死して屍拾う者無し

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捕鯨問題 

中国が、サイの角を取ることを再開したとかで。
医療目的で使うことを中国政府が許可したとかで。

漢方とか生薬で昔から使われていたので
それを再開するとかなんとか。
ついでにトラの骨も。

これについて、
捕鯨をやってる日本をふまえて
どう思う?

ってドイツ人の友達に聞かれたんだけど。
むむむ。
ずるい聞き方するよね。

もしここでクロネコが
「酷い事するね!そんなのやめさせるべきだ!」
って答えたら。
同じように捕鯨もやめさせるべきだ!
って言われるからね。

くー。
だがしかし。
ネコが好きなクロネコ的には。
トラの骨を使うのは許しがたい。
そんでもって。
サイの角も残酷だと思うわ。

うーん。
幼稚な感情論でしかないけど。
なんかダメな気がする。
何故だろ?
食用じゃないからかな。
ぜいたく品的な感じで、商業目的で乱獲するのは
よろしくないんじゃないかなと。
じゃあ、サイの肉とか骨も使いきるなら
いいのか?と言われると。
アタイはアリのような気がする。

でもサイの肉なんて食べないよね。
角だけとって殺しちゃうんだよね。
それはやはりダメだと思う。
そんで。
商業目的で乱獲するよね?
だとしたら。
やっぱダメだと思うなあ。

これは・・・詭弁なのか?
日本人特有の詭弁なのか?

まあ広い意味で言えば命は命だから。
希少価値のある動物とか
絶滅危惧種とか、
そういうのを差っぴいたとして
動物の命は等しく平等であると。
それは大前提じゃないかと。

だから本来は、どんな動物も商業目的で
殺すべきではないとアタイは思ってるんだ。

ま、この動物と言う概念がこれまた
クロネコは日本人だから
体温のある動物って意味なんだけどね。
アタイは低体温動物を動物カテゴリに
どうしても分類できないので。
魚とか、虫とかね。
でもドイツ語だと生き物は全部同じ
単語で表現するんだよねー。
もうちょい分類したほうがいいんじゃ?
って思うけども。
ミツバチをTIERって呼んでるのを聞くと
なんか違和感あるんだよねー。
生き物だと思えばいいんだけどね。

要は、
動物(哺乳類&鳥類)の
命は等しく同じである
と言いたいわけです。

ランキング付けをしてるのは
人間が勝手にしてるだけだと言う認識。

でもドイツ人の考え方は違う。
哺乳類にはランクがある。
絶滅危惧種や、賢い動物、
見た目がかわいい動物、
それらは特に目をかけないといけない
と言う彼ら特有のルールがある。

自分たちの正義が絶対。
それ以外のことをする民族は野蛮で
無教養で常識知らずだから、
強要のある心優しい自分たちが
正してあげないといけない!
って本気で思ってる。

ドイツ人に関して言えば
ほぼ全員がこういう考えだよ。
これ以外の考えを聞いたことが無い。

捕鯨に関しては、
日本は絶対に悪!!!
って言う認識。

たいていのドイツ人が同じような考えなんだよ。
何も考えてないって人のほうが少ないくらい
かなりたくさんのドイツ人が同じ思いを抱いてる。
逆に。
日本で日本人に「捕鯨ってどう思う?」
って聞いてもちゃんと考えがある人の方が
少ない気がするわ。
何も考えてない人が大半で
何の意見も無いんじゃなかろうかと。
悪い良いは置いておいて。
それが普通の日本人かなと。
つまり「捕鯨問題に関心が無い」。
それに尽きる。
欧米人がうるさく文句を言ってきても
のれんに腕押しというか。
ぬかにくぎというか。
日本人には馬耳東風なんだよね。
やるだけ無駄というか言うだけ無駄な気がする。
だからこそ、ほおっておいて欲しい・・・
と出しゃばりな欧米人に対して
アタイはいつも思ってる。

クロネコの捕鯨に対する考えは。
いろいろ長年考えて、アタイなりに今思うのは。
「捕鯨に大賛成では無いけども、大反対でもない。
ただ、西洋人が正義の味方ヅラして、
日本を悪人扱いして責めるのが納得いかない」
と言うところだね。

日本が捕鯨をやめないことで、
日本人として恥ずかしいと思ったことは
一度も無い。
それどころか、
なんで日本が責められないといけないんだ?
って思ってる。
ので。
ドイツ人がどう思ってるかを聞いて
それが納得できる話なら
アタイも考えを変えても良いかと思ってる。
けど。
これまで理論的にアタイを納得させられる
ドイツ人には一人も会ったことがない。
みんなただの感情論でしかない。
話にならん。
のでアタイも考えを変えない。

アタイの根底にあるのは。
「日本のことにいちいち口出ししないで!」
なんだよね。
日本人が自分で考えて、自分で不要だと思ったら
止めれば良いことだから。
偉そうに口出ししないで!
って思ってる。

でも。
ドイツ人てば、「上から注意するのが大好き」な
国民性だから。
これまた口出しを止めさせるのは困難。
注意してやらなきゃ!
がDNAに染み込んでる人たちだからね。
余計なお世話というか、
余計な一言を言うのが全国民大好きなので。

この矛先がこっちに向いてくると
うっとおしい。

まあでも。
ドイツ人気質を差っぴいたとしても。
欧米プラス、オーストラリアとかの白人というのは。
自分たちは優れた文化だと言う思い込みと
傲慢さがあるので。
それ以外の民族には教えてあげなくてはいけない
と言うなんか勝手な思い込みがベースにあるんだよね。

思想や文化を白人の考えで統一出来るわけ
無いのに傲慢だよ。
思想と文化のグローバル化は不可能だよ。
そんなことしたら世界は退屈になるし。
世界は違うから面白いんだよ。

白人は大航海時代から考え方が
ちっとも変わってないよね。
野蛮人を思想的に征服したくてしょうがないのが
今も同じ。

でもそれに彼らは気がつかない。
どんなに説明しても分からない。
なぜならソレは彼らが白人だから。
有色人種になったことがないから。

クロネコは彼らの考え方も分かるし
理解できるよ。
優れてるところもたくさんあるし
気に入ってるところもたくさんあるからね。
でも。
それを他の文化圏に押し付けるのはどうかと思う。
良いと思ったら他の文化圏は自分で
取り入れれば良いだけの話なので。
押し付けられる必要は無い。
馬鹿にしないでと。

この感覚は。
非欧米圏の人なら感じてることかと思う。
アジア人でもそう思う人たちいっぱいいるだろうなと。
南米の人も同じようなことを言ってたし。
中近東はやつら自身がこじらせてるから、
それがコンプレックスになってて。
さらにドイツでイスラム文化を主張するから
ドイツ人と変な軋轢を生んでもめてるんだけど。
郷に入っては郷に従えが大前提なのを
理解できない人たちだからね。

アタイはドイツではドイツ流に従うよ。
それは逆もまたしかりだと言うことなんだよね。
アジアにはアジア流がある。
各国には各国の歴史と習慣がある。

それを踏まえて判断したい。
かつ。
動物の命は同等であると。

そうすると。
納得できることをアタイに言ってくる
ドイツ人は皆無なんだよね。

アタイが今まで聞いた
捕鯨を止めるべきドイツ人の理由は、

1.クジラとイルカは高等動物である。

2.クジラとイルカは神聖でカワイイ。

3.クジラとイルカは養殖できない。
捕獲すると絶対数が減る。

4.必要以上に取り過ぎてる。
実際年間850頭、調査捕鯨で日本は捕獲している

5.殺し方が残虐である。

こんなところかな。
動物の命にランク付けしてるだけの主張に
対しては、
感情論ですか・・・って感じで。
話にならんね。

「馬だってカワイイし、豚だって犬並みに賢いよ。」
としか言えない。
逆にブタの一生とか考えてみてよ。
何のために産まれて何のためにえさを食べてるのか?と。
人間様に食べてもらうためだよ。
そのために産まれさせてるんだよ。
ちょっと心が痛むからって広い場所を与えて
遊ばせて、ああブタが楽しそう~とか思ってるんだよ。
牛はストレスを感じやすいから、恐怖感を軽減させるために
脳天を一発でぶち抜いてトサツするんだよ。
牛が怖がらないからね。

でもさ。
牛もブタも食用にされることには変わりないわけで。
ソレに対しては割り切った考えが出来る人が
捕鯨はダメって言うんだよ。
そこがアタイには納得できない。

アタイはもう肉類を食べないから
さらに手ごわいよ。
動物愛護とか一切考えてないけど肉を食べないから
そんなアタイを納得させるような
反捕鯨論ってあるのか?と。

実を言うとね。
あることにはあるんだよ。
でもドイツ人は気がつかないと思うわ。
アタイも教えないしね。
それは日本側のチョンボというかしょぼい事情というか。

日本が捕鯨を続けているのは、
表向きの理由は調査捕鯨だよね。
それを裏付けるような調査をずっとやっているんだと
盲目的にアタイは信じていたのよ。
だがしかし。
だがしかし。
数年前にどっかで読んだけど。
水産庁だか、捕鯨団体だか知らんが
調査捕鯨をきちんとやってなくて
単に乱獲してるだけ・・・みたいな。
はああ?
ふざけんな!
って言うね。
もしそれが事実ならば。
クロネコは日本を擁護できないわ。
そんなずさんなことなら止めてしまえ!
って言いたい。

捕鯨団体の実態は闇に包まれてるから
謎が多いのも事実で。
昨今の日本の官僚や団体のモラルの無さを見るにつけ。
いまいち信用できないところもあるしで。
本当に彼らが主張するとおりの正当な
理由があるのか?!と。
それが無いのなら、
捕獲数を半減させてもいいんじゃ
ないのと。
そんな気がしてますわ。

でもでもでも。
実態は実態として気になるけども。
頭ごなしに白人さんたちに非難されるのも
納得いかないんだよね。
だから。
日本国内で調査して、問題が多いなら
対策を取るべきではなかろうかと。
変なしがらみとか、脅しとかがあるというのなら・・・
そんなもんこそ邪魔臭いと思うし。

けど。
アタイはずるいので、そんな日本側の事情を
ドイツ人には教えない。
教えたくない。
ので。
今までどおりの彼らのグズグズな主張を
う・・・ん、っていいながら
のらりくらり交わしながら行こうかと。

けど。
アタイが一向に、
ドイツ的な考えに乗ろうとしないもんだから。
「ドイツ人友達もなんかムカついてるっぽい。
クロネコが自分の文化を今もちゃんと
持ち続けていることは良い事だけど、
こんなに長くドイツに住んでるのに
どうして考え方をドイツ風にしないんだ?」
って言われたからね。

ええええ。
って思ったわ。

ソレはクロネコが最もやりたく無いと思ってる
ことだからね。
アタイは普段は中立というか客観的な立ち位置から
物事を考えて判断してて。
後はドイツとか日本、他の国と比べてどうだろうか?
と言う考え方をしたり。

思想と文化のグローバル化をドイツ人がすばらしいと
思っても、アタイはそうは思わないし。
逆にドイツの良い部分があっても
日本はソレを真似すべきとも思わないし。

というか。
何でアタイまでもが、ドイツ人と一緒になって
偉そうに上から物申さないといけないのか?と。
そんなの嫌だよ。
たまにそういう日本人(主に女性)がいるけど。
なんかドイツ人と一緒になって日本を責めてて。
自分はリベラルな考えを知った一段上の人間!
みたいな勘違いというか。
日本がどうすればいいか?を考えるんじゃなく
ドイツ人側に立って日本を責めてるだけという。
ああいう風にはなりたくないもんだと
アタイはいつも思ってる。

ので。
アタイがこの件に関してドイツ人化することは
おそらく無いと思うわ。

ドイツ人がいつかアタイを納得させられるような
動物ランキングとか、
白人的優位視点をとっぱらった
スゴイ意見を言ってきたら捕鯨反対に
なるかもしれないけど。
かなり確率は低そうだ。
思考のワナからドイツ人が抜け出せるとは
思えないので。
まあでもそれがドイツ風というかドイツ文化で
ドイツ思考なんだろうなと。
それもまた文化の違いだね。

そして、サイの角に話を戻すと。
動物の命は等しいとするならば。
乱獲せずに肉も食べきるならアリじゃなかろうかと。
でも、商業目的だからダメと言うのが
アタイの結論ですわ。
死んだ後に角を取ればいいんじゃないの?
って思う。

トラの骨も・・・
乱獲で商業目的だからダメだわ。
もし万が一商業目的で、
家畜として人口受精して増やすのなら
アリかもしれない。
やってほしくは無いけど、理論上&倫理上は
アリってことになる。
牛とか馬、ブタと同じ扱いでね。
でもそんなことしないだろうから
野生のトラを商業目的で骨をとるためだけに
乱獲するならアウトだね。
ダメだよ。
死んだやつでいいんじゃないの。

というのがアタイの意見だけども。
これは詭弁なのかなー。
ドイツ人からしたら変な捻じ曲がった
理論なのかなー。
やっぱクジラ850頭から半減させても
良いような気も・・・。
やはり水産庁の実態次第だね。

そもそも。
クジラ肉はクロネコの場合
食べて良いカテゴリなんだろうか?
と言う自分の中の疑問があって。笑
どうでもいい話なんだけどね。
クロネコは牛、ブタ、鳥、馬は食べないけど。
魚と卵は食べるんですわ。
そんなクロネコとしては、
クジラ肉はどういう扱いにしようかという
課題がありましてね。
最後にクジラを食べたのは8年くらい前かなあ。
アイスランドに行ったときに
クジラのカルパッチョを食べた。
が、脂っこすぎて美味しくなかったよ。
やっぱ火を通したクジラがいい。
もしかしたら、今後日本に帰省したら
食べる機会があるかもしれない。
その時は食べようと思ってる。


そういえば。
ドイツ人で日本に行った際
クジラ肉を食べる人もたまにいる。
そういう人は小声で
「クロネコ、あの人日本でクジラ肉食べてたんだよ」
って告げ口してくる。笑
別に犯罪じゃないからね。
特に日本では別に誰も文句言わないし。

別の友達も韓国に行く際に
「実は犬の肉を食べようと思ってるんだ」
って小声でアタイに教えてくれた。
へええ、そうなんだ~。
としかアタイは思わないけど。
これドイツ人が聞いたら激怒する内容だから
小声だったんだと思うわ。笑
アタイは食文化に対しては寛容なので
「アレ食べるな!」とか
「コレ食べるな!」とか言わないし思わない。

自分は肉を食べないけど人も肉をやめるべき!
なんて思ってないし。
強いて言えば。
化学調味料てんこ盛り料理は止めたほうが良い、
とか。
電子レンジは使わないほうが良い、
とか。
そういうことは思うし、たまに言ってしまうけど。

by kuronekomusume | 2018-11-11 03:40 | 日記 | Comments(2)
Commented by ゆたか at 2018-12-05 23:21 x
私も英国に住んでいた時は反捕鯨運動に腹を立てていました。そしてそういう相手に議論しても無駄だという結論を出しました。これは絶滅危惧種の保護問題ではなく「動物愛護問題」ですから価値観の違いになります。でも私は日本のインチキ「調査捕鯨」には反対です。これは利益団体が絡んだ商業捕鯨ですし、売春を援助交際と呼んでいるような日本の悪い風習の一つととらえています。商業捕鯨やりたいならどうどうと「日本の領海内」で捕鯨をやれと思う所ですが、国際社会でうまくやっていくには守る価値がない産業だと思っています。特に捕鯨関係者はあまりにも無頓着だと思います。ある記事で読みましたが南極での調査捕鯨で妊娠した鯨を何十頭も捕れたと自慢げに発表していました。彼らはこれだけ繁殖していますと言いたいのでしょうが、クロネコさんはもうお分かりの通り、「妊娠した雌鯨を殺害する野蛮人だ」と欧米諸国の方々が大ショックを受けて反応しました。もう一つ気になる事は鯨・イルカは食物連鎖のトップにいる事にありながら海に蓄積した色々な有害物質を蓄積しています。もちろん日本の関係者はそれを「隠蔽」しています。私は太地町の恒例のイルカ狩りには目をつぶってくれぐらいです。ファロー諸島でも同じ事をやっていますし。イヌイットも鯨を取って食べています。
Commented by kuronekomusume at 2018-12-07 05:20
ゆたかさん、
確かにこちらの人とは価値観が違うので、捕鯨問題に関しては平行線になりますね。
ドイツ人は一般的に動物愛護精神から反捕鯨です。すごく驚くんですがみんな同じ意見なんですよねー。ある意味ドイツ人の足並みが最もそろってると言えるくらい同じです。笑

日本の捕鯨に関する実情は確かに私も気になっています。調査捕鯨の実態がはっきりしませんので、その辺を改めたうえで、欧米人に反論したいなと最近は思ってます。

太地町のイルカ狩りは私も別に反対じゃないです。が、そんなことを言おうもんなら野蛮人間扱いです。笑
あれは欧米から目をつけられやすいですからねー。