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死して屍拾う者無し

dokurock.exblog.jp
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ロック@シャルケスタジアム

昨日はやっぱり行って来ましたよ、ロックフェスに。
どーしてもプラシーボが見たかったんでね。
アタイの中では何故かプラシーボ熱が上昇中なんす。
しかもここ二年ほどかけてゆっくりと。

このブログを読んで下さってると言う
神戸さんと待ち合わせてゲルゼンキルヒェンまで。
クロネコうっかりドイツ鉄道のバーンカードを
忘れてて(50%割引になるんす)、
通勤用の定期券しか持って無かったんだけど。
定期だと一割引きくらいかなと思って
窓口で聞いたら、ぬわんと週末は定期券で
ゲルゼンキルヒェンまで無料ですよとのことで。
なおかつ、大人をプラス二人まで連れてって良いですよってことで。
45分も乗るのにタダって!!!
ラインバーンめ、普段がめつい値段設定してるくせに、
週末は太っ腹なのか!
こないだメンヒェングラッドバッハへ行った時も
無料だったし。
定期券てば侮れないわー。

クロネコはチケット持ってなかったんだけど、
絶対当日券があるわと思ってたのでそのまま会場へ
行ったんだわ。
したら、最寄駅の階段から既にわんさかとダフ屋がいらして。
値段聞いてみたら、表示価格より何故か安くて。
スタンディングチケットは95ユーロらしいのに
何故かダフ屋は70ユーロとのたまうわけよ。
ま、良いかとそれで手をうちまして。
無事チケットを手にいれたんだけど。
よく偽物が出回ってるって聞くのでダフ屋に
「ねー、コレ本物だよね?」って聞いたら
「ったりメーだよ。お前の札こそ本物か?」
って言い返されたわ。
つーか、客に向かってその言い草は何だって話。笑

無事にチケットを手に入れたはいいけど。
神戸さんは座席指定チケットだったので入り口が違うとかで
中でも別々になってると言われたので、入り口で解散という
なんかちょっと間抜けな感じになってしまった。
再び合流したのはライブ終了後です。笑

クロネコの入場口はえらく離れてて結果的にスタジアム反対側まで
歩かされたよ。
スタジアムって言ってるけど、その実はアリーナでした。
屋根があるタイプのサッカー場なんす。
でもね、結構多目的に使われてるので、こういうデカイフェスでも
使われてる模様。

本来はシャルケ04のホームスタジアムですよ。
おお。
クロネコ初めてここに来た。
ガスプロムグッズ、じゃ無くて。
シャルケグッズでも買おうかとファンショップを探したんだけど
見つからなかった。逆側にあったのかなあ。
でもスタジアム内にはガスプロムの看板がたくさんあったので
写真を撮っておいた。
プーチン閣下はココでスポンサー契約のサインを
したんだろうかねーって思いながらね。

あ、アタイはライブを見に来てたんでした。
全部で5つのバンドが演奏してたようで、
アタイが会場内に入った時には二つ目が終わるころでした。
三つ目のバンドはバンド編成からしてスカ系かなっと
期待したんだけど、ちょっと違ったかな。
ヒット曲をアレンジしたようなバンドで。
でもクロネコほとんどこのバンドのこと見てなくて
ドリンク買いに行ったり、ソーセージ食べたりしてた。
シャルケスタジアムのソーセージはすごく美味しくて
ビックリだったよ。ソーセージを挟んでるパンが
温かいのにパリっとしてて。
思わず全部食べてしまったほど。
このパンが美味しくないことが多いのでクロネコ実は
結構パンを残しちゃうんだよね。
でもここのは美味しかったです。

ドリンクは水にするかビールにするかで
悩んだんだけど、ビールだとものすごい利尿作用で
ライブ中必ず催してきてライブに集中できなくなるな〜と。
でも水だと酔っ払えないからつまらんしな〜と。
したら、サングリアがあることに気がついて。
500mlって書いてあったんす。
で、何を思ったかそれを買ってしまって。
飲んだら甘くて美味しいからガブガブ早めに
飲んでしまって。
でもまあ全部は飲まなかったんす。
で、トイレも済ませていよいよ今から
プラシーボを待つのみ!!
っと会場に戻ったんす。
したら、だんだん酔いが回ってきてね。
立って居られない感じで、しょうがないから
地べたに座って待ってたんす。
で、いよいよ始まるよってなったから立ったら
そりゃまあ立ちくらみですよ。
えええええー。
いよいよプラシーボなのに立ちくらみって!!!

って思ったんだけど。
前奏がはじまった途端、身体がベストの状態に!!
気持ち悪さとか完全に消えたんすー。
恐るべしロック効果!!

クロネコ、プラシーボの曲がすごく好きで
身体に心地良くて本当に気持ちよく踊っちゃったよ。
心臓に染み入る感じと言うかね。
プラシーボの音を全身で浴びてるのが最高に
気持ち良いんですわ。
コレはスマパンでも同じ効果があるんだよね。
多分ああ言うギターサウンドがクロネコにあってるんだと思う。
ボーカルの声もサウンドの一部として身体に入ってくるんだよね。
とにかくこの感じ最高ー!!
結構知らない曲があったのに全部心地良かったー。
コレはアルバム買い漁らないと。笑
CD聞いてるだけでも心地良いんだけど
ライブはもっと心地よいんす。
一点残念だったのはちょっと音が悪かったと言うか
あんまクリアじゃ無かった気がして。
そういう音作りを意図的にしてるのかもしれんが
もっとクリアでパワフルな音で聞かせて貰いたかったかなと。
アタイはPAブース前にいたので本来はベストサウンドが
得られる場所のはずなんだよね。

まあ、それでも途中からは気にならなくなったから、
そういうものかもしれないし、調整したのかもしれない。
どっちにしても演奏はすごく良くてクロネコは終始
スーパーハッピーでした。
ラスト4曲くらいは感極まって涙ぐんでたくらいです。
あ、でもそれは酔っ払ってたからかもしれない。笑
とにかくあっという間に終わってしまって
もっと長くやって欲しかったよ。

プラシーボおあとはレッチリですよ。
クロネコかなりリラックスして臨んじゃったな。
でも驚いたことに、プラシーボ直後また酔いが回ってきて
立ってられなくなったんす。
ビールをぶちまけてビシャビシャ気味のゆかで
かろうじて乾いた場所を探して地べたに座り込みですよ。
野球場じゃ無いけど、ビアサーバー担いだバイト君が
ビールいかがっすかーって頻繁に売りに来るんですわ。
で、ドイツ人はビールですからね。
グビグビいくんだけど、余ったのをそこいらに投げ捨てるから
地面は水浸しなんす。

つーかさ、ライブ中は地べたがコンクリでさ。
サッカーの時の芝は果たしてこのコンクリの上にくるのか
実は下にあるのか一体どっちなんだろう。。。と気になってさ。
モトクロスショーとかもやってるからねー。
芝の管理が気になるよね。

って、ぼんやりしてたら、後ろから女の金切り声が聞こえてきて。
ああ、バカなロック女が騒いでるのかなって聞き流してたんす。
でも、あまりに何回も怒鳴ってて。
しかも、よく聞いたら、
「ドゥ、アーッシュロッホ! ドゥ、アーシュロッホ!!」
を連発してるんで、何事かいなと振り向いたら
怒り狂った女性が隣の男性に怒鳴りながら
ビールを頭にぶっ掛けてるところでした。
ち、痴話喧嘩!?
って、そこに居た全員が大注目。
それでも女性はドゥ、アーシュロッホの罵声を
やめないし、やめないどころか男性に掴みかかろうとしてて。
そこでようやく、セキュリティが痴話喧嘩の仲裁に。
女性はブチ切れて、荷物を持って帰って行った。。。。
レッチリまだやって無いってのに。
残された男性はバツが悪そうに佇んでた。
でも一応グループで来てたっぽくて他のお友達に
何か言い訳してたよ。
ドゥアーシュロッホとは英語にすると
You, ass hole! です。
こういうのは日本語だと直訳してもニュアンスが伝わらないよね。
このゲス野郎がー!! みたいな感じですかねえ。笑

って、クロネコそれ全部見てたのかって感じよね。
ええ、ええ。
クロネコはゴシップ好きですからね。笑
にしてもトリを見ずして帰るのは勿体無いな!と。
クロネコはライブで痴話喧嘩をおっぱじめるような女は
友達としてもアウトだよ。
彼女ならなおさらアウトだ!!!
って思いながらジロジロウオッチしてました。

それでも酔いが冷めないから水を買いに行くことに。
階段を登ると息が切れて、フラフラするし、
ああ、クロネコこそもうレッチリは見れないかもしれない。。。
って一瞬弱気になったほど。
でもトイレに行って、水をガブガブ飲んだら
再び元気になってきて。
PAブース前にまたまた戻りましたわ。

したら、ちょうど始まった。
もうね、レッチリ凄かった。
クロネコね、本当に間違ってたわ。
レッチリは素晴らしいです。
今まで悪態をついてごめんんなさい。
ライブ見たら一発でした。

さっきのプラシーボの音の悪さが嘘のように
レッチリでは超クリアなサウンドで。
スピーカーとか全部レッチリのやつなんですかね!?
ってくらいレッチリにチューニングされてる感があったよ。
こんなに広いスタジアムでこの音の良さは一体どういう事なんだろうね!!!
って一人感動してたよ。
会場裏口でブラックボックスミュージックのトラックを
見たから、このサウンドがBBMの効果の可能性も無くはない訳で。
そうだとしたらBBMってば凄いよって思ったり。
いや、どうかな〜って考えて見たり。

そして。
少なく見積もっても四万人ほど入ってるスタジアムにも驚いた。
レッチリ人気すげええってね。
どう考えてもみんなレッチリ目当てでしょと。
結構女性が多かったかな。

でも、クロネコハッと気がついたんす。
えらくレッチリのファン層がポップスな感じである事に。
これはロックフェスだし、フェスの冠にもロックって
書いてあったしで。
だからアタイはいつも通りロックな出で立ちで
ライブに臨んだわけなんす。
普通ファッションじゃ気分も盛り上がらんしね
と思って。
でも、まわり見回して気がついたのが。
みんなあまりに普通だったんす。
全身真っ黒なのってクロネコくらいで。

まわりがあまりに普通の色と普通のファッション過ぎて
クロネコかなり驚いてさ。
え!?これってポップスのコンサートだったっけ!?
って考え込みそうになるくらいの。
いや、だけどアタイはプラシーボファンだし
ブライアンはアイライン引いちゃってるくらいだから
アタイだって全身黒くても問題無いはずで。
って言うか、ステージ上に居るレッチリメンバーも
全員バリバリのロッカーなワケで。
身体中にタトゥー入ってるしね。
なのに、聴衆たちの大部分は街中に居そうな人達で。
女子にみならず、男性も普通だった。

何なんだろうねと。

それでふと思い出したんだけど。
クロネコの同僚のクリスチャン君がアタイと同じ系統の
音楽が好きなんだけど。
彼が以前言ってたのが、ロックを聞かない友達の家に行くと
そいつらが決まって気を使って
「ハウスとかヒット曲しか聞かないから、唯一持ってるロックは
レッチリしか無いから掛けようか?」
って言われるって言ってたのよね。
で、クリスチャン君もレッチリ嫌いだから、
ほんと迷惑何だよなーって言っててさ。

つまりね、レッチリってジャンルはロックなんだけど
すごくメジャーだし、認知度高いから
流行り物に弱い人たちが耳にし易いロックなんじゃ
無かろうかと。
で、そういう人達にとっては割と耳障りが良くて
聞きやすいんじゃなかろうかと。

あの客層を見てると、そうとしか思えない。

クロネコが普段行くライブではああいう普通女子は
まずいませんからね。
しかも、アタイは長らくラムシュタインのライブばかりに行ってたので
こういう普通女子がたくさんいるようなロックフェスには
違和感を感じちゃってさ。

でもさー。
ロックなレッチリファンはこんなに大衆化してるレッチリでも
良いんだろうかね。
アタイなら心が狭いから嫌だけど。
つってもしゃあないんだけどねえ。

大衆ファン層にもかかわらず、ステージ上は凄まじいまでに
ロックでした。
噂通りと言うか、噂以上にベースのフリーが凄くて。
クロネコ感動して完全に魅了されちゃった。
彼が人気があるのが本当に良く分かったよ。
演奏もパフォーマンスも素晴らしくてさ。
あんな魅力的なベーシストを見たのは初めてだよ。
それぐらい凄かった。
頭を地面につけて演奏してたり、逆立ちしたり。
動きが最高なんす。

意外とボーカルのアンソニーの存在感が無くてさ。
クロネコ的にはそれで良かったんだけど。
けっこうインストゥルメンタルな演奏も多かったかな。
で、嫌いとか言いながらも売れっ子レッチリだから
ロックファンのクロネコは自然に耳にしてたみたいで
けっこう知ってる曲が多かったよ。

アンソニーは歌うまかったなあ。
カリフォルニケーションとかジーンときたよ。
by the wayはみんなで歌って踊ってとっても楽しかった。
クロネコの周りはみんな酔っ払って踊ってる人だらけで
とても楽しかったよ。

アンコールの時にクロネコの前を男性カップルが
横切ったんだわ。
ああ、ゲイカップルかーと思って見てたら、片方の男が
怒りながら相手の手を振りほどいてたんす。
あらあらゲイカップルの痴話喧嘩かね!?と思って
振りほどかれたおとこの顔を見てビックリ。
さっきおんなにケツの穴呼ばわりされてた男だったんですわ。
えええええー!!
って、もしかしてさっきの痴話喧嘩はあんたの
バイセクシャルがばれたのが原因?
って思いながら見てて。
男同士で揉めてる風で。
結局女役?(でも見た目モサイ)がプリプリした態度で
どっか行っちゃった。
あーあー、バイセク君は女にも男にも振られちゃったかー。
ってまた見てたんだけど。

バイセク君はどっかに居なくなったかと思いきや
またアタイの前を横切って。
ぬわんとさっきわめき散らしてた女の手を握って
戻ってきたのでした。
ちなみに女性は満面の笑みで嬉しそうだったのよね。
で、最後はみんなで帰って行ったという。。。
一体あいつらは何がしたかったんだろね。
アタイの方がはるかにあいつらより
レッチリのことを見てたといえるね。
ま、図らずもこの品の無い人達の昼ドラ的痴話喧嘩も
目撃してしまったんだけど。
BGMは豪華な事にレッチリでしたわ。

ま、それを差し引いても。笑
レッチリライブは凄く良かった。
何気にアタイは今までちゃんとレッチリのライブを
見たことがなかったんだよね。
レッチリは嫌いとか、もう言わないです。
本当にごめんなさい。

それにしてもギターの人は座って弾くスタイルだったのか、
右足をケガしてて立って弾けなかったのか
どっちなんだろ。
ギターもすっごく上手かったよ。

レッチリってば、ハモりも凄く上手くて
鳥肌立ったよー。
とにかくいぶし銀。
ステージング、演奏、サウンドの全てが
熟し切っててどことっても最高でしたわ。

ライブは楽しいね!!
by kuronekomusume | 2012-08-27 06:44 | ロッキン・ライブ | Comments(0)