アタイって差別的なんだろうかね?
って時々自問自答してみるのよ。
けど恐らくだけど。
ある程度差別的だと思う。
嫌いな国の人とかいっぱい居るし。
けっこう人種差別的だよね。
でもそれには理由があるんだわ。
理由があればレイシストになって良いのか?
って言われると、お茶を濁さざるを
えないんだけど。
けど。
今日のテーマは違う。
ゲイピーポー、レズビアンピーポーについてなのでね。
特に理由が無いのにアタイは彼らに
なんだか好意的になれないから
それって差別なのかなー?
って思うことがあって。
アタイは差別してるつもりは無いけど
彼らに好意的な人から見たら
アタイの言動は差別に写るんだろうなー
って気はしてる。
けど彼らの存在を否定するつもりは無いんだ。
これに嘘偽りは無いと思う。
ただ同時に、特に関わりたいとも思ってない。
これも本音なのだわ。
先天的な人も居れば
後天的な人も居るだろうし。
そう生きるのが彼らにとって自然ならば
そうあるべきだし。
それを否定するつもりも無いし
差別するつもりも無い。
たいていの人はそう思ってるんじゃないかな。
けど同時に、困惑もしてる気がする。
まさにアタイがそれなんだわ。
ゲイの人たちって言うのは
割と今までに出会ったこともあるし
知り合いにも居たし
珍しいようで居て珍しくない気がするんだけど。
レズビアンは日本ではほとんど
見かけたことが無かったので
あまりアタイの頭の中で整理できてないと言うか。
戸惑っちゃうんだよね。
というのも。
ドイツラントは日本よりオープンだから
ゲイもレズビアンも堂々としてるんだよね。
だからアタイも通勤途中でよくそういう
カップルを見かけるんす。
けど。
ゲイカップルを見てもまあまあ
「へええええ」って思っちゃうくらいの
アタイだから、レズビアンカップルを見ると
ものすごーく形容しがたい気分になるんだよね。
何と言うか。
ビックリしちゃうと言うか。
レズビアンカップルって大抵は一人が
ちょっと男性チックな雰囲気なんだよね。
最初パッと見は男性だと思っちゃうくらい。
でも良く見ると女性だなーみたいな。
胸もアタイより大きいしね。笑
別に彼らが変なのではなくて
単に性別が違うだけで
頭の中は男性そのものだって言われてるので
そうなんだーって思ってしまえば良いんだけど。
何だか複雑な気分になるんだよね。
よくね、女性の中には
「ゲイの人たちと友達になりたーい」
って言う人が居るでしょ?
そういう人たちって同じように
レズビアンの人たちとも友達になりたいんだろうかね?
ってアタイは思うんだわ。
アタイは関わりあいたくないなー
って思っちゃう。
二人っきりになったらどういう風に
すればいいんだろ?って思っちゃうんで。
って向こうにも選ぶ権利があるから
そんな心配しなくていいよ!って
言われそうだけど。
男の人と二人っきりになるようなものなら
気をつけるべきってことだからねー。
あとね、日本人男性の中にレズビアンを
勘違いしてる人って多いのは。
多分AVとかの見すぎかなーと思うんだけど。
レズビアンカップルと言うのは美しい
女性二人のカップルで二人とも女っぽいと
思ってる気がするんだわ。
だから傲慢にも
「よし俺がレズを直してやる!」とか、
「女同士の絡みは結構いいよね~」とか言うんだけど。
ホントそれ大きな勘違いですからー!!!
って言いたいわ。
フィクションのレズビアンですからー!!ってね。
日本男性ってこういう勘違いしてる人
本当に多いよね。
AVばかりを見てるからそうなるのよね。
実際のレズビアンカップルは
男役?!の人はかなり攻撃的な性格で
あることが多いよ。
そんで見た目も男っぽいよ。
筋肉質で鍛えてることも多い。
しゃべり方から、しぐさから
どれも男っぽくて、下手したら日本男児より
男っぽいかもしんない。
そんで基本男に敵対心を持ってるんだよね。
なので、ゲイバーとかゲイカフェに
女性客が遊びに行っても何の問題も無いけど、
レズビアンバーに一般男性が入っていくと
追い出されるんだよ。
なんせ敵ですからね。
そこんところ日本男性はまったく知識が無いから
分かってないんだよねー。
ある意味ウケる。
ゲイの男性は繊細な人が多いって言うから
女友達みたいなもんなので
最高の友達になれるよ!
っていう話を女性からよく聞くけど。
わざわざ友達になりたい!って言う気持ちが
あんまりアタイには分からないんだわ。
そういう風に言うと差別的に
聞こえるかもしれないけど興味が無いからしょうがない。
アタイ別にゲイの人だけじゃなくて
典型的女性って言う女性とも友達に
なりたくないから、
これは好みの問題なんだよね。
あとね、ゲイをターゲットに友情を
求めるのって逆に差別的に思えなくも無いかなー
って気がしてね。
アタイ何年か前に新宿二丁目のゲイバーに
お客として行った事があるんだわ。
興味があったんだね。
でもそこでお客を盛り上げて
仕事をしてる彼女たちを見て
興味本位で見に来てる自分は何か違うなー
って分かったのだよ。
ま、そこのバーに居たのはレディボーイと言うか
女性と同じ姿かたちの人たちだったから
一般社会のゲイピーポートはまた事情が
違うんだろうけどね。
ま、そんなことよりも
アタイがゲイピーポーと友達になりたいと
思わない理由はもっと他にあって。
それはとっても簡単なことなのよ。
超簡単な理由。
アタイは男性にしか興味が無いからなのだよ。
ゲイピーポーと友達になってる暇があるなら、
アタイは彼氏とか男友達と時間を過ごしたいんだよね。
そんで、それはゲイピーポーにとっても
同じだと思う。
アタイのようなモノと時間を過ごすより
断然ステキな男性とデートをしてたいに
違いない!って思うわけで。
お互いの思惑が一致してると思うんだわ。
あとね、
昔に行ったゲイバーで気がついたんだけど。
彼女らは美しい女性とか、女っぽい女性を
あんまし好きじゃない気がするんだわ。
アタイの思い過ごしかもしんないけど。
だから、ゲイ友達が多い女の人で女っぽい人は
珍しいような気がしてるんだ。
つまり。
彼女たちは男が好みそうな女性を友達に
したくないのかなーって気がしててね。
ま、アタイの思い込みかもしんないけど。
ちなみにアタイは男が好みそうな女性からは
程遠いんだけど、全くゲイピーポーには
好かれないタイプなんだよね。
ま、お互い様ってところかな。笑
面白いなーって思うのは
ドイツ人のゲイピーポー観。
一応社会的には許容されてるゲイピーポーだけど
やっぱりドイツ男性たちは何かとゲイを
ジョークの対象にしてると思う。
アタイもよく耳にするしね。
なおかつ、自分がゲイだと思われるのはすごく嫌みたい。
男だけでつるんでるとゲイだと思われるから
女子も混ざってくれーって言ってる人とか居るしね。
ドイツ男性には何故かゲイを看破出来る!って
自信を持ってる人が多くて
アタイはゲイの方がピンで居る場合は全然見分けられないから
それが本当だとしたらすごいなって思うんだよね。
けど、彼らが勝手に思い込んでるだけのような気も
するから、いまいちあやしい能力ではあるんだけど。
ドイツ人同僚たちも「俺は看破出来る!」って
自信満々な人が多いんだよね。
「この会社にもゲイが何人か居る。」
って言ってたし。
別にそれで差別をするわけではないよ。
ヘテロの男の人たち(ゲイじゃない人ね)って
恐怖感があるっぽいのよね。
ゲイピーポーに襲われるんじゃ?
って思ってるというか。
ゲイは社会的に認められてるから、
あからさまな差別もしないけど
そういう人たちとあえて仲良くする気は無い
って言うのが一般的なドイツ人男性の態度かなあーと。
これをレズビアンに置き換えると
なんとなーく気持ちが分かるので
アタイも一概にはドイツ人男性を否定できないかな。
けどドイツ人同僚たちとこないだしゃべってた時
アタイの知り合いの日本人出張者の人のことを
「あの人はゲイだよね?」
って言って来たんだよね。
日本人男性って物腰がやわらかいし、
体系がスリムだし、
オシャレを気にしてる人は細身のスーツを
着込んでるもんだから
ドイツ人からはゲイだと思われるみたいで。
でもアタイから見るとその出張者は
標準的日本人そのものだから
ゲイだと思われてることに驚いちゃった。
そんなこと言ったら日本人男性の4割くらいは
みんなゲイになっちゃうからねー。
否定しておいたけどドイツ人はアタイの言葉を
信じてないみたいだったねー。
「結婚してて子供だっているんだよ!」
って言っても「それはアリバイ工作だよ」
って言う始末だし・・・。
うーん。
それからね、ドイツ社会で例えて言うと
面白いなーって思うのが。
ゲイを受け付けようとしない社会ってのも
存在するんだよね。
サッカーとか、軍隊とかそういう男っぽいところは
やっぱりゲイはNGみたいで。
たとえゲイでもカミングアウト出来ない雰囲気が
あるらしいんだわ。
で、そういうゲイを締め出そうとする環境は
もちろん女子禁制だったりもするから
男しか居ないんだよね。
だから逆にアンチゲイの人たちこそが
男祭りと言うか男だらけの世界好きっていえるから
それこそ男好きなのでは?
って言えるわけで。笑
極端すぎる分そういう疑いも生まれるんだよね。笑
どっちにしても面白いよね。
なんか。
ドイツラントに住んでると街を歩いてて
ゲイカップルとか、レズビアンカップルを
たくさん見かけるので
そういう人たちの割合が日本より多いんだろうか?
って感じちゃうんだけど。
でも恐らくそういうのって割合が決まってると
思うから、同じくらいだと思うんだけどねえ。
社会の縛りがゆるいかどうかの違い
なのかなーって思ってみたり。
けど週に1度は見かけるのに、それでも
一向に慣れないアタイは
やっぱり差別的なんだろうかねえ。
うーん。
自分でも良く分からないや。
ちなみにアタイの英語のジョー先生は
ものすごいゲイフレンドリー派で
いつかそういう性別の垣根を無くしたい!
っていつも熱く語ってるんだよね。
生徒たちはほとんどが、
ま、気持ちは分かるけどねーって
言う冷めた反応かなー。笑
ジョー先生が何故ゲイピーポーを
最高の人たちだ!って言うかその理由がこないだ
分かったんだけど。
ま、それについてはまた次回。笑
今までアタイは聞いたことの無いなかなか
面白い話だったんでね。笑