死して屍拾う者無し

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情けは人のためならず

なんかまた日があいてしまったなー。
毎日過ぎるのがとっても早くて驚いてる。
歳をとった証拠だねー。

ベルリンてば、先週末は地獄の暑さでした。
気温が38度とか。
エアコン無いから、なかなかのきつさです。
アタイのアパートはアルトバオと言って
戦前に建てられてる建築物なので
夏でも涼しいんだけど。
しかもアタイの部屋は通りに面しておらず、
奥まった中の、さらに他の建物の影になった
そりゃーまー影の影にある部屋なので
夏場でも気温が低くて、夜寝る時は
毛布必須~みたいなところなんだけど。
こんなアタイの部屋でさえも、
むわーっと暑くなったんで。
どんだけ外は暑かったんだろう?って話よね。

そんな暑い先週末に、アタイは大学の同窓会に
参加してきました。
え?
クロネコってドイツの大学出てたっけ?
ナイン、ナイン。
ニエット、ニエット。
日本の千葉県にある、少子化のあおりをくらってる
私立大学卒ですよ。
え?じゃあクロネコ、週末日本に帰国してたの?
ニエット。
違いますよ。

クロネコはフランクフルトに行ってました。
なんとね、欧州支部会みたいな感じで
欧州に住んでる卒業生が集う同窓会だったんすよ。
でも日本からも学長先生をはじめ、
アタイのゼミの先生や、その他助教授先生方、
最近卒業した若い人たちも来られててね。
欧州在住者ばかりじゃなくて、
ドイツ語学科卒の集い@フランクフルト
みたいな感じだったんす。

よく実家に送られてくる、卒業生○○県人会同窓会
みたいな写真を見ると、わりと年配の方々が
写ってるもんだから。
クロネコも若手に入るのかしら?って
思ってたら。
参加者名簿を見たら、クロネコは年配の方から
数えた方が早い感じでした。とほほ。
いやねー。
こうやって歳をとるんだね。
クロネコももうすぐ不惑ですからね。
人生も生活も惑いまくりですけどねー。

参加者卒業生の数少ないクロネコより先輩にあたる方が
フランクフルトのさる老舗五つ星ホテルで長年勤務されてまして。
そのコネで、なかなかハイソな雰囲気のもと
同窓会は開催されたのでした。

なんだかんだと50名弱の参加者で賑わってて
クロネコが知ってたのは
ロンドン在住の親友と、ゼミの先生だけだったんだけど。
それでも新たに何人かと知り合いになれる
機会が設けられて非常に有意義でございました。
クロネコは自分の仕事の宣伝に余念無く~って
感じだったんだけどね。

いつも以上にまたまたたくさん食べちゃって。
ダイエットはどこへ行った状態でね。

にしてもさー。
やっぱヴィーガンとかベジが浸透してて
外食すると選択肢があるのって
ベルリンくらいなんだなーと。
久々に違う街に行くと気がつくよね。

前日に行ったレストランでも
イタリアンだったんだけど。
「バターは一切使わないでくださいね」
ってウェイターに伝えたんだけど。
んで、確かにメインの魚はオリーブオイルで
グリルされてたんだけど。
付け合せのジャガイモにはバターが
入ってたんだよね。
まあしょうがないから食べちゃったけど。
こういうところ、徹底してもらえ無いと言うか、
多分、ヴィーガンとかって概念が分からないんだろうな
って思う。
でも昨今は、アレルギーの人もとっても多いから
飲食業の人は気をつけるのが普通だと
思うんだけどなあ。
イタリア人はイタリア料理に自信満々だから
そこから何かを引き算するって言う発想は
ありえないのかもなーと思ったり。
イタリア人でグルテンアレルギーとかだと
ものっすごく大変だろうなーって思ったわ。
パスタにパンにピザに・・・小麦粉だらけだもんね。

「食文化が貧相なドイツだからこそ
マクロビが徹底できるのよ。
他の欧州の国や日本だと美味しいものがあり過ぎて無理だもの」
って以前知人の日本人女性がおっしゃってたけど。
まさにその通りかもー。笑
名言だよね。

けど、マグロのステーキはとっても
美味しかった~。
魚好きなので、アタイはエセヴィーガンなのよね。
魚は止められないわー。
日本に居ると、普通にスーパーで魚が
買えちゃうし、外食しても魚が選択肢に
あるのが普通だから
魚をいつでも食べられるけど。
ドイツだと、レストランで魚料理があるかどうか
チェックしておかないと、無い場合が多いんでね。
自炊しようにもどこのスーパーでも売ってるわけじゃ
無いしねー。
時々、と言うか月に1度くらいは、
無性に無性に魚がたべたーい!!!
って気分になるんだよねー。

そんな時は魚を売ってるお店に
サーモンとか、サバとか、タイを買いに行って
自分でグリルして食べてます。
そうすると気分が落ち着くと言うかね。
それ以外はサバとイワシの缶詰ばかりなので・・・。
骨付きの魚が食べたいわーって言う
欲求が沸き起こるものなんす。


同窓会は日曜だったので、
夕方6時発のICEと言う特急電車でベルリンまで
帰ったんだけど。
これがなかなかの電車の旅でした。

つーか、最近のドイッチェ・バーンは
ストばっかやる割りに、通常業務がなってないような
印象でさー。
権利を主張する前に、義務を遂行しろ!
と言いたくもなるよね的な。

行きも2時間遅れたんだよね。
ベルリンの西方にシュパンダウという駅があってね、
そこに停車してからベルリンを出て西に電車は
向かうんだけど。
まあ、簡単に言うと東京駅を出た新幹線が
品川駅に停まるような感じかな。
なんとね、土曜にフランクフルトに向かったんだけど。
このシュパンダウに行くまでに1時間掛かったんだよねー。
特急なのにー。
つーか通常10分くらいで着くのに。
なんか線路が工事してたとかで。
驚きの遅延。
まだベルリンですけど的な。

そんで道中もどっかの野原の真ん中で
突如停止。
しかも何回も。
こういうのはまあよくあることだからね。
驚くほどでもない。
まあ、2時間遅れでも目的地にちゃんと
着いてくれさえすればそれでいいよって
心境だからね。
イライラしたほうが負け・・・みたいな。
でも飛行機とかある人は切れるよね。
その日フライトがあるならドイッチェバーンは使うな!
ってのが鉄則かもしれんよ。
ゆったりのんびりな旅のときしか
使っちゃいけない。

クロネコはこれくらいの遅延は想定内だったんだわ。
それに冷房もちゃんと動いてたから
良しとしてたし。
車内では自分で持ち込んだオニギリと
お蕎麦を食べて、果物も食べて
リラックスしてました。
でも友達と待ち合わせしてたので、
おしゃべり時間が削られたのがちょっとねーと。

でもそんなの序の口だったねー
と思えるほどの遅延が帰りの電車だったよ。
前述したとおり夕方6時に出て夜の10時に
ベルリン中央駅着って言う電車に乗ったのに。
ダメでした。
ぜんぜんダメでした。
10時の時点でハノーファーだったからね。
まだまだ先は長いじゃんか~みたいな。

なんでも。
気温が上がりすぎたせいで、稲妻だの
大雨が発生したらしくて。
「ベルリン行きの線路はすべて封鎖されました」
って言うアナウンスが流れてね。
えええー!
みたいな。
んで、次なる指示が来るまで電車は動けませんみたいな。
しゃあないからそのまま電車の中で待機ですわ。
で、動き出したのが夜中の12時過ぎ。
このままベルリンまで向かうのか?
と乗客みんなが車内アナウンスに集中しててね。

「いつもと違うルートを走ることになりましたんで
ベルリン到着は・・・夜中の3時半になります」
って言うアナウンスが聞こえた時の
何ともいえない気分たら無かったよ。
とりあえず電車は向かうんだなーと言う安堵感と。
でも3時半って何よ!な怒りが入り交ざってね。

翌朝は月曜だからどういう感じで
仕事に行けばいんだろ?
って色々考えちゃったよ。
でもどう考えても。
睡眠時間が少なくなるよねーと。
じゃあ今電車の中で少しでも寝なくちゃ!
って思ったんだけど。
これが。
ものすごーく硬いイスだし。
空いてたので二人席で寝転がれたけど
なんか寝心地悪くて全然寝れなかった。
かつ。
昼間あまりに暑かったからか
冷房が効いててね。
でもさすがに夜中は冷えてて
寒くてさー。
冷房きつくてねー。
したら乗客のオジサンが車掌に
「温度上げてください」
って言ってくれてね。
無事適温の中、ベルリンまでの旅は
続いたのでした。

もうさ、中央駅ついたらお金掛かるけど
タクシーで自宅まで帰るぞ!って決心してて。
だって市内電車とか路面電車とか
走ってない時間だからね。
走ってても1時間に1本とかだし。
そんなことやっとれんわー!と思って。

けどさ。
ここはベルリン。腐っても首都。
デュスとは規模が違うし、人口も桁違い。
ってことはだよ。
タクシー乗り場が絶対に長蛇の列になってるわけで。
デュスだと1分も待たずしてすぐ乗れたので
いくら電車が遅延しようが平気だったんだけど。
ベルリンじゃそうはいかないからね。
ってことは。
クロネコが帰宅出来るのって一体いつ?!
って思ってさー。
憂鬱よね。

でも中央駅にやっとのことでたどり着いて
スーツケースを引きずりながらタクシー乗り場に
行ったんすわ。
したら案の定の人だらけ。
ああ、こんなんじゃいつまでも待ってもタクシーに
乗れないよ・・・帰りたいよ・・・
と思っていたらね。
目の前に赤いシャツを着たタクシー運転手が
立っててね。
時折ドイツのタクシーの運転手って
自分の車の外に出てるんだけど。
その人もそうだったんだわ。
で、アタイをご指名ですよ。
「あんたタクシーに乗りたいの?」
って聞いてきてね。
なので迷わずヤーですよ。

したら、周り中がタクシー待ちで
大騒ぎしてる中、クロネコってば
1分も待たずしてそのタクシー運転手の
車に乗車出来たんす!
ありえないよねー
ミラクルでしょ!
夜中だったし、旅の疲れで頭が
ぼんやりしてたから。
何が起こってるんだろ?って感じだったけど。
そのスーパーヒーローがアタイの
一日を締めくくってくれたわけよ。
まさに・・・
ユー・メイド・マイ・デイ!
って感じで。

タクシーの運ちゃんはトルコ人だったよ。
トルコ人・・・嫌な思いもいっぱいさせられたけど
超絶に良い人も居るんだなと。
つーか、アタイはもちろん彼に聞いたよ。
なぜアタイを指名してくれたのか?と。
したらね。
女性はもしかしたら家に子供が
待ってるかもしれないし。
ジジババが待ってるかもしれない。
だから優先して乗せてるんだよ!
とのことで。
おお!
おお!
そうだったのねー。
確かに、クロネコ年齢的には
子供が居てもおかしくないもんね。
でも残念ながら居ない。
すんごい一人暮らしです。
でも言わずにおいた。
彼の想像にまかせようと。
ここでほおりだされたら困るしね。

ちなみに運ちゃんは同い年でした。
にしても感動したなー。
クロネコこの感動が2,3日続いたもん。
しばらくは幸せな気分を味わえたよ。
なんて良い人がいるんだー!ってね。
そしてその良い人がクロネコを選んでくれて
ホントラッキーだったなーって。
やっぱ。
報われないと思いつつも、お人よし行動を
繰り返してたからかなーって思ったり。
情けは人のためならず~ってやつね。

ドイツじゃまず報われないんだけど。
この夜はマジで報われた。
感動したよー。
ドイッチェバーンの遅延はかき消されたね。

帰宅して風呂はいって、翌日の準備をしたら
ベッドに入ったのは朝の4時半でした・・・
睡眠時間少なかったけど
ヘタしたら寝ないで仕事って可能性もあったから
まあこれで満足してます。

そんな先週末でした。

今後も情けは人のためならずで
お人よし行動を続けていこうと思ったクロネコなのでした。
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by kuronekomusume | 2015-07-12 06:17 | 日記 | Comments(0)