ドイツに来た事がある人ならご存知だと思いますけど。
あとはドイツ映画を見た事ある人もご存知かも。
ドイツのケーサツといえば、「緑」。
そう、警察官の制服とか、
パトカーとか、すべてが緑色なんですよね。
緑を見たらケーサツと思え!
って自分に言い聞かせてるくらい、ケーサツは緑。
なのにね、先週末ハンブルクで見たケーサツは
何故か青色の制服だったんですよ。
あれ?
港のある街ハンブルクは、色が違ったっけ?
湾岸署は色がブルーだったっけ?
イヤ、絶対絶対去年の夏にハンブルクで見た
男前の警察官たちは緑の制服着てたわ。
その記憶には自信がある!
じゃあ何でパトカーも青なんだろ???
海軍?
イヤ、警察は軍隊とは違うし・・・。
????
まあ分からんことは住民に聞くのが一番よね!
と思って、ドイツ在住10年超えのみんさんに
伺ったところ・・・。
なーんとね、ドイツケーサツったらね
制服の色から、パトカーの色から
すべてをね、緑から青色に変えたらしいんすよ!
しかも去年末から!
全然知らなかった~!
だってデュスじゃみんな緑色着てるもん。
よくよく調べてみたらね、
やっぱドイツ・ケーサツも予算の都合があるから
ワールドカップ開催地からまずはブルーに
変更していくらしくて。
その後徐々に数年かけて全ドイツ・ケーサツを
青にするらしくて。
デュスはワールドカップ開催地じゃないから
まだまだ緑なんすね。
どうりで。
あとね、何で青に変えたかっていうと。
欧州の他の国は大抵ケーサツは青なんですよね。
だから、青にする事でドイツも欧州の一国として
アピールしていきたい!
みたいなことをドイツケーサツはうたってます。
でもまだまだなじみが薄いっつーかねえ。
青だと駅とかで下手すると、ドイツ鉄道のガードマンに
見えなくも無いですからね。
ドイツってイギリスケーサツと違って
何となくモサイから、そもそもガードマンに似てるんですよね。
あとね、テレビドラマでも見分けるのに
今後は時間がかかりそう・・・。
ドイツってアメリカのドラマやら映画をふき替えて
しょっちゅうテレビで放送してるんですよね。
白人ってぱっと見どこの国か分かりづらいところがあって。
特殊効果とか使ってると、
「あ、アメリカものかな?」って思ったりするんですけど。
でもしばらく見てると、ケーサツが出てきて
彼らが緑色の制服を着てたりすると、
「ああ、ドイツのドラマだったんだ~」
って判断材料になってたっていうか。
それも今後は色で判断できなくなるんすね。
まあ「POLIZEI」って表記があればドイツって分かるんですけど。
長らくあの緑色を見慣れてたので、ちょっとサミシイな~と思って。
↓これが新ユニフォーム。