何故に。
頭を覆ったロシア人女子がモチーフの
マトリョーシカは大好きなのに・・・。
ドイツラントの街中にわんさかといる
布を頭に巻いたトルコ人女性を見ると
えもいわれぬ気分になるんだろ?
さっきふと思ったんだよね。
アタイってばロシア民芸品好きだから
家の中のいたるところに
マトリョーシカがあるし。
シールとかスケジュール帳も
マトリョーシカなんだよね。
んで、それを見ては
やっぱかわいらしいなー!
って思ってるんだわ。
なのに。
毎日街中で見かけるトルコ人女性の
頭の布はダメなんだよねー。
何故だろ?
何故だろ?
やっぱ宗教的背景が違うからかなー。
ロシア正教とイスラム教だもんねー。
ドイツラントはまだまだ移民問題で
議論が続いてるみたいだね。
こないだsandoさんに教えてもらった
ドイツ第一放送のテレビ番組
hartaberfairをウェブで見たんす。
時事問題をその道の人たちで
ディスカッションする硬派な番組のよう。
アタイは初めて見たんだけど
大変面白かった。
ザラツィンも出演してたし。
まあ、でもドイツ人たちが白熱して
議論してるってことは
ドイツ語がかなり入り組んでるから
アタイのレベルじゃ6割分かったかどうか・・・
って感じかなあ。
それでも大変面白い番組だったのよね。
今日はたまたまテレビをつけたらその番組を
やってたのでまた見ましたよ。
今回は違うゲストを呼んでて
内務大臣から、学校の先生から、
青年保護団体の人から、
そしてそしてトルコ人たちも出てて
かなり面白かった。
色々感想はあるんだけど。
今日はもう疲れてるので書くのは控えておこうかなあと。
でもなんかねえ。
ドイツ人がトルコ人に対して抱いている感情は
アタイが普段思っていたのと本当に同じだった。
ゲストのトルコ人男性がスッごく面白い人で
学校を退学して、ギャング活動をやってたとかで
なかなかユーモラスだったよ。
2週ともドイツ語ペラペラのドイツ生まれの
トルコ人女性がゲストパネラーに居たんだけど。
うーん。
なんか、ドイツ語がしゃべれたらしゃべれたで
トルコ女性のメンタリティはうっとおしいわー
と言う感覚を個人体験から持っていたんだけど。
やっぱりアタイの感覚は大正解でした!
ってところかな。笑
にしてもトルコ問題は根が深いねえ。
移民問題と言うよりコレはホントにトルコ問題と
言った方がいいよ。
なのに。
ドイツ在暦が長い日本人の中には
移民問題イコール自分たち日本人も対象にされてる!
と思ってやたら気に病んでる人がいるのよね。
なんか・・・。
どんだけ被害者意識が高いんだろ?って思う。
アタイのドイツ語レベルでもコレはイスラム系の
ことを言ってる問題だ!って分かるのに
何をどうやったらそういう思考になるのか
理解が出来ないんだよねー。
もしかして彼らはドイツ社会に
インテグレートしてない人たちなのかな?笑
だから気がつかないのかも?!
ま、そんなとんちんかんな日本人はほおっておいて。笑
ドイツ人たちはこの機会におおっぴらに
トルコ人問題を語れるようになったことを
ポジティヴに受け取ってる様子。
今までの軋轢とか心の壁を議論できるように
なったので、問題を少しずつでも解決できるのでは?
って思ってるみたいよ。
ドイツ人てば前向きだねー。
えらいなーって思った。
ま、根深いからお互いが相当歩み寄らないと
ダメだろうけどね。
トルコ側は歩み寄らない気がするぞ・・・。
けど正直言って驚いたのは。
このトルコ人移民問題が公で議論されてきたことが
一度も無かったってことだよ。
この問題はアタイがドイツラントに移住してくる前から
あったはずなんだよね。
トルコ人を襲撃するネオナチとかもいたし。
でもやっぱり人種差別だと思われると大変だから
ってことで議論を避けてきてたようなのよ。
なんてこった!
アタイはてっきりドイツ人とトルコ人の間で
話が付いた上での宗教的文化的な隔たりが
存在してるんだとばかり思ってたのよね。
本音のところは普段の生活の中でドイツ人の言葉を
耳にしてたから気が付いてたけど、
それをトルコ人に言ってなかったのには
驚いたわーってことで。
ま、トルコ人もがさつで鈍そうだから
一度ドイツ人も「こっちもすごい迷惑してるんでー!」
ってことを伝えたほうが良いと思うんだよね。
じゃなきゃ付け上がると思うし。
ま、言ったからといって態度を直すような
人たちじゃないんだけどねー。
やっぱ根深いなー。
今日は運動しすぎて疲れたので寝ます。