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死して屍拾う者無し

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ドイツの医療制度まとめ

コメントへのレスを書いてて
ドイツでの「リハビリ」について
思い出したので紹介がてら書いておこうかと。

ここのブログを長らく読んでくださってる方は
クロネコが罹患して、そのあとリハビリ施設に行って
っていう経緯を知ってると思うけど。

それらをまとめてかいつまんで書いて。
かつ、ドイツの医療制度もかいつまんで書いて。
そんでもって。
それらをクロネコ独自の視点で
どう思うかも書いてみようかと。
正しいとか、正しくないとかそういうことじゃなくて
クロネコが自分の経験を元に
直感的に感じた思いなので
どう思うかは人によって違うかもね。

アタイも自分が乳がんに罹患して
知ったことが多いんだけど。
ってまあ、知らないでいられればそれに
越したことは無いし、
出来ればアタイも知らないままでいたかったなー
って思ったりもするけど。
これが無かったらアタイはベルリン行きを
決断しなかったかもしれないので
それはそれでそうなる筋書きが
自分の人生にはあったんだろうなと
受け入れてるんだー。
辛い痛い経験だったけど
それを経験したからこその今の自分があるし
考え方やライフスタイルもガラリと変わったから
逆に良かったと思ってるくらい。

いわゆる・・・「ガンに感謝」っていう
心境にクロネコは辿りついてしまったのですよ。
これ、誰でもはたどり着けないところらしいです。

おおまかに説明をすると。
ドイツラントでは基本みんな健康保険に
入ってます。
前にも書いたことあるけど健康保険には
2種類あるんだけど、それは今回は関係無いので
省きますわ。

ドイツラントでは、健康保険に加入してると
ガンに罹患した場合、
入院費、手術費が100%カバーされて。
放射線治療と抗がん剤治療も
100%カバーされる。
ついでに。
会社によるけど、病気療養で休みに入ってから
2ヶ月だか、3ヶ月は75%給与が支給されて。
(既に期間と数値を忘れてる・・・大体そんなくらいだった)
それ以降は健康保険側が給与の75%を
支払ってくれる。

そういう仕組みになってる。

だから病気になってもある意味
生活は保障されてる。
それがドイツの健康保険。
ちなみに健康保険の会社は一般企業なので
何社もあって、自分で好きな会社を選べる。
会社員だと保険料は会社が半分負担してくれるのだ。

なので。
ドイツでは病気になっても
「あー、病気治療で入院してたら
来月の給料がもらえなくなるー」
とか。
「入院費とか、手術、抗がん剤代が
支払えるかなー」
とか。
そんな心配は基本要らない。

だからこそ。
ドイツでは、ガンに罹患した人は
怖い怖いとガンの恐ろしさにおびえはしても
お金のことは心配しなくても良いので
なんにも考えず、医者が言うとおりの
診断と治療方法に従うんだと思う。
何も心配しなくて良いんですよ~
って言う甘い言葉に乗せられて。
まさに舞台は整ってるわけなんす。

手術の前にクロネコは
MRIも受けたし(ドイツ語ではMRTという)
骨を全身スケルトンでスキャンするやつもやったし。
その他術前の検査をいろいろやった。
どれもこれも放射線系のやつばっかで。
今思えばどんだけアタイは
浴びちゃったんだろ的なね。
そもそも。
マンモグラフィーも浴びまくりだよね。
ほんと。
手術を受けるとなると、その前段階から
体に悪いことのオンパレだよ。
ああいう放射線マシンの技師さんたちは
スイッチオンにしたら、どっか別室に
ちゃちゃっと移動するんだけど。
患者であるこっちはそのまま
浴びるからね。
ちきしょーめって感じ。

でもそういう高額放射線機器での
検査も全部保険がカバーしてくれてるので
お金の心配は要らない。
それより放射線の線量を心配しなきゃね的な。
そんな感じだよ。

で。
現代医療のベルトコンベアに乗せられた
患者のシープルたちは
悪徳医療フルコース三昧になるんだわ。
手術を受けて。
そのあとは普通は抗がん剤。

でもクロネコは抗がん剤の前に
なにやら怪しげな検査をやったんだわ。
正式名称を忘れたけど(カルテを見れば分かるんだけど
面倒くさいので省略)、
いわゆる「遺伝子検査」なんす。
なんでも手術で摘出した腫瘍の一部を
ベイコクの遺伝子検査をやってる会社に送って
そこで遺伝子的に再発する確率を調べるという
現代医療のがん治療の中では
進んでいるとされてる検査方法で。
これが通常日本円で40万円くらい
かかるんだけど、保険会社がカバーしてくれるから
大丈夫ですよ!と悪徳医師がアタイを
説得したんだよね。
へー、そうなんだーと思ってね。
「仮に保険会社が払いません!と言ったとしても
自己負担は3万円程度ですし、
遺伝子的に検査も出来るんだからやる価値は
ありますよ」
といわれてね。
クロネコ了承したんだわ。

結果的には、保険会社はカバーしない!って
はねつけてきたので(検査は終わってた)
自腹で3万円支払ったし。
なおかつ、検査中にクロネコこれは
無意味な検査だなって気がついたんだけど。
いわゆるペテン臭いというかね。
この検査の結果を元に乳がんセンターの
悪徳医師どもは
「クロネコさん、あなたは遺伝子的に
再発する危険性がすごく高いという結果に
なってますから抗がん剤治療をしなくては
なりませんよ。」
って説得するための材料として
利用してるに過ぎなかったからね。
まー、ひどいもんだよね。

しかも。
あの街に住んでる日本人はたいていが
日系企業に勤めてて
ある程度生活基盤がしっかりしてるから
保険会社からお金をふんだくれる!
と金づる扱いされてるふしもあって。
(クロネコの読みだけどね)
と言うのも、同じ病院にいたシングルマザーの
トルコ人女性は、そんな検査勧められてないって
言ってたし。
他のドイツ人患者も勧められてなかったのよね。
で、アタイとアタイの知人日本人女性は
この検査をやらされてるんだわ。
なんつー確信犯的病院なんだ!
って感じで。
ちなみにこの検査は本当にこの業界では
(乳がん業界ね)先進医学として知られてて
他の医者と話したときも
「へえーそれやったんだー!進んでるね」
みたいな反応をされたんだよね。
ちなみに3年前の時点で日本では
導入されて無かったよ。
良かったねー。
あんなもん不要だからね。

不要ではあったけど、クロネコには必要でも
あったのがこの検査だったんだわ。
というのが。
ベイコクで検査をしてたので
検査結果が出るまで4週間くらいかかったんだよね。
で、クロネコその間、色々調べて調べて
考えて考えて。
そんで、「抗がん剤拒否だ!」っていう
結論が出たんだわ。
だからこの期間あってこその抗がん剤拒否なのよね。
これが無くても抗がん剤は拒否したと
思うけど、うまい言い逃れを考える余裕が
無かったと思うし、自分の意思を固める
時間も必要だったから、
ある意味この検査は必要悪なのですわ。

そんなわけで。
クロネコは無事に抗がん剤を拒否したんだよね。

でもこれは本当に大変だったのよ。
医者5人に囲まれて脅されて。
もちろんドイツ語でだよ。
まあその件については、今回は省くわ。
また機会があれば書くと思うけど。
思い出すだけでも辛いから。
それくらい大変だったのよ。

抗がん剤を拒否してから
そのあとクロネコが受けた治療は
放射線治療。
たしか・・・30日間コースじゃ無かったっけ。
(これまたもう記憶があいまい)
毎日5分ずつ放射線を左胸全体に
浴びると言う治療で。
これを土日いがいでやるのよ。
30回ね。
けど。
クロネコ実はその時弟の結婚式が
予定されててね。
その日は絶対フランスへ行くと
決めてて。
逆算すると間に合わないのが
分かっててね。
放射線治療は別の大きな病院で
やったので、そこの医者に相談したら
じゃあ28回にしますかね。
って回数を減らしてもらえた。
・・・。
なんじゃそりゃ。
じゃあ25回でも良かったんじゃ?
って思うよね。

まあ、でも28回行きましたわ。

これもねー。
ひどいもんだったよ。
最初の2週間くらいは全然平気で。
何の後遺症も副作用もなくて
余裕極まりなかったんだけど。
3週目あたりから急激に体力が落ちて
セキが止まらなくなって夜寝てるときとか
苦しくて苦しくて。
原因不明の腹痛もあったし。
とにかく大変だった。
ずーっと体がだるくてね。
そりゃあ白血球がガクンと減るから
当たり前なんだけど。
でも回復するまで2ヶ月近くかかったよ。
とにかく最悪の経験だったな。
もう病院が嫌いで嫌いで
大嫌い!って思ってたので
さっさと治療を終わらせやるーって気分だったよ。
二度と病院になんて世話になら無いぞ!
って誓ったのよね。

そんで。
放射線治療を受けた旨を保険会社に
伝えたら。
「じゃあリハビリもやりますかね」
って言われて。
リハビリねー。
なんでも3週間ほど保養地に行って
運動とかするやつらしくて。
これも保険でカバーされるし、
給与も70%くらい出るというね。
でもあとで分かったんだけど
この期間の保険は健康保険じゃなくて
「年金保険」がカバーすると言う
仕組みになってる。
ドイツラントってばそういう感じで
仕組んでるんだよ。
良い悪いは別としてね。

じゃあ、リハビリに行こうかなー
と思って。
でも本来は、治療を決めてる医者が
決定して、その病院お抱えの
ソーシャルワーカーが
書類に記載をして申し込みをしてくれるんだけど。
クロネコは自分で決めたので
自分で書類を書いて提出しなきゃ
ならんかったのだよ。
やりましたけどね。

そんで。
3週間ほど南ドイツ、バイエルンの山奥で
講義を受けたり、
スポーツをしたり、スポーツをしたり
スポーツをしたり・・・
スポーツ三昧の日々を送ったのでした。
運動嫌いのクロネコだったので
まあ、あんだけスポーツを集中して
やったのは人生で初めてだったし
二度と無いだろうなって思う。
スポーツを色々できたのは良かったけど
やっぱり病気をした人が400人も集まってる
施設だったので、雰囲気が暗いし
老人が多いしで。
あんなとこ二度と行きたくないわー!
ってこれまたクロネコを強くしたのでした。

ちなみに。
ガンに罹患した人はこのリハビリを
2回受けられるんだよ。
年に1度を2回。
クロネコは二度目はパスした。
というか、もう会社員じゃなかったので
そんなことしてらんないし。
上述したように、老人と病人の中で
スポーツをするのがもう嫌だったのもあってね。
けど。
アタイが行ったときは割と二回目の人が
多かったので皆二回受けてるんだと思う。
まあ保険でカバーされてるからね。
考えなくても普通に行けるんだから
行っとくかーってことなのかと。

ちなみに。
リハビリ施設では、講義はすべてドイツ語だし、
スポーツ指導も、一緒にリハビリを受ける人たちも
全員がドイツ人だから当たり前だけど
ドイツ語なんだよね。
クロネコ人生でこんなにドイツ語にまみれたこと
無いわーってくらいドイツ語だらけの
環境だったよ。
なので。
外人は基本居ない。
いてもドイツ語ぺらぺらの人だけ。
そんな感じ。

これがクロネコが受けた一連の治療だけど。

放射線治療に通ってるときに
毎朝会う女性がいてね。
彼女も放射線治療をしてる人で。
その前は抗がん剤治療をしたと言ってて。
「これが終わったらリハビリに行けるから
すごく楽しみ~。
辛い治療のご褒美みたいなもんね。」
って言ってたのよ。

すーっとこの言葉がアタイに残ってて。
ご褒美かあと。

なるほどね。
これはクロネコ考えなんだけど。

ドイツの医療としては。
辛くて厳しい現代医療の
三大治療をまずはがん患者に受けさせる。
手術、抗がん剤、放射線とね。
でも。
どれも患者の体をボロボロにしてしまうから
医師たちも忍びない気持ちになったのかも
しれない。
それに痛めつけただけでは
根本治療にならない!
それなら、スポーツをして体を鍛えて
いろいろな講義を受けさせて知識を増やして
健康な生活を送れるようサポートすべきでは!
それも保険でカバーすることで
医療費を削減できる!
と考えたのが始まりなのかもしれないと。
だから、リハビリはご褒美なのかもと。

でも。
逆に言えば、これは飴と鞭の仕組みにも見える。
むしろクロネコはそう思ってる。

シープルたちに三大医療をやらせて
保険からお金をふんだくって
医師たちは儲かる仕組みを作ってる。
でもそれにシープルが気がつくと
騒ぎ立ててうるさくなるから。
リハビリというご褒美を与えて
黙らせればいいんだ!
と考えたのかなと
取れなくも無いわけで。

それらは全部保険でひとつの流れとして
ベルトコンベア式にシステム化されてる。
患者のことを考えた良い仕組みに見えるし。
実際現場で働いてる人は本当に
患者のことを考えてるし
親身になってくれるし
良い人たちだからね。
なので良い制度なんだと思う。
とにかくシープル患者たちは何も考えなくて良い。
そもそも病気になって怖くて
パニックになってるシープル患者は
そういう仕組みについては考えないから
ある意味医療側は安泰なんだけど。

とてつもなく巧妙に仕組まれてるから
パッと見、いい制度に見えるし
現代医療と代替医療をうまく組み合わせてて
理想的な制度を築きあげてるように
思えるんじゃないかなと。
クロネコはそんな制度知らなかったので
まあ、オファーされるなら受けるかなー
くらいの気持ちでやってみたクチで。

で、色々体験してわかったのが
恐ろしく巧妙に出来てるなーってことだよ。
抗がん剤を、放射線治療を
断らせないために全部仕組んでるじゃ
無かろうか?
と思ってしまうほど巧妙。

クロネコはもうこの制度の中に
入るつもりは無いよ。
十分経験したし、学んだし。
仕組みが見えてしまったから
もう不要なのよ。

クロネコシープルとして
一連のものを経験して
人体実験をしてクロネコは学んだよ。
医療制度がどこまでも網羅されてて
恐ろしいなーってね。
カモにされたら終わりだね。

ドイツラントは違う意味で
医療先進国だよね。
二度とあちら側には行かないよ。
行ってはいけない。

あ。
そういえば。
抗がん剤治療が効かないことを
前提でクロネコは書いてるので
そこんところを踏まえてない人が
読んだら、クロネコ大丈夫か?
って思っちゃうよね。
でも。
抗がん剤は効かないからね。
やっちゃダメだよ。
やったら確実に死に近づきます。
自分の体をいたわりたいなら
やってはいけない。
今はネット上にたくさん情報が出てるから
クロネコはいちいち書かないよ。
自分で調べて、自分で納得するしかない。
そうしないと人に、医者たちに
すぐ振り回されるだけなので。
決めるのは自分だからね。

これがリハビリまで含めた
ドイツのガン治療医療制度だよ。
以上です。
おやすみなさーい。
by kuronekomusume | 2016-02-22 07:42 | 日記 | Comments(10)
Commented by faney7735 at 2016-02-28 00:36
ドイツの医療制度は国民の負担が少なくて良いですね。わざわざコーナーを作っていただいてありがとうこざいました。ずっとビオが不思議だったので。たしかに乳ガンと牛乳など乳製品に含まれるホルモンの問題がありますものね。ホルモン剤をかなりしようしてますものね。最近は養豚の抗生物質も人の免疫に影響を与えてると報告がありましたものね。
日本の場合、食事代やベット、手術後は個室料金とか、高学療養制度以外で支払う負担は大きいし、本当にまともなリハビリがないのが大問題ですから。本当仕事復帰までのリハビリをやってないし。自宅療できるようになったら、もう帰ってね。老人ホームが一杯だから、代わりに病院に入るようなおかしなことなってますから。手術終わったら、一週間くらいで退院なんか当たり前ですから。クロネコさんがドイツを選んだ理由わかります。ただ、医者は万国共通で儲かる方向に患者を誘導してますね。私も頸椎ヘルニアで手術したら早く治ると言われましたが、どうも、手術後の痛みまでは取り組めてないようだったので、歩けるのならと保存療法を選んだのですが、最近はヘルニアの手術は幹細胞の方向で軟骨を培養して今はチタンを入れてるのを自分の軟骨を埋め込むような方法に以外と早く研究が進みそうなので、チタンを入れなくて良かったと思ってます。飛行機に乗るたびにピーと鳴って事情を説明するのも嫌だったので。
Commented by faney7735 at 2016-02-28 00:43
日本の医療制度の改革で、病院を老人ホーム代わりにしているのがそもそも問題なので、もっと老人ホームを作るべきと思います。私が腹立ったことは、一般人には三ヶ月以内の入院となってるからと追い出してるけど、病院関係者や議員の家族はもう何年も病院に入ってたのですよ。マッサージのリハビリ付きで。そんなことに普通の医療費を格安で利用しているから日本の医療費が増えつづけると思いますし、病院のはしごで同じ薬を出さないためにかかりつけ薬局を作って、その薬局には、毎回700円国が負担するというアホな法案をじみんがーが作りまして、薬品会社と国の癒着の問題の方が重大に思います。そんな議論もまったく国会ではないですし。
Commented by faney7735 at 2016-02-28 00:48
長くなってすみません。応援してますので。ブログの更新を楽しみにしています。この一週間exciteさんの不具合でコメントできなくて、本日になりました。お礼がたいへん遅くなりました。
Commented by おかる at 2016-03-06 09:55 x
クロネコさん、ごきげんよう。
今回も興味深く拝読致しました。
医師が守銭奴だということは万国共通なんですかね。
三大治療+リハビリって旅行会社のパッケージツアー
かいな?ってツッコミたくなります(笑)。
しかし、前述のfaney7735さんが仰る通り、
日本の医療制度は金持ち超優遇で、低所得層(私も)は
生きる権利さえ奪われるのか?って疑ってしまいます。

スケールは小さくなりますが、今は花粉が大飛散の季節。
製薬業界、医師会、厚労省が結託して、花粉の飛散量が
多いスギを敢えて、植林しているという噂もあります。
国民、総アレルギー時代も近未来にあるかも・・・(-_-;)

自分の身は自分で守らなければいけませんね。。。
Commented by kuronekomusume at 2016-03-07 03:31
faney7735さん、
応援してくださって、どうもありがとうございます!

確かにドイツの医療制度は国民負担は少なくなるように出来てますね。でもドイツもTTIP(欧州版TTP)に加盟させられようとしてるので、そうなったら医療が崩壊するかもしれませんから安穏としてられませんが。
日本の国民の医療負担は確かにドイツと比べるとひどいですね。病院がビジネス化してるのが問題ですよね。3ヶ月以上病人が入院していると病院側の評価が下がるという変な制度が問題ですよね。うちの母も余命1ヶ月なのに自宅へ帰れと大学病院の看護師長に脅されましたし。
なのに、老人ホーム代わりにしてると言うのは腹立たしいですね。老人を入れると国から補助が出るとかそういうことなんでしょうか?守銭奴の病院側が利益無しに老人を受け入れるとは思えませんので・・・。
でも医者たちの悪魔っぷりはドイツのほうがひどい気がします。あからさま過ぎてあきれ果てましたので。
院外処方もそんなトリックがあったんですね・・・。一病院につき一専門薬局みたいな構図がありますよね。
製薬会社のロビーは世界規模ですし、日本はものすごい薬消費国ですから、そりゃあもう金まみれなんでしょうね。
faney7735さんも手術をしない判断をされたとのことで、ご自身の判断に自信を持てるというのが一番だと思います。
お互いに、心身ともに健康を保っていきたいですね!
Commented by kuronekomusume at 2016-03-07 03:38
おかるさん、

医師は本当に守銭奴ですね。
私が婦人科に紹介された、乳がん専門クリニックは、私立病院だったので、余計にどうやって稼ぐか?に主眼を置いて治療方針を決めてるんだと思います。
キリスト教系の大きな病院だと医者がもっとのんびりしてて、かつ無能な感じでした。(誤診多発でしたんで)
どっちでも最悪のケースを見れたので、自分の命と身体をこの悪魔どもからどうやって守るか?!に考えを切り替えられたんだと思います。医療信奉にならなくてセーフでした。

花粉症・・・確かに急にそして急激に増えた印象がありますもんね。昔(30年前?!)はそんなもの目立つほどありませんでしたよね。
免疫力をアップさせたり(腸内環境を向上させる)、精製砂糖を止めると割と改善するらしいですね。
私は幸い花粉アレルギーは今も昔も無いのであまり辛さが分からないのですが・・・経験者いわく上記の方法で割りと軽減できると言ってましたので。

ちょっと話変わりますが、ドイツの豆腐メーカーさんが言ってたんですが、花粉症の人には大豆アレルギーが多いとのことです。ちなみにドイツ人には大豆アレルギーとか大豆嫌いが日本人よりはるかに多いです。
Commented by ゆたか at 2016-03-07 14:17 x
最近は癌検診等受けていますか?
再発がなければいいですね。

日本では医療で財政が持たないとか政治家が騒いでいますが、
ドイツはどうでしょうか?
くろねこさんの話を聞きますとドイツの医療制度がうらやましく感じます。日本の政治家や経済専門家は財政が持たないと嘆いていますが本当はどうなのでしょうかね。
それにしても日本の医者は薬を処方するのが大好きですね。それしか能がないのでしょうか。年末や新年に診察を受けると製薬会社関連の人がよく挨拶に来ますね。
Commented by kuronekomusume at 2016-03-08 06:28
ゆたかさん、

ドイツでは、乳がん罹患後2年間検診を受けるようにプログラム化されてるので、一応それに沿って検診に行ってたんですが、色々調べるとマンモグラフィーほど体に悪いモノは無いことが判明したので今はもう止めました。エコーも良くないですし。もともと自分の触診で発覚したので自分で分かるのもありますし。
乳がんに限らず、がん検診自体受けることに意味が無いという境地に至りましたので、今後はどのような検査も受けることは無いですね。

ドイツ医療に関しては詳しくないのですが、10年前にドイツに来た頃は、診察に行くと医療費自己負担が1回10ユーロでした。(3ヶ月有効で1度払えばどの病院でも有効)そのおかげか、3年前にドイツ医療費が黒字化したとかで、自己負担が再びゼロになって今に至る状態です。
そんなことってあるんだ!と驚きです。どういう運用をしてるのか不明ですが大丈夫みたいですね。
ただ、不健康な食事による糖尿病や、慢性疾患の増加で病気が増えることで医療財政を圧迫しているという記事も見ますので(自己負担ゼロですんで)、黒字万歳ってわけでもないんだと思います。イギリスは自己負担ゼロなので医療費を圧迫してると何年か前に聞きましたが、ドイツはそこまで圧迫してる印象は無いですね。
ただ、私はもう病院とは距離を置くと決めたのでいまは医療事情に疎い状況です。。。所詮患者なんてカモにしか思われてないのが仕組み上明らかになってしまったので、救急や怪我いがいでは病院にはいかないぞ!と決めました。
Commented by あり at 2017-09-05 22:06 x
クロネコさん、初めまして。ドイツで保険関係のトラブルに合い色々と検索していた所こちらのブログにたどり着きました。
非常に興味深い記事を書いてくださりありがとうございます。ドイツの病院の守銭奴っぷりは以前から感じていたのですが、自分以外にも同じように感じている方がいる事を発見し「やっぱり!」という嬉しさ、そして病院にいた時の心細さ、怒りを思い出しついコメントを書かせていただいた次第です。
先日保険関係で問題が起きてる事をドイツ人に相談した所、「病院だって1つの会社だからできるだけ稼ごうとする。それから自分の身を守るためにはしっかり断って交渉しなければならないんだよ。」と、全て言われるがままにした私が悪いと暗に言われてしまいました…でも具合の悪い時に一体全体どう交渉しろというのでしょうか(^_^;) まさに交渉第一の国ドイツらしい国民性がこんなところにも現れているのだなと身を持って体験する日々です。。。
日本で聞くドイツ医療の話は保険で100%カバーされるから素晴らしいという話ばかりなので、今後ドイツ滞在を予定している人々にもこの恐ろしい一面ももっと広めていかなければと思います。
Commented by kuronekomusume at 2017-09-09 06:10
ありさん、初めまして。コメントありがとうございます。
保険やドイツ医療の仕組みに嫌な思いをされていらっしゃるようですね。早くすべてがスムーズに片付くといいですね。体調もよくなられましたか?海外生活はストレスが大きいですから無理をなさらずに。。。

プライベート保険しか受け付けない完全金儲け主義の医者もたくさん居ますよね。あからさまで嫌ですよね。

プライベート保険じゃ無くても、ドイツの医者は患者を金儲けの対象としか見て無い感じが強いです。病気が重くなるほど狙われる気がします。
ハウスドクターレベルだと割りと親身ですし、大してお金も取られないですが、専門検査がある専門医は経験上、要注意です。

病気で具合も悪い時に、守銭奴の医者と戦うのは(しかもドイツ語で不利!)本当に精神的にもきつくて大変なことです。
お友達のドイツ人の方のおっしゃることはごもっともですが、実際自分が病気になったら正論通り出来るドイツ人はほとんど居ないと思います。リハビリセンターでもかなりのがん患者を見ましたが、全員医者の言いなりでしたよ。病状が重い人ほど医者の言うことを聞きますね。
ドイツ人は交渉したり断るのかと以前は思っていましたが、私が医者の薦める治療を断ったらヒステリックに怒られたので、断る人はほとんど居ないんだと思います。
日本の医療機関も優しい口調で金儲け主義ですから、医療はどこも同じだと思います。医療に頼らなくても良い体質に改善していくのが一番ですね!