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死して屍拾う者無し

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ハンブルク旅行記 後編

たったの一日半しか居られないスケジュールをまた恨みつつ・・・
まあそれはすべて自分で立てたスケジュールなんですけどね。

ホテルの朝食がかなり豪華で美味しかったです!
4ツ星ホテルって朝食が美味しいことが多いかもって最近気が
つきました。
一泊につき70ユーロ以上支払うとそれはより確実になります。

朝から通常のパン、レバーペースト、キュウリ、トマト、チーズ、
ジュース、紅茶(ちゃんとした茶葉!)、ミューズリー、ヨーグルト、
フルーツ、ワッフル、クレープなどなど・・・!
たっぷり食べておきました!

それから歩いて駅へ。
駅のコインロッカーに荷物を預けて、効率的観光をすることに。
つまりツアーバスに乗るってことです。
これシュベリーンで体験して以来、結構気にいってます。
今後病みつきになりそうです。
ホント楽だし、いろいろ分かるし、便利。
でもどの街も基本はドイツ語ガイドですね。

帰りの電車を調べつつ自動販売機で切符を買ってると
後ろから「クロネコ!」と呼ぶ声が。
「?」と思って振り返ると、なんとまたまたリンツちゃんと今度はナディーン。
同じバンドのファン仲間の彼女たちも切符を買いに来たようです。
こんな大都会ハンブルクで知ってる人に会うなんて奇遇。
彼女達は通常車移動なので駅に居ること自体珍しい。
これからベルリンへ行って、キュアというバンドのライブを見るそう。
元気っすね。
それにしても・・・ナディーンは28歳女性だけど、会うたびに
オッサンみたいになっていくなってのがアタイの正直な感想。笑
今回はドイツの大衆ゴシップ新聞を読んでたし・・・。
彼女たちとは特にお互い連絡先は知らないので普段会ったりは
一切しない仲なんですけど、まあそれでいいやって感じ。
みんなほとんどアタイより年下だけど、なぜかアタイに話しかけるときは
お姉さん口調で話しかけてくるのがちょっと不思議。
よほどアタイは頼りなく見えるのね・・・。まあいいんだけど。
また次回どこかのライブ会場で会おうね!と挨拶しお別れ。

アタイは昨日から楽しみにしてたバスツアーへ!
もちろん二階建てバスの2階座席へ。
一時間半で11ユーロ。
ハンブルク旅行記 後編_c0016407_652983.jpg

ガイドさんは超カッコいい若い男性でしたっ!
オールドイツ語説明でしたけど、昨日のシュベリーンと違ってかなり分かりやすくて
言ってる事はほとんど理解できてハッピー!

このガイドのお兄さんは、説明が上手くて、分かりやすいドイツ語だったんですけど、
なんとそれだけじゃなくて、かなり皮肉めいた冗談を交えて説明をするんですよ。
それが何かアタイのツボで・・・。
男前なのに皮肉めいたジョークを言える男・・・!最高じゃないっすか!
と、街を楽しんでいるのかガイドのお兄さんのドイツ語を楽しんでいるのか
自分でも分からなくなるくらい楽しい時間を過ごせました!
乗客はやはりここでも高齢者がほとんどでしたね。
今日のツアーでは乗客みんなの反応が良くてガイドのお兄さんの辛口コメントに笑ってました。

イヤ、だってね、初めてこの街に来た人に対して
「あの建物はまあ特に見た目は良くない感じなんですけど、というか結構最悪な
見た目なんですけど・・・」とか
「ハンブルクは金持ちが多い街なんですよね。僕もいつかああいう豪邸に
住みたいけどそのためにはこのガイドをあと数百回以上やっても実現できるか
どうかね・・・。まあその時には90歳超えてる計算になるしね・・・。」とか
そんなことばっかり随所で言ってるんですよ。
でも愛嬌があるのでみんな笑ってる・・・という微笑ましい感じでした。
まあ男前は何やっても許されるというかね・・・。

ハンブルクはアルスター湖という湖があります。

ハンブルク旅行記 後編_c0016407_6142698.jpg

その湖沿いに高級住宅街が立ち並んでます。
そのほとんどは各国領事館だったそうで、今はベルリンに移転したところが多いけども
それでもまだまだあるとのこと。
映画にでも出てきそうな美しい邸宅にため息、ため息、ため息の連続でした。
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↓これはハンブルク市庁舎。
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移動しながら説明聞きながらなので、あまり上手く写真が撮れず・・・。
ハンブルクには音楽家ブラームスも住んでいたとかで、ブラームス広場なるものも
ありました。
ドイツ初代皇帝ビスマルクの像が立つ公園もあったので次回は絶対行かなくてはっ
と新たなターゲットが生まれました!

ハンブルクの繁華街といえば、「レーパーバーン」と呼ばれる地域。
これまた街の雰囲気を見るにつけ・・・なんとなく懐かしい気分に。
勝手な感想ですけど「新宿歌舞伎町」に雰囲気が似てるなと思ったんですよ。
ここもドラッグとか売春とかそれはそれは乱れた地区のようですけど、
ロックなお店がバスからも目に飛び込んできたので・・・
ここにも来なきゃ!とさらにターゲット設定。
このレーパーバーンには合法的に売春が許されている地域があります。
その通りにはドアがあって、女性立ち入り禁止区域。
ガイドブックで昔から記載されていたので知ってましたけど、どんなところなんだろ???
って関心があったんですよね。
そしたらそのエリアって、二階建てバスから門の中が見えるんですよ。
なので写真撮りました!↓ほんと数十メートルくらいの短い通りです。
ハンブルク旅行記 後編_c0016407_615589.jpg

昼間だし、思ったより通りが短くて、へえって感じでしたけど何だか面白い。
そのすぐ横にある店が、かつてビートルズがハンブルクに住んでいた頃
通っていたといわれる理髪店。↓
ハンブルク旅行記 後編_c0016407_6241350.jpg


それからバスは港地域へ。
ここには300年以上続く日曜朝の魚市場が出るそうです。
魚料理のレストランが立ち並ぶエリアがいっぱいあります。
↓船の博物館は夜になるとライトアップされて本当に横浜港さながら。
ハンブルク旅行記 後編_c0016407_6235447.jpg


バスはそのまま昨日行った赤レンガ地区へ。
赤レンガと、昨日のフェス会場横を抜けてエルベ川沿いを少し走ると・・・
何と今度は潜水艦を見ました。
ソビエト連邦KGB時代に対抗して作られたとか?(聞き取り不確か)で今は
川に浮かべてあります。
本物の潜水艦を見たのは始めてかもしれないです。
ハンブルク旅行記 後編_c0016407_7441280.jpg

以上で一通りのバスツアーは終了。
これで次回ハンブルクに来た時に、どこで何を見ればいいかが大体頭に入りました!
というか見所満載で、今度はゆっくり時間をとって、じっくりまわりたいですっ!
というかもう今から楽しみ♪
正直ハンブルクがこんなにスゴイと思わなかったです。
かなり大好きです!
気に入りまくりです!
ベルリンの次に住みたい街に決定~!。
西側の街なんてどこも大体同じでつまらないなあって思ってましたけど、
すみませんでしたっ!
訂正します!
ハンブルク最高!!!

おまけ。
ハンブルク駅前にたむろするパンク少年達。
欧州各国ではファッションパンクが多い中、ドイツのパンクは本物です。
だから近づいてはいけません。
場合によってはネオナチの場合もあるので。
厳密にネオナチとパンクは違うんですけど見た目がちょっと似てるらしいです。
ハンブルク旅行記 後編_c0016407_7464199.jpg

この天秤担いでる白い銅像?はハンブルクのマスコットだそうです。
街のいたるところにアーティストにペイントされたマスコットオブジェがあります。
見た目はキモイしあまりよくないと思うんですけど。
センスって意味で。笑
ちなみにベルリンはベルリンのマスコット、熊の銅像がいっぱいあります。
by kuronekomusume | 2005-08-30 07:39 | 旅行記 | Comments(2)
Commented by maululu at 2005-08-31 16:30 x
友人が12年間ハンブルクに在住していて9月に帰国します。
海外在住の人は、やはり尊敬してしまいます。
羨ましい反面、大変なこともたくさんあるようで日本で生活している私にとっては
かなりのカルチャーショックがあります。
行けばもっとすごいカルチャーショックでしょうね。
これからもkuronekomusume さんブログを楽しみにしています。
Commented by kuronekomusume at 2005-09-01 05:05
12年もハンブルクに住まれてたんですか・・・。
スゴイですねえ。
都会だから色々と楽しみは多かったでしょうけど
おっしゃられるとおり大変なことも多かったでしょうねえ。
私は何か知らないですけど、かなりの幸運に見舞われて
毎日ハッピーです。
愛するドイツに居られるってだけでハッピーです。
もともとあまり悩まないタチなんですけど、それでも
大変なことって今のところ無い感じですね・・・。
ウソみたいな話しですけど。笑
そのうち大変な体験をするのかもしれないです・・・?!
ポジティブに大変だと大歓迎ですね。