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死して屍拾う者無し

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レボルーション6、岩井俊二

夜ヒマだったので日本から持ってきたDVDを見ることに。
ドイツ映画「レボルーション6」。
ドイツ語タイトルは「燃えたらどうする?」です。
ドイツ語タイトルと邦題って全然違いますね。

これアタイが一番大好きなドイツ映画。
今回は字幕なしで見ようかなって挑戦してみたけど・・・。
玉砕。
まだまだでやんすね。
1年以上前に見たのでストーリーも結構うろ覚え気味。
字幕なしだとあらすじがあやふやになってしまったので・・・
仕方なく途中から日本語字幕入りで。
やっぱり母国語はありがたいっすね。
って全然だめっすね。

いやあでもこの映画やっぱりいいなあ!
ベルリンの街並みもいいし。
アナーキーパンク野郎のストーリーもいいし。
友情っていいよね!みたいなオチも大好き!
音楽もいいし。
申し分無しっす。
いつか字幕無しで見てセリフが染み込んでくると
いいなあ。
レボルーション6、岩井俊二_c0016407_3483090.jpg



先々週ですけど、
またまた「リリィシュシュのすべて」を見ちゃいました。
コレも日本から持ってきたDVD。
アタイは岩井俊二が一番大好きな監督。
マイベスト映画もワンツーは岩井作品。
この映画は最初見たとき本当に衝撃的で、印象的で、驚きました。
言葉を失うくらいのインパクト。
レンタルで借りてたので、次の日もう一度見たくらい。
岩井俊二は本当にスゴイ人だと思い知った作品。
今回は4回目くらいかな。
やっぱり深いなあと感心感動。
ストーリーはとっても暗くてヒドイ内容ですから
ホンワカしたい人は見ると落ち込むかも。
でもアタイは落ち込むよりも深く気に入ってしまったんですけど。
岩井作品はストーリーが独特で他に類を見ない形で
アタイはそこに惹かれます。
そして映像がとても美しいです。
音楽も印象深いですし。
彼の選ぶ俳優達がまたスバラシイ。
若手の無名の俳優をキャスティングするその選択眼がスバラシイ。
そして役者を生かす演出。
でもリリィシュシュはマイ映画ベストテンの2位。
スワロウテイルが1位。
アタイが邦画に目覚めるきっかけを与えてくれた作品なので。
岩井作品でホンワカしたい方は、
「四月物語」と「花とアリス」がおすすめ。
アタイも大学で上京してきた地方出身者なので、
「四月物語」では共感しまくりでした。
女性視点の映画なのに的確に描かれていたので岩井俊二の
繊細さに驚いた覚えがあります。
「花とアリス」は蒼井優ちゃんのための作品だと思います。
それくらい彼女の良さが引き出されてます。ステキです。
ああはやく新しい岩井作品が見たいなあ。

そんなわけでまたまたドビュッシーのCDを購入して
アラベスクばっかり聞いてます。
by kuronekomusume | 2005-08-08 03:51 | 映画評 | Comments(0)