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死して屍拾う者無し

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旅の準備

旅行準備ちゃくちゃく~。
水曜からおとっつあんと旅行なので
もう荷物をまとめちゃった。
おとっつあんと最終打ち合わせをしようと思って
土曜に家に電話したら
おっかさんが出て
「おとっつあんは大阪へ行ってるよ」
とのことだったので。
おっかさんと無駄話すること約2時間。
すんげえくだらない話がメイン。

今おっかさんはフルベッキ写真というものに
はまってて、非常に熱くその魅力を語ってくれた。
幕末の志士たちが46人ほど集った集合写真の真偽やいかに?
ってのがポイントらしく、
「お願いだからウェブで写真を見てー!」
って言うもんだからアタイも見た。
けど。
誰が誰やら。
何がなにやら。
アタイそもそも幕末に興味が無いのよね~。
明治政府以降の歴史は好きだけど
幕末はどうもね~。
アタイのおっかさんはわかーい頃から
坂本竜馬ファンでかなりの幕末オタク。
オタクの母はオタクなのであった~。
気持ちは分かるんだけどさ~。笑
しょうがないから
「アタイは今ロシアにはまってるんだ~」
といったところ
「あら、もしかしてエカテリーナ?
あの時代についての小説を読んだわよ~、
アレは確か~」
と始まりそうだったの急いで
「ロシアというか、実はプーチン大統領にはまってるんだ~」
とさらに説明を加えておいた。笑
それに対するおっかさんの回答は、
「へー。あんた変わってるわね。」
の一言。
この件に関する会話終了。笑

肝心のおとっつあんが不在だったから
また日曜に電話するわ~
と言ったところ
「風林火山の時間帯は止めてね」
と言われちまった。
前回も重要な話をしたかったのに
風林火山の放送時間だったもんだから
電話に出てくれなかったのよね・・・。
おっかさんたら~。
ついでにガクトの上杉謙信についても
熱く語られちった・・・。
おっかさんたら~。笑

そっからおっかさんの仕事の話から
近所の人の話から
ちと重目の家族ネタとかで
えんえんと無駄話してたのであった・・・。
おっかさんと話すと長いけど楽しいのよね。
あんまり電話をかけないんだけど。

んで、
おとっつあんとは無事に日曜に連絡取れた。
日本からお土産に何が欲しい?
と聞かれてたから前にメールで
「スルメイカが欲しい」
と答えたところ、
おとっつあんは本格的なスルメを
買ってきちゃったみたいで
「今ちゃんと冷蔵庫に入れといた。
ガスであぶって食べるやつやけど
ドイツにガスはあるんかな?」
とのこと。
アタイんちは電磁調理器だから
ガスなんぞ無い。
っていうか、
アタイが食べたかったスルメとは
スーパーで売ってる普通の
おつまみのスルメなんだけどな~。
本格的なのも食べたいけど
それをスイスまで連れて行くのはちょっとなあ~。
と思ったので次回日本帰国時まで
冷蔵庫に入れっぱなしに
しておいてもらうことにした。
両親いわく、
「親の世代じゃあスルメといえば
この本核的なヤツのことよ」
とのこと。
わざわざ乾物屋さんまで
買いに行ってくれてたんだって。
おとっつあん煩わせてすまぬ。笑

来週はフランクフルトの空港で
おとっつあんと合流予定。
次の日に電車でスイスへ。
予定は
ドイツ:フランクフルト
スイス:インターラーケン
スイス:チューリヒ
ドイツ:ハイデルベルク
おとっつあんのリクエストどおりの日程なのに
偶然にもインターラーケン以外の
訪問先すべてにアタイの友達が
居るもんだから
何気に友達も合流予定。
親子水入らずの旅のつもりが
いつのまにやら
クロネコの友達に会う旅
になりそうな予感・・・。
ふふふ。

けど誰かが訪ねて来る時に
自分の友達を引き合わせるのって
すんごい欧米式だと思う。
こちらの人は100パーセントこれをやる。
最初は驚いてたけど、
今じゃアタイもそんな感じだから
変わりつつあるのかもしんない。

あー、あと二日怒涛のように
働かねばならん。
がんばらねばー。
by kuronekomusume | 2007-08-27 10:57 | 日記 | Comments(7)
Commented by sora_atmosphere at 2007-08-27 22:14
クロネコさん。
この時代の写真は、ネガポジではなかったから(たしか...)、プリントが保存されているんですよ(つい写真自体のことに興味が湧いてしまいますが)。考えたら、坂本竜馬の写真も残っていますね。幕末は、明治の前でしたっけ(本当に日本の歴史には弱い私です)。
そんな私も「風林火山」見ています。主演者のファンなもので...>苦笑

日本には、アエロで来る予定なんですね。
アエロは、ガラス窓がガタガタして恐いという話を聞いたことがあります。
日本では、プーチンさんの話題で密かに湧いているようです。
ロシアで盛り上がっていると、ある話題で。と今日、FMラジオでいっていました。
それは、クロネコさんのブログにあった肉体美をお披露目した写真。だそうです。私も確かにあの写真には驚きを隠せませんでした>笑
Commented by kuronekomusume at 2007-08-28 07:07
soraさん、へえええ、この時代はネガポジが無いんですかあ。全く知らなかったです。母に伝えますです。
そうです幕末は明治の前です。第1回目に大きく日本が動いた時期ですね。
プーチン大統領の肉体美がラジオでも話題になってたんですね!前々から筋肉質なのは有名ではありましたけど、ココ最近は披露されてなかったので、多少メタボ化したかなあと心配してたんですが、そんなの杞憂でした!改めて見せ付けられるとひれ伏しそうになりましたよ~。笑
Commented by sora_atmosphere at 2007-08-28 19:52
曖昧なまま、確定してしまっているかもしれないので、ちょっと調べてみました。

幕末明治期のセピア調の写真は、鶏卵紙印画(アルビューメンプリント)という技法を用いていたそうで、こちらは、まだネガポジ法が開発される前の段階の技法で、現在にこの古典技法を再現するとしたら、「アルシェ紙」という水彩画用紙を使用していたそうです。
日本の幕末明治期の写真を撮っていた外国の写真家で、F.ベアトの写真が現在でも展示や写真集など出版されているようですが、写真美術館ではこのアルビューメンプリントで再現されているようです。フルベッキ写真はというと...何かは現物を見ないと分からないです。

もしかしたら、ネガポジから、プリントする印画紙が違うのかもしれません。1841年以降は、イギリスではネガポジの特許を取得しているので、日本でもすでに使用していたかも...結局曖昧でごめんなさい。
Commented by kuronekomusume at 2007-08-29 05:14
soraさん、さすがですね~。何だか私のような素人には難しい内容でしたけど、でもネガポジ以外の方法があるとは知らなかったので勉強になりました。しかも古典技法を再現まで出来るんですか・・・。昔の写真を再現するってことでしょうか?なかなか面白いですねえ。ちょっと興味を持ってきました!笑
Commented by sora_atmosphere at 2007-08-29 11:33
本当、ややこしい説明ですよね。すみません。
「ネガポジではない」とは、フィルム写真ではないということなんです。
19世紀、それ以前は、原版がガラス板だったりしたのです。
今は、モノクロはゼラチンシルバーなのですが、当時は投影したい素材に感光材などをを塗って、プリントを仕上げていたんですよ。

私も写真は独学なんですよ。
実際の技法は見たことないので、どうやるかは分からないのですが、昔の技法を再現することは、写真美術館では過去にも行ったようですね。
ただこういう技法は、こういった展示など以外現在あまり行うことはないと思います。写真の価値が薄れていくようで寂しいですが。
幕末明治期の写真は、かなり価値があるようですよ。
私も古い写真を見るのは好きです!
Commented by おまつ at 2007-08-30 03:43 x
へぇ、全部電磁調理器なんですか。そいつは不便。鰯の丸干しだの、生海苔も焼けないんですなぁ・・・まぁ、あんましドイツ人は食べ物に興味無さそうだし・・・

お料理は火がガンガンじゃないと、なんだか寂しいアナログ人間でございます♪
Commented by kuronekomusume at 2007-09-05 04:39
おまつさん、そうなんすよ、ガスコンロじゃないので海苔をあぶって~ってのは不可能です。微妙な温度調整も不可ですし。ガスは火事になるし、爆発するから危険!とこちらの人は思いこんでるので自分で導入しない限りはほとんどが電磁です。危険ってのは私も思うので、コレでもいいかなと思ってます。それよりオーブンが欲しいかなあと。笑