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死して屍拾う者無し

dokurock.exblog.jp
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趣向が変わってきてる。

夏時間になるといきなり明るくなるから
なんか夜の感覚がおかしくなるんだよね。
明るいからまだ早い時間だと
思っちゃうと言うか。

今日も早い時間だとばかり思ってたけど
お店に入ったら閉店間際の8時だった。

ふと思い立って、プレゼントを買いに
デパートに立ち寄ったんす。
何にするかなあって考えながら
買い物するとまず何も見つからないのがドイツだから
多分何も見つからないと思ったんだけど。

意外にも見つかった!笑

ドイツっぽいもので~って探しても
いつもはめぼしいものが見つからないんだよ。

結局ね、ビレロイ&ボッホと言う
ドイツの老舗陶器メーカーの
カップ&ソーサーにいたしました。
一番気に入ったやつは結構高くて断念。笑
2セットで5千円くらいので抑えといた。

けど。
さすがはドイツだなーって思ったのが。
普通日本のデパートなら「贈答品です」
って言えば箱に入れてくれて
懇切丁寧にラッピングしてくれるでしょ。
ドイツの場合は、まず無料ラッピングコーナーへ
自らもって行かないといけなくて。
そんで。
有料包装紙と無料包装紙のどちらかから
選ばないといけないんだけど。

アタイ的には割れ物だから箱に入れて
欲しいなって思ったわけで。
しかも5千円も払ってるし
一応ブランド物だしで。
でも。
そこはドイツだから。
本当にラッピングをしてくれましたとさ。
紙で包むだけ。
いやー。
なんだか違和感あるけど。
割れないように気をつけなきゃね。

そういえば。
アタイんちの廊下にはかれこれ1年ほど
友達への贈答品が転がってるんだよね。
どうしたもんだろね。
今更送るのもねーって思ってたら
こんなに日が経ってしまった。
参ったわ。
でもアタイも使わないしなー。
土曜しか郵便局にいけないのに
午前中しかあいてないもんだから
朝寝坊なクロネコはここ1年ほど
郵便局へ行けてないのですよ。
困ったわ。

それはそうと。
話はガラガラーっと変わるんだけど。

なんかね、最近のドイツ人女性の
趣向が変わってきたなあって思ってて。
ホントに意外なんだけど
20代、30代のドイツ人女性が
ルイ・ヴィトンのバッグを持ってる率が
非常にあがってきてるんす。
アタイの個人リサーチだからアテにならんでしょ~
って思うかもだけど。
否、否。
コレがね、自分で言うのもなんだけど
アタイのチェックには自信があるのよね。

恐らくは都市部に限ってだと思うし
ほんと2~30代女性ってところがミソなんだけど。

ドイツラントも遅ればせながら
ルイヴィトンが流行りだしたんだろうかねえ~
って思ってね。

だって今日だけでも街中でヴィトンのバッグを
持ってる女性を15人くらいは見かけたのよ。
これ結構凄い数だと思うんだよね。
だってデュスは人口50万人くらいの
さほど大きくない街だし
市の中心地だって歩いて全部回れるくらいの規模だから
大した事無いのよ。
なのに。
アタイの通勤途中だけでそんだけ見かけるってことは
かなり増えてると見て良いと思うのわけで。

女性がルイヴィトンを持つのは普通じゃーん!
って事情を知らない人は思うだろうけど。

基本ね、一昔前のドイツラントは
着飾ってるやつはオノレの内面に自信が無いやつで
中身に自信がある女はオシャレなんぞしない!
みたいな、なんか骨太なのが主流だったんす。
で、アタイの勝手な判断によると
そういうのは今40代とか50代の
インテリ女性に多い印象。
アタイが留学してた15年くらい前は
そういうのが主流だったんだよね。

でも今は違う。
マテリアルガールが増えてる。
かなり増えてる。
メディアの影響なのかなんなのか知らないけど
昔とは大きく様変わりしてる。
ま、ドイツ人はもともと顔もスタイルも
良いほうなんだから、頑張ればすごくキレイなのよね。
だから昔はもったいないなーって思ってたんだけど
やっとその美点に気がついたのか、
最近の若い人たちはちゃんとちゃんと
小ぎれいにオシャレをしてる。
化粧もちゃんとしてるし。

ファッションセンスは今もまだ地味路線だけど
そのうち垢抜けてくるんじゃないかなー
ってアタイは思ってるんだよね。

でもねー。
アタイのこの意見はなかなか受け入れてもらえなくて
「ドイツ人はダサい!」と主張する人が多いのだよ。
まあ、確かにパリっ子とかロンドンっ子とか
ミラノっ子と比べたら、ほんとまだまだだけど
でも昔のノーメーク、ザンバラ髪に
ナチュラルスタイルと言う名のダサい格好に比べたら
格段に進歩してるよ。

ただね、ドイツ全般が同じか?といえば
全く違ってて。
まあアタイの感覚で言えば都市部で
比較的経済状態のいいところは
その傾向が強いかな。
フランクフルトのワーキングウーマンなんか
とてもセンスが良くてキレイにしてる女性が多いからね。
デュスはもともと小金持ちが多いエリアだから
その子女たちが小金持ちファッションを
楽しんでるのかもしれないけど。
ま、洗練されてはいないけど(笑)
でもお金掛けてるのが見て取れる。
センスは悪くないとアタイは思うのだよ。

アタイが思うに、ハンブルクや
ミュンヘンも同じ傾向だと思うな。
ビジネスウーマンの多いエリアはそういう
傾向になるんじゃないかなと。

ベルリンはもう少しアーティスト系が
集ってるから、ちょっと違う雰囲気なんだよね。
もっとカジュアルな感じのオシャレと言うか
個性的なオシャレが目に入る。
なのでアタイはコレがすきなんだけど
ビジネスではちょっと違うかなーって言う路線。

まあ、6年も住んでるからアタイの
感覚が狂ってきてる可能性はあるけど
それでもドイツ人女性のファッションセンスは
大きく変わったと思うよ。
まだまだ基本は大手ファッションブランドの服が
主流で小売系はほとんど見当たらないから
ちょっと一味違ったファッションは難しいんだけど。
そう。
たとえ高そうなものを着ていたとしても
どこか地味と言うか、普通と言うか
優等生系な雰囲気があるんだよね。
またはショウウィンドーのマネキンそのままと言うか。
ドイツのマネキンはオーソドックス路線だからね。

表現が難しいんだけど、
そこそこ良いものを着てて、シーズンモノを着てるから
見栄えはいいんだけど、「センスいいな!」って
思わせる何かを持ってる人は少ない・・・
ってのが現状かなあと。

ま、自分のことはかなり高い棚に上げまくって
書いてるんだけどね。笑

で、話を戻すとルイヴィトンですわ。
それこそ10年くらい前まではドイツで
ルイヴィトンを持ってるのは金持ちマダムだったんす。
街で見かけるマダムも毛皮のコートを着て
ヴィトンを持ってて。
若い子で持ってる場合は、親がお金持ち!
って雰囲気の子しかいなくて
ほーんと滅多にヴィトンを見なかったのよ。

でも。
ここ1年くらいかなあ。
やたらと見かけるようになったのは。
若い子が通勤やらショッピングにヴィトンを
持って出かけてるんだよね。
いや、ほんと驚くわ。
ドイツ女子も変わったな~って。
けど。
日本より断然近くのフランスから
流行がこんなに遅れてやってくる国も
珍しいよね。笑
これだからダサいって言われるんだろうね。笑

そうそう。
何でアタイが一般的にヴィトンが浸透
してるって思ってるかと言うと。
アタイの友達のコニーちゃんも
持ち出したからなんだよね。
彼女はアタイと出会ったときは安いカバンを
持ち歩いてたのよ。
なのに、何故か最近はヴィトンフリーク
みたいになっちゃってて。
日本好きだから感化されたのかと思ってたけど
恐らくこれはドイツ国内のブームかと思う。
アタイの読みざんす。

ドイツ国内のドイツ女子間で
流行ってるファッションを分析してる
日本人ファッションジャーナリストなんて
皆無だと思うから(基本ダサいと思われてるからね)
こんな発見は何の意味も無いんだけどね。

でもドイツラントは経済大国だから
ヴィトンを買う余力はあると見ていいよね。

にしても。
アタイはたとえ余力があったとしても
ヴィトンは絶対買わないなー。
あーんなたくさんの人が持ってるものを買っちゃったら
人とカブることになるわけで。
そんなファッションは耐えられない。
そもそもヴィトンは茶色ベースだから
嫌なんだよね。
アタイは茶色のバッグは好きじゃないのだ。笑
同じお金があったら他のブランドを買うだろうなーと。

いやー、でもアタイは貧乏性だから
カバンにそんな何万円も使えないんだよなー。
そんな高級なカバンをもってたら
スリに狙われるじゃないのー。

って。
フリーマーケットで買った千円の
古臭いカバンでさえ狙われたから
あんま関係無いのかもしんないけど。

いやー。
今後もヴィトンはドイツ国内で好調な売り上げを
記録していくものと思われます。

無印のナイロン製バッグを愛用してるような
アタイに分析されたくないだろうね。笑
でもアタイ荷物が重いから軽いカバン
じゃないと通勤に支障が出るんだわ。
しょうがないのです。
パンの具がこぼれても、雨が降ってもオッケーだしね。笑

クロネコは一生ブランド物に縁が無さそうだなー。笑
by kuronekomusume | 2011-04-12 07:55 | 日記 | Comments(2)
Commented by にーと at 2011-04-15 04:14 x
同感です!なぜか、ちょっとだけだけど、おしゃれサンっぽくなってる。私も自分は棚に上げるんですけど、それが、どこかセンスを感じさせるかどうかは別として格別に何かが違ってきてる!
私が来た時はジーンズにリュックばっか。おしゃれ?へ、なにそれ?みたいな感じで、まさにくろねこさんのいう感じなんですよ。おしゃれしたら、おばかさん、負けみたいな。まさにオーラで勝負!みたいな(笑)
とはいっても、エアフルトで一度ヴィトン持っている品のいいおばあちゃんを見かけたのが最初で最後かな・・・
私もドイツにわんさかいるちょっとシックなリュック系?というまさにわけわからない服装です。通勤に便利で寒くない服(電車の中が寒いのとエアフルトの気温が低いから)で防護に回っておしゃれどころでは。。。
あ、でも、頑張ろう。。。
Commented by kuronekomusume at 2011-04-16 13:02
にーとさん。
「ちょっとシックなリュック系」って!超わかるー!その表現最高ですね!大笑いしちゃいましたー。いる、いる、いるー!みたいな。シックなファッショなのにリュックってやつですよね。男性にも多いですよね。

そう、私のオシャレ度合いを測るバロメータがカバンなんですよ。にーとさんも感じられてるように5,6年前まではドイツ人女性の持ってるバッグの酷さと来た日には・・・って感じでしたが(デュッセルドルフでもそうでした!)最近はヴィトンのバッグが多くなったんで本当にびっくりしちゃって。ヴィトンがオシャレかどうかと言うよりいきなり高価になったことに驚いてる次第です。
「オシャレを気にするようになってるけども、センスはどうかな?」が私たちの認識ですね!一致してうれしいです!でもどうして最近変わってきたんでしょうねえ??不思議です。
けど寒いとついついオシャレ意識が吹っ飛んでしまいますよね。あと朝は頭が回らないので私はよくちぐはぐコーデをやっちゃいます。笑