内装の方が2階にある。

クロネコちょっとうれしかったのが・・・。
ドリンクバーのお兄さんたちが
結構フレンドリーだった事かな。
ロック系のクラブやライブだとクロネコは
スルーされることが時たまあるんですわ。
それはアタイが小さいからなのか、
何なのか理由は分からんけど今でも時々あるのよ。
でもそんくらいのことにはへこたれず、
無視してアルコールをオーダーできる心臓に
なったんだけどね。

けどよ、トレゾアのドリンクバーのお兄さんは
アタイのことをちゃんと見てて、
混んでてもすぐにオーダーを取ってくれたのだよ!
いや、これは大変嬉しいことでしたわよ。
「なーんだそんなことか!」
って思うかもしれんけど、アタイには
非常に好感度の高い対応でござったね。笑

こちらドリンクを飲んだりするエリア。↓
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しばらくはこっちのキレイなフロアで
踊ってたんだけど。
そろそろ下のフロアも開いた頃かね?
ってことで移動。
地下にもダンスフロアがあるのだよ。

でもこの地下フロアにつながる廊下が
渋かった。↓
まったくもって現実離れした感じの
トンネルをくぐって行かないといけないけど
赤いライトの中を歩いてると気分があがるのだよー。
この日は暑かったし人の熱気もすごかったんだけど、
通路はコンクリで冷えてたよ。
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ココを抜けていくと別のダンスフロアがあって
その名もまさに「トレゾア」。
そうなんす。
移転前の元祖クラブ・トレゾアを再現してるのが
こっちのフロアなんすよ。
アタイその様子を見てやっと思い出したのよ。
こちらは非常に荒々しい内装で、
どっちかと言うと何の手も加えられてない
ただの工場の地下室っぽい雰囲気。
そこに鉄格子のドアがあってね。
なんだか物々しい雰囲気なんす。
で、大音量で速めのテンポのテクノが掛かってるという。
そこで皆さんダンス、ダンス、ダンスですよ。

奥の奥にDJブースがあるんだけど。
これまたさらに鉄格子の奥という・・・。
元祖トレゾアと同じしつらえ。
いやー。
なんだか特別な雰囲気だねえ。

まわりは全部コンクリですよ。
体に悪いことこの上ない雰囲気。笑
タバコはオッケーだった。

クロネコ的には上のフロアの音響の方が
耳にも体にもちょうど良かったかな。
下のフロアは低音が大きすぎて
耳への圧力がすごくてね。
アタイは後ろの方で踊らざるを得なくなったわ。
◆さんはどっかフロアの中心部へ
踊りながら居なくなってたので
別行動で踊ってましたよ。笑

途中アタイは、曲が体にあわないなー
って時は後ろで休憩したり。
後ろの方は人が少なかったんす。
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ダンスフロアは写真撮ってないんだけど
夜が進むにつれ人が増えてギュウギュウに
近づいてたよ。
テクノって踊らないといけないから
結構スペースがいるからちょっと大変。
クロネコは後ろだったから踊れたけど。

ドリンクバーへ繋がるコーナーに
見覚えのあるオブジェが。↓
見覚えといっても、テレビの
ドキュメンタリで見たって意味ね。笑
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これは移転前の元祖トレゾアにあった棚かと
思われます。
元祖のビルは(今はもう取り壊されてる)
東独時代?かはたまた戦前?時代に
銀行だったビルなんだとかで。
この棚に色んな書類が並べられてたんだそう。
その棚を移転時、新トレゾアにもって来て
たんだね!
アタイは嬉しくなったよ。

銀行の地下だったから鉄格子もあったわけで。
(金庫には鉄格子!)
そんでもって。
トレゾアはドイツ語で(語源はフランス語かな)
「金庫」って言う意味なんす。
まさに。
金庫なクラブなのですよー。

渋いっしょ!

そんなこんなで夜の12時過ぎから
翌朝の4時過ぎまで酒飲んで踊って遊んでたのでした。
ホテルに戻ってからシャワーを浴びて
朝食を食べてから就寝。
翌日の2時くらいまで寝てたかな。

起きたら体中が痛かったよー。

◆さんとだらだらおきて、
外へだらだらと散歩に出かけて
日曜は無駄に過ごしましたとさ。
こういう贅沢な時間の使い方って
最高だよね!笑
朝から出かけまくるような都市型休暇は
アタイはまったく好きじゃないし
そういうの出来ないんすよ。

日曜はそもそも店が開いてないから
とにかくベルリン中心部をてくてくお散歩。
ベルリンはただ歩いてるだけでも
アタイには楽しいので問題は無いんすよ。
◆さんにも同様だったかと思われますです。笑

ドイツ料理屋でお肉料理を食べて。↓
結構美味しかったー。
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モザイクが美しい建物の壁を写真に撮ったり。↓
場所柄、恐らくは政府機関の建物かと
思われたけど、調べたのに良く分からなかった。
このあたりって秘密なんだろうかね?
グーグルマップの地図も道が存在してなくて
古い情報だったよ。
でも写真を見たので分かったんだけど。
気になるわー。
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そのまま歩いて行くと
ホロコーストメモリアル記念碑エリアに。
これが出来たのって5年くらい前だよね?
あんまよく覚えてないんだけど。
近代アート視点で見ると大変ユニークなんす。
土台が場所によっては隆起してるんだけど
その上に色んな高さの石を立ててて。
石の合間には砂利が敷いてある。
まっすぐまっすぐでいて、いびつ感も表現。
非常に計算されたアートです。
コレがホロコーストとどんな関連があるのかは
いまいち分からんのですがね。
観光客の遊び場になってる感があります。
ガイジンたちやらお子様は石の合間で
基本鬼ごっこをしてる。
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または石の間を上から飛び越えるアクロバティックも。
危ないねー。
ドンくさいクロネコの図。↓
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このモニュメントから目と鼻の先に
フューラース・ブンカー跡があるんですわ。
何年か前にもココに載せたけど。
ほんの数年前にドイツ政府がオープンにした
ヒットラー総統最期の地です。
総統の防空壕が在りし地は長らく秘密に
なってたんす。
何故ならば・・・ネオナチたちが
総統を揚げ奉りにやってくる恐れがあるからで。
じゃあ何でネオナチが増えてる最近になって
オープンにしたのかはアタイには分からんけども。
アタイがドイツに移住して来た頃に
確か最期の地が明らかにされたんだよね。
なので。
仮に総統がひっそり生き延びてブラジルあたりに
逃げてなかったと言うオフィシャルな史実が
本当だとすれば、総統はココでエファと一緒に
ピストル自殺をしたんですわよ。
ま、今は住民の駐車場になっちゃってますけどね。
ガイドブックでも見ない限り
発見が難しい地味~な感じです。
看板一つですからね。
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看板には防空壕見取り図が載ってるんだけど
何気に広いんだよねー。

まあ、そんな理由もあってか
総統が潜んでたであろうこの辺りは
連合軍に爆撃されまくったようで
周りの建物は破壊されまくったのでした。
歴史ある建物が総統の焦土作戦のせいで
壊されたのかと思うと悔しいわ。

でも、こっからだと6月17日通りは目と鼻の先だから
この通りを滑走路代わりにして
戦火の中を潜り抜けて総統がベルリンを脱出した!
と言う説が生まれるのも無理が無いなーと。
総統は絶対逃げない!って宣言してたらしいし、
ブンカーに留まってた人たちからの
総統最後についての目撃談もあるから
アタイはココで亡くなった説を
信じてるんだけど。

まあ、歴史は勝者によって作られるから
何とも言えないねえ。
そこがまたミステリアスでもあるんだけど。

このモニュメントに面して、
米国大使館もあるんだわ。
これまたつい2,3年前にオープンしたばかりだから
新しいんだけどね。
エントランスの絵がポップだったので
写真に撮ってみたけどガラスは反射するから
相変わらずいまいちですな。
ベルリンベアが自由の女神バージョンでござんすよ。
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イギリス大使館と違って、エントランス前には
警官が立ってなかったんだけど。
どっちかっつーと米国の方が敵が多いのに
大丈夫なんかね?と心配になったわ。
もちろんアタイが心配してるのはここら界隈が
やられてしまう点であって、米国のことは
一切心配してないんだよ。

なんせねー、
これまたすぐ近くにブランデンブルク門があるからねー。
目と鼻だよ、まさに。
美しく整備されて生まれ変わったブランデンブルク門よ。↓
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ほんとに・・・。
キレイになっちゃって。
ま、いいんだけどさ。

アタイが悔しいのはこの門を取り囲んでる
建物の数々だよ。
どれもこれも気にくわねえ。
仏と米がまさにこの横に大使館を建ててるのが
特に嫌なのよー。
すぐ横の通りには英国も大使館があるし。
いっちゃん遠いのがルスラントの大使館で。
くそー、連合国軍めー!!
って思いながら散策しなくてはならんとは。
当のドイツ人はナンも思ってないんだろうけどね。
クロネコがぷんすか怒ってる次第ですわよ。

最終日の月曜は・・・
天気が良いのに気温は低いという・・・
典型的ドイツの夏日でしたわ。
時折夕立に出会いつつも意地でも
ベルリン名物カリーヴルストを食べに行ったアタイら。
高架下に並んでる時夕立が来たもんだから
急遽カフェに避難してコーヒーを飲みながら
時間を過ごしたりしつつ。
そんで意地でもまた並んでソーセージ食いましたよ。
カリーヴルストってのは、カレー粉がかかった
ソーセージってことです。
めちゃめちゃうまかったなー。
ココのはホントに美味しいんすよー。
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カリーヴルストはやっぱベルリンすよ。
何が違うってソーセージが違う。
「オーネ・ダルム」がポイントかと。
何のことかと思うでしょうけど。
普通、ソーセージといえば腸詰でしょ?
でもね、ベルリンのカリーヴルスト屋では
「オーネ・ダルム」つまり「腸無し」バージョンがあるんす。
でね、これが非常にまろやかで美味なんすわ。

同僚に聞いたらデュスにもあるよ!
って言われたんだけど。
悪くなりやすいからお肉やさんでしか
手に入らないらしいよ。
腸詰めだとどうしても塩気が強くなるんだとかで。
なので。
オーネ・ダルムなソーセージは
味わいが違うんですわー。
おすすめよ。

これ見た目がほんとに美味しく無さそうだし、
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食べてる観光客もまずそうに食べてるんだけど。
でも。
付け合せのフライドポテトもほくほくで
本当に美味しいのよー。
安いし、おすすめっ!
ああ、また食べたくなったな。
不健康な食べ物だけど美味しくて止めらんない。笑

以上、アタイの夏休みでした!
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by kuronekomusume | 2011-08-15 07:03 | 旅行記 | Comments(0)