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死して屍拾う者無し

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パスポートとか大使館とか

どこの国のパスポートが最強か?
と言うランキングがあるよね。
こないだドイツ人の友達と話してたら
「ドイツが一位よ!」
と言うので。
そーだっけ?二位か、三位じゃなかったっけ?
とアタイが言ったら、
一位だよ!
と言われたので調べてみた。
ら。
本当に一位だった!
世界情勢によって色々変動があるので
その時によって変わるみたいで。
アタイの記憶は数年前のランキングで
ございましたわ。

「ビザ無しで訪問出来る国が多いほど最強」
と言う基準になるので。
果たしてどういうことになってるのか?
とアタイは日本語、ドイツ語、英語の
複数のサイトで
2017年のランキングをチェックしてみたんだけど。
なんか。
ばらつきがある・・・。
特に一位のドイツのパスポートで
ビザ無し訪問出きる国の数に激しいばらつきが・・・。
何故?

ドイツ語、英語のサイトで
1位ドイツ 177カ国ビザ無し訪問可能
って書いてあって。
けど、日本語サイトを見たらドイツは
158カ国って書いてあるのよ。
時の情勢によってビザ不要かどうかは
割と変わるとはいえ。
19カ国も差があるのは誤差と言えない気がして。

英語のサイトだと幾つかチェックした感じでは
二位以降も170台なんだよね。
他のアタイが見たサイトは
デイリーテレグラフ、CNN。
その他はドイツ、イギリス、日本の旅行サイト。
むむむ。
コレは一体?
と思っていたら。
passport index 2017と言うサイトを見つけて。
恐らくは。
このサイトの情報が一番信頼性が
高いのでは無かろうかと。
ドイツ語のDie Weltのサイトも
まさにpassport index 2017を引用してたので。
おそらく間違いないだろうと。
と言うわけで。
passport index 2017をクロネコも
参照いたしますわ。

超最新情報によりますと。
ドイツはもはや単独一位ではありませんでしたわ。
ぬわんと、しばらく2位につけていた
シンガポールも同率一位の座を
占めていたのでしたー。

1位 ドイツ、シンガポール(159)
2位 スウェーデン、韓国(158)
3位 デンマーク、イタリア、フランス、スペイン、
ノルウェー、フィンランド、イギリス、USA、日本(157)
4位 ルクセンブルク、スイス、オランダ、ベルギー、
オーストリア、ポルトガル(156)
5位 マレーシア、アイルランド、カナダ(155)

ぬぬ。
2017年3月のランキングと比べると。
ドイツは一位をキープしつつも
ビザ無し訪問可能国の数を増やしてるー。
すごいね。
そんで、韓国は3月の155から3カ国増やして
2位に躍り出てる。
ちなみに日本も2カ国増やして157になってる。

アメリカは3,4年前は一位だったのに
大分下がったね。
いろいろ外交でもめてるからかな。
今後アメリカがEUと関係をさらに
こじらせることになったら
EU諸国に来るにはビザを取得せよ!
と言われるはめになって。
EUは国の数が多いから
さらにランキングが落ちるかも。
面白い。

やっぱさ、敵が多い国はこういうところに
出てくるんだろうね。
アタイが前から言ってることだけど。
世界で悪事を働いてる国は
大使館を見れば分かる。
その国の代表として各国はいろんな国に
館を構えてるけど。
その館の前に警官が常駐してるかどうか?
がポイント。
それを見れば一発でその国が悪い国かどうかが
分かるんだわ。
悪事を働いてると恨みを買いやすいから
敵が増えるのよね。
なので敵から身を守る必要が出来て
ドイツ警察に警備をお願いしないと
いけないという。
ほんと警備で財政を圧迫するから
大迷惑この上ないんだよ。

ベルリンならベルリンにある各国大使館の前を
通れば、その国がどんな国なのかが分かるんだわ。
その国の大使館の目の前に警官が常駐できるように
ブースがあるんだよね。
警官一人が座れるような公衆電話みたいなやつ。

分かりやすい例だと
中国大使館の前にあるね。

記事の一番下にクロネコ作成の
ベルリン大使館マップがあるので
ココからの記事はマップを参照しながらだと
多少の土地勘が得られて分かりやすいかも~。

ベルリンの場合、
観光地の中心部みたいな場所の
ブランデンブルク門を囲んで
アメリカ、フランス大使館があるんだわ。
毎日かなりの数の観光客が年がら年中
押し寄せるから。
そこが警官に警備されてるのは
あたり前よねって話で。
それだけを見ても、果たしてアメリカとか
フランスが世界で悪事を働く国なのか?
の判断材料にはならない。
もしかしたら観光客を装ったテロリストから
警備してるだけかもしれないんでね。

イギリス大使館はブランデンブルク門には
接してないんだけど、
隣の通りにあるんだよね。
つーか。
アメリカ大使館と背中合わせ。
裏か地下で繋がってて
MI6とCIAが行き来する地下道とか
ありそうありそう!
と思ったら。
ぬわんとイギリス人どもは地下じゃなくて
屋上に電波をキャッチするための
通信傍受塔を設置してあって。
近くにあるドイツ国会議事堂や
首相官邸からの情報収集スパイ活動を
やっている模様ー!
と言う記事をベルリナーモルゲンポスト
のサイトで見つけた。
2013年の記事。

やっぱあいつら油断ならないね。
地理的に見ても、
イギリス人どもは間違い無く
ドイツ政府、官邸、
フランス、ロシアが諜報対象のはず。
で、その内容を背中合わせのCIAと
共有してるか売りさばいてるか。
そんなとこじゃなかろうかと。
ひゃー。
観光客の頭の上でそんなことやってたのねー。
さすがは腹黒アングロサクソン。
真ん中辺りにある白い円筒状のものが
傍受通信塔だよ。↓
Reichstagは国会議事堂
Kanzleramtは首相官邸のこと。
パスポートとか大使館とか_c0016407_04044904.jpg
さらに。
イギリス大使館は目の前の通りを
やつらのセキュリティのために封鎖してるんだよ。
封鎖だよ。
いつ見てもアタイは驚くよ。
イギリス大使館め。
偉そうにしやがってよー!
アメリカ大使館前でさえ前は自由に車も通れるのに
何故かイギリス人は道路を封鎖してるんだよねー。
おかげでこっちは迂回しないとけなくて。
何様よー!
いつ見てもムカつくー!↓
左側に見える車は警備用パトカーだよ。
パスポートとか大使館とか_c0016407_04250929.jpg

アメリカはね、
アタイが自分の目で確認したので
確かなんだけど。
大使館のみならず。
デュッセルドルフの領事館前にも
ドイツの警官が警備してるんだよね。
あと、領事館じゃないけど。
デュッセルドルフの
とある通りにはかならず警察車両が停まっていて
調べたらHSBCの建物だった。
これってイギリスの銀行だよね?
なんでイギリスの銀行を
ドイツの警官が警備してるのか
マジで謎だよ。

分かりやすいのが。
ユダヤがらみの建築物だよ。
イスラエル大使館のみならず
シナゴークとか。
ユダヤ博物館とか。
ユダヤが絡んだ場所にもかならず
警察車両が護衛で停まってるんだよねー。
ベルリン・ユダヤ博物館前の通りなんて
いきなり制限速度が30キロゾーンに
変わるんだよね。
ユダヤめ。
まあユダヤ、イスラエル関係は
対ネオナチ対策かな?
と思うのが妥当なところだけど。
ユダヤも相当な悪事を
世界中で働いてきてるし
今現在も絶賛悪事大働き中だから
どっちとも取れるよね。

ベルリン日本大使館前は警官のブースは無いよ。
当たり前だけどデュッセルドルフの
日本領事館の前にも無かった。

その他の国もクロネコ目視確認では
ブラジル、オランダ、モンゴル、
オーストラリア、カナダ、
アフリカ諸国、
コソボでさえ大使館前に警官ブースは無い。

それはその国がドイツから重要視
されてないからじゃない?
と思う人もいるかもしんない。
もしかしたらそうかもしんない。
でも違うと思う。
敵が多いからだよ。

ベルリンの日本大使館はいろんな国の大使館が
ひしめき合う大使館集中地区に
あるんですわ。
お隣はかつての同盟国であるイタリア大使館で。
日本はアジアの国なのに
まあまあの一等地をもらってるんだよね。
前にも書いたけど。
日本は、第二次世界大戦中に
ヒットラー総統が今の場所をあてがって
くれたんだよ。
同盟国として一等地に大使館を造っていいよってね。
そんで建造したんだけど。↓

パスポートとか大使館とか_c0016407_04271677.png
あそこは当時ベルリンの政権中心地だったから
爆撃にあって、部分的に日本大使館も
焼失してたらしい。↓
パスポートとか大使館とか_c0016407_04275246.jpg

そんで、そのまま西ドイツ政権が
ボンに出来たから日本大使館もそっちに
新設したので。
ベルリン大使館の場所は日本が保持してたようだけど
(西ベルリンエリアだったのもあって)
建物は長らく放置してたそう。
そんで。
冷戦後再建プランが出来て
大使館建造物といえばの
黒川紀章デザインで再建したんだって。
最初は日独文化センターみたいなのが
使ってたようだけど。
ドイツ政府がベルリンに移転するのに
あわせて。
日本大使館もベルリンに引っ越してきて
ヒットラー総統がくれたあの場所に
ふたたび日本大使館が入ったのでしたー。
日本大使はこの中にお住まいとのこと。
意外でしょー。
パスポートとか大使館とか_c0016407_04273119.jpg



とにかくこのエリアには
かなりたくさんの大使館があって。
30~40件くらいはあるんじゃないかなと。
なので。
厳密に言えば。
各国の前に警官が警備で立ってるわけではなく。
そのエリア全部をまとめて警官が警備
してるんだよね。
どっかに警官用のブースがあって
定期的にパトカーがエリアを
パトロールしてるという。
そんな感じ。

で。
新興国とかはもう空いてる場所が無いから
ちょっと離れた違うところに
離れ小島的な感じで新規建造してるわけで。
米英仏はそういうのはプライドが
許さないから、あの嫌味な場所に
大使館を構えたんだろうなと
思ったんだけど。
全然違った。
ついでだから調べてみたところ。
ぬわんと。
英米仏は少なくとも第二次世界大戦前から
あのすごい場所に大使館を構えてた模様!
まーじーかー!
信じたくないけどどうやら真実の模様で。
イギリスとフランスにいたっては19世紀から
今と同じ場所に大使館があったらしい。

これは戦前のイギリス大使館↓
当時は傍受用の通信塔は無い。笑
パスポートとか大使館とか_c0016407_04390201.jpg
で、第二次世界大戦で焼失したので
東ベルリンの別の場所に大使館を
移設してたらしいけど。
冷戦中もあの土地の権利を持っていたので
東西ドイツ統一後に
新しく堅牢なのを建てたと言うことらしい。
んでイギリスはそん時ついでに
上述したスパイ用通信塔も建てたんだね。

そんでそんで。
イギリス大使館と背中合わせの
ブランデンブルク門真横にあるアメリカ大使館だけど。
これもまた!
信じたくないけど1930年頃の第二次世界大戦前から
あの場を買い取ってたとか買い取ろうとしてたとかで。
そこらへんは契約を交わす前に
ナチスが政権をとっちゃったので
ゴタゴタしてたみたいで。
こちらが戦前のアメリカ大使館↓
パスポートとか大使館とか_c0016407_04443769.jpg

アドルフ・ヒットラー率いるナチスは
当時、第三帝国なるドイツ帝国を
夢見ていたので。
ベルリン都市改造計画を練ってたんだよね。
夢の都市計画草案とか残ってるから
見たことある人いるかもしんないけど。
ブランデンブルク門を中心に
第三帝国ナチス建造物の建築が
予定されててね。
ナチスの建築家といえばの
アルバート・シュペアー建築相の構想では
メリケンにあの場所は譲れんわ~
お前らどけ~と
なってたらしい。
そんなことしてたら日本のパールハーバー襲撃で
第二次世界大戦が始まっちゃったので
メリケン大使館はあそこから
スイス大使館に避難してたんだそうで。
で、戦争で建物が壊れてしまい、
そのまま放置して西ドイツのボンに移転してたそうだけど。
その間、東ドイツ政府が廃墟を爆破して
更地にしてた模様。↓
パスポートとか大使館とか_c0016407_04382046.jpg
冷戦後同じ場所に舞い戻って
新しく堅牢な大使館を建設したのでしたー。↓
この白くてデカイやつねー。
左側にブランデンブルク門が見えるでしょー。
パスポートとか大使館とか_c0016407_04391408.jpg
そんでもって。
ぬかりのないメリケンだから
イギリスがやってるのにNSAが
やってないはずは無いでしょーと言う事で。
どうやらこれまた建物上部に
通信傍受らしき装置を取り付けてると言う↓
疑いがあるみたいでござんすよ。
ドイツ人も相当疑ってるんだね。笑
ウィキのアメリカ大使館記事に下の写真が
載ってましたわ。ウケル。
パスポートとか大使館とか_c0016407_04392446.jpg



そんで。
同じエリアだけど、ブランデンブルク門から
伸びてるウンター・デン・リンデンと言う
菩提樹通り沿いにロシア大使館があるんだわ。
ロシア大使館はさらに歴史が古いようで
プロイセン時代に今の場所を手にしたらしい。
1830年頃だよ。
ぬおおお。
ってことは森鴎外がベルリン在住時
ウンターデンリンデンを歩いてた時には
もうロシア大使館はココにあったんだね!
考えただけで胸熱!

そんなロシア大使館だけど
第二次世界大戦中はナチスドイツに場所を
分捕られてて(ソ連は敵国でしたんでね)
連合軍の爆撃にあって焼失したので、
戦後ソ連が場所を奪い返して
焼失した建物を今のネオ・スターリン建築に
建て直したんだそう。
スターリン風だけど建築家はドイツ人だってさ。
で。
ここには間違いなく80年代に
ドレスデンにKGBオフィサーとして
駐在していたプーチン閣下も訪問されてるはずで。
ひやー。
考えただけでクロネコ胸熱!
パスポートとか大使館とか_c0016407_04563746.jpg
地図を見てたら。
ロシア大使館の敷地はものすごく広くて。
どうやら冷戦時代に場所を拡張したっぽい。
東ドイツ政府も文句を言えなかっただろうからね。
で、裏通りに面した建物には
領事部及び宿舎も増築されてるんだそう。
ベルリンって大使のみならず外交官も
大使館敷地内に住んでるケースが
多いんだよね。
(オーストラリア大使館も敷地内に
外交官が家族と住んでるのだ)
ロシア大使館&領事部は敷地が広いので
なんなら一部はそれこそ敵である
イギリス大使館と通りをはさんで
向かい合っていると言う。
ロシアは確実にイギリスから
傍受されてるねー。

そんで。
ロシアと言えば。
西側メディアによると世界中にとって
悪そのものの国だから
敵が多いはずで。
ロシア大使館の前に警備の警官は居るのか?
と言えば。
アタイはここ数年あの辺りに行ってないので
↑写真で確認したんだけど。
パトカーが写ってるね。
なので警備対象だと思われる。
ボンのロシア領事館前には
警備の警官は居なかったんだけど
大使館の方はいるんだね。
なるほど。

そして。
そして。
ドイツは東ドイツ時代のなごりで
北朝鮮と国交があるので。
(確かイギリスも国交があるよね。)
ベルリンには北朝鮮の大使館があるんだわー。
東ドイツ時代には北朝鮮から
たくさん留学生が来てたようなので。
壁が崩壊した直後、即帰国命令が出て
みんな帰らされたらしいけどね。
(当時東ドイツに留学してた人から聞いた)
ググッたら場所が分かった。
やっぱり旧東ベルリンエリアにあるね。

つーか。
写真見たらCITY HOSTEL BERLINって言う
文字が見えるんだけど。↓
もしかしてこの建物をホステルとシェアしてんのかな?笑
だとしたらおもろいな。
北朝鮮ごときでこんな大きな建モノを
占有できないだろうから
この建物の一部を間借りしてる・・・
と考えるのが妥当かなと。
このホステルでポスターとか盗んでも
15年の労働刑にはならないから
心配は無用。
でも泊まりたく無いなー。
それこそ傍受されてそう。
パスポートとか大使館とか_c0016407_05012601.jpg
果たして北朝鮮大使館の前には
警備の警官はいるのかな?
居そうだよね。
今度近くに行くことがあったら
見てみよう~。
(クロネコ物見高いので)

北朝鮮の大使館がベルリンにあると言うことは。
ドイツの大使館もピョンヤンにあるんだよ。
ドイツ大使は、まず中国大使館の大使を務めて
その流れで北朝鮮の大使になるという
ローテがあるらしいよ。
超内部情報。笑
情報源は言えないけど確実な情報。

北朝鮮の外交官としては
ヨーロッパ駐在がもっとも楽しそうだよね。
自由すぎて最高だろうな。
帰りたくねー!とか思ってそう。
ちなみに。
10年くらい前だけど
北朝鮮が食糧難にあえいでいた頃
食用ウサギをドイツから輸入したらしいよ。
国交があるから出来たんだろうね。
たまにスピン情報をドイツの新聞紙に
北朝鮮がわざと載せることがあるのも
大使館があるからだろうと
言われてるよ。

以上、レア情報も交えつつの
クロネコ、ベルリン大使館情報でした。

ベルリンの土地勘が無い人のために
クロネコがざっくりとした
主要大使館マップをつくってみたよ。↓
アタイの目から見て興味の無い国は
当然スルー。
北朝鮮わかりやすいところにあるね。
今となってはベルリン中心地区でございますわ。
有名な観光地になっちゃってる
チェックポイントチャーリーから目と鼻。
こりゃ見に行くしかないねー。

パスポートとか大使館とか_c0016407_03312812.jpg


by kuronekomusume | 2017-07-03 05:23 | 日記 | Comments(0)