日曜日編
マルタとデュッセルドルフをいろいろ観光したんですけど、
彼女が来なかったら一切行かなかっただろうな・・・というところを
いっぱい発見出来ました!
その一つはビアホール。
お酒も飲める静かでオシャレなカフェで語り合うのがドイツの若者の
スタイルなので、アタイも今までそういうところにばかり行ってたんですけど・・・。
マルタが典型的ドイツをビアホールで楽しみたい!と言い出し
気が進まないながらも初日金曜に行ってみたところ・・・
結構楽しかったです。
そこにはまさしくビール飲んで陽気に騒ぐドイツ人達の図がありました。
客層はやっぱり高齢でオッサンたちというよりはオジイサンたちばかり。
でもオジイサン達ったらビールガバガバ飲むからびっくり。
日曜は天気が悪かったけど昼頃何とか晴れたので、まずはお寺へ。
なぜかデュッセルドルフにはお寺があるらしいというので行ってみたところ・・・。
!!!!!!
本当にお寺がありました!
というより本物でした!
「ここどこだったっけ?」って思うくらい日本のお寺でした。
びびびび、びっくりです!!!
築12年らしいので古寺の雰囲気は無いんですけどヨーロッパでここまで
維持できてるのは奇跡だと思います。
どこの宗教法人かな?とちょっと不安感もあったんですけど、パンフレットには
社団法人とあってドイツ人に日本を紹介するためのお寺だと書いてました。
本来の目的がソレなのかどうか分からないですけど、かなりお金がかかってる
ように見えたので怪しい宗教系では無さそうです・・・。
とにかくお寺の境内は一見の価値アリです。
↓恵光というお寺
二人で驚いて感動したあとは街へ戻ってコーヒーブレイク。
といってもアタイはコーヒー飲まないのでお茶とケーキ。
そのあとはフライドポテトをまた二人で食べ歩き。
お腹も膨れたので、次はヒストリカル・セメタリーへ。
ようは墓地訪問ってこと。
実はアタイはヨーロッパのお墓に行くのが大好き。
ドイツには古い何百年も前のお墓ばかりの墓地があって、大きな街だと
有名な作家や音楽家のお墓があります。
とても静かで厳かな雰囲気に包まれた墓地は観光にピッタリです。
と思って興奮しながらコレを会社の日本人社員に話したら変態扱いされました・・・。
でもね、欧州の墓地は日本の墓地とは趣が全く違うんですよ。
蚊とかいないし、蛇とか出無いし、セミとか鳴いてないし、
日差しきつくないし、お線香の匂いとか無いんですよ。
古い墓地は訪れる子孫もいないので市が運営管理をしてるっぽいです。
ベルリンにも大きな古い墓地があるので絶対行きたいなって思ってます。
確か哲学者のお墓とかあったはず。
墓地訪問がヨーロッパで普通のことかどうか実は知らないですけど、
大抵アタイの欧州人友達はみんな墓地が大好きです。
もちろんマルタも!
墓地に着いたら思わずラムシュタインの「ハイラーテミッヒ」を口ずさんで
しまいました。ほんとイメージどおりで、つい・・・。
↓墓地
広い墓地を散歩してると静かなので心が落ち着いて来ます。
でもマルタと一緒にラモーンズのペットセメタリーを口ずさんでましたけど笑
↓このお墓だけデザインが他と全く違っていて私たちの愛するドクロ装飾が
ありました!
↓この墓石には木が根元から絡みついていて、とてもダークで重い雰囲気なん
ですけどすごくロマンチック。
墓地の後は街へ戻ってロックパブへ!
マルタが見つけたパブはハードロックパブ!
これまた大昔から営業してる風。
インテリアがいかにもロック!
マルタとデュッセルドルフのビール「アルトビーア」を飲みながらいろんな話をしました。
BGMはモトリークルー、モーターヘッド、ガンズアンドローゼズ、キッス・・・。
実はアタイのロックとはちょっと違うけど、マルタは超ハードロック好きなので
このパブをかなり気に入った様子。
客層は・・・またまたオッサンオンリー。若者ゼロ。
アルトビーアは苦味が無くてあっさりしてて、ビール普段飲まないアタイでも
とても飲みやすくて美味しかった!
しかも超安い。一杯1.4ユーロ。200円くらいってこと?!
このお店ったらお水とコーラの方がビールより高かった・・・。
お酒飲んだ後は家に帰ってマルタにイタリア料理を教えてもらった!
この時点で夜9時。
マルタ曰くハードロックパブはアペリティフということらしい?!
まずはモッツアレラチーズオムレツを食べて、それからパスタソースを二種類。
「たまねぎとズッキーニとエビのソース」
「たまねぎとツナのトマトソース」
どれも作り方はシンプルだけど、とっても美味しかった!
イタリア娘にイタリア料理を教えてもらえるなんて超ラッキー!
白ワイン飲んでご飯食べ終わったら夜11時。
酔っ払って疲れて死にそう・・・。
よく笑って、よくしゃべって、よく飲んで、よく食べて、よく歩いた一日でした。
そのまま就寝。