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死して屍拾う者無し

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FOO FIGHTIN'

先週水曜に久々にライブに行って来た♪
アタイの好きなバンドの一つ
フーファイターズがデュスに来たのだ!

何気に彼らは年に一度はドイツに来てる。
去年もデュスにきてたんだけど
アタイの日本帰省と時期がかぶってたのでパスしちゃった。
いくら帰省と時期がかぶってても
5年くらい前のアタイじゃ考えられない判断を
してるんだよね。

アタイね、このバンドのことが好きで好きで
結構長い間アタイの中では
ザ・ベスト、ザ・ベスト、ザ・ベスト、ザ・ベスト
って感じだったんす。
なのにニッポン帰省を選んじゃっただなんて。
ファン失格だわよね・・・。

つーかねえ、そうなったのは
やっぱデイヴの結婚が大きかったかな。笑
なんてね。笑

デイヴはアイドルじゃないし。
それにアタイはデイヴと結婚したいワケでもない。
じゃあ何故?って思うかもだけど。
この気持ちはロックファンになら分かってもらえるかな。笑

アタイはそもそも独身のロックスターが好きなんす。
何か家庭の色が見えちゃう人はアタイの中で
ロックじゃなくなるみたいで。
オンナをとっかえひっかえ奔放に生きてるところに
ロックを感じるみたいで。
身を固めちゃうと音楽も保守化しちゃう気がして。
本当に身勝手なファンの気分だから
そんなもんにロックスター側も合わせてらんないとは
思うんだけど。
でもなんとなくね。
やっぱ、まじめで子煩悩なロックスターに
「ファッキン」とか「マザーファッカー!」とか
「アイメイクユーシット!!」とか
って言われてもね・・・、みたいな。
エンターテイメントかあ・・・としか思えないのだよ。
ロックイズデッドみたいな興ざめ感が漂ってくるというかね。

じゃあ、デイヴが家庭を築いちゃいけないのか?
と言うと別に自由だし、何の問題も無いんだよ。
単にアタイのロック魂にピリっと尖がったものが
響いてくるかどうかってだけの問題なんでね。

とはいえね。
アタイは本当に今思い出すと申し訳なくなるくらい
10年くらい前にこのバンドを分別無く追っかけたんだよね。
ストーカーか?ってくらい追っかけた。笑
(上には上が居たけど)
その時の戦利品は今でもアタイの宝物。
なんとね。
アタイはデイヴが練習で使ったスティックに
本人のサインを書いてもらったんだよ。
すごくね?
超すごいよね~。

とにかくねー。
デイヴは良い人だと思う。
少なくともファンに対してはすっごく良い人だったんでね。

ってココまで書いておいてだけど。
デイヴって誰?って思ってる人が居るかもしれないから
一応書いておくと。笑
フーファイターズのボーカルだよ。
むかーし昔ニルヴァーナでドラムを叩いてたのだ。
カートの自殺でバンド活動が強制終了した後
自分のバンドとしてフーファイターズでデビューして、
そのままその才能を開花させて
今じゃ押しも押されぬ世界的なロックバンドの
フロントマンとして活躍してる。
バンドも今じゃ知らない人は居ないってくらい
有名になっちゃったし。
あ、ニッポン人はロックを聞かない人が多いから
知らない人の方が多いかもしんないね。

もしかすると
ニルヴァーナって?
って人が居るかもしんないけど
これは今や一般常識レベルのバンド名なので
説明は省くよ。笑

アタイが1997年頃にファンになった当時フーファイターズは
中堅くらいのバンドだったんだよね。
ニッポンじゃライブハウスでライブをやってたし、
追っかけもしやすかった。
今は近づけないくらい大物になっちゃったけど・・・。
自家用ジェット機でニッポンに来たりするんだよね?
デイヴったらすっかりセレブだわ。

ま、そんなフーファイターズのライブに
デュスのドームまで行って来た。
つっても近いから片道30分くらいかな。
前回3年前にハンブルクで見たとき
前座が2つもあったから
今回も遅いスタートかなあと8時くらいに到着したところ・・・。
前座は1つだったので短くてよかったんだけど
アリーナのスタンディングエリアが
前と後ろにブロック分けされてた。
がーん。
アタイの到着が遅かったからか
もう前には行けない。
がーん。

さすがにコレはショックだった。
いくらデイヴの男前度数が落ちてるといっても
こんな遠くから見るなんて
アタイのフーファイターズファン史上初めての失態なんじゃ?
って気がしてね。
まあ厳密には大阪で見たとき後ろの方だったことがあるから
2回目といえば2回目なんだけど。
でもなー。
やっぱ近くで見たいよね。
PAより後ろなんて耐えられんよねー。

けどセキュリティが厳しくてぜったい前には行けなくなってた。
ドイツ人ってやたらとこういう時本領を発揮して
規則に従え!って感じになるからねえ。
「四角四面民族と言われるゆえんだよ。」
ので仕方なく第二ブロックの一列目で見た。

それにしても
ライブのたびに思うけど
ドイツ人って男女とも無駄にデカイよね。
何であんなに大きいんだろ?って思う。
壁ですか?ってくらいデカイ。
自分が小さいんだなって思う前に
ドイツ人が無駄にデカイとしか思えないわ。
普段の生活ではなんとも思わないんだけど(って嘘だけど笑)
でもライブのときだけは本当に心底ドイツ人のデカサが憎くなる。
だって何も見えないんだもん。

ま、それなら早くライブ会場に行っておけよって話しなんだけどね。
今回はしくじっちゃった。
次回はかならずや前で見ます。
リベンジ。

けどねー。
デイヴったらまたダメなヘアスタイルになってた。
あのニルヴァーナ時代の髪型ね。
本人は気にしてないんだろうけど
ファンは気になるんだよねえ。
あれは一番デイヴがカッコ悪く見える髪形なのに。
誰か止めなさいよ・・・って言いたい。
3年前に見たときも短すぎて変だったんだよね。
まーったく!!

ま、それはさておいても。
フーファイターズはすこぶる演奏が上手いから
最高に聞き応えのあるライブだった!
昔は激しいだけだったんだけど
今は本当に上手い。
ツアーのバンドメンバーを増員してるから
音の幅も広がっててそれはそれは聞いてて気持ち良い。
通常メンバーはデイヴのギターと
ツインギターのクリス、
ベースのネイトに
ドラムのテイラーなんだけど
ツアーにはパーカッションと、時々ヴァイオリンの女性も居て
さらにはギターがもう一人居た。
このもう一人のギタリストを見たとき
アタイはものっすごく驚いた。

だってパット・スメアだったんだもん!!!
すごくない?すごくない?
パットったらいつからツアーに同行するようになったんだろ?
前回のツアーも同行してたのかな?
デイヴと喧嘩別れしてたんじゃないの?
詫びを入れたのかな?
とか色々考えちゃった。
けどパットが居るフーファイターズを見るのは
初めてだったので超うれしくて
パットを見てるだけでテンションがあがっちゃった!

パットで誰だよ?
って人のために書いておくと。
これまたニルヴァーナで最後の方にギターを弾いてた人だよ。
デイヴがフーファイターズを結成したとき
ギターで参加してたんだけど
(最初の方のPVにも出演してる)
セカンドアルバム製作が終了した時点で
バンドを抜けちゃったから世界ツアーには
代打ギタリストが参加してたのでアタイは
ライブで彼を見たことが無かったんだよね。
いや、とにかくね。
アタイは今回パットを見れたことがとってもうれしくてね。
パットは全曲を弾いてたわけじゃなくて
時々しかステージに出てこなかったんだけど
居るだけで存在感がすごかった。
演奏はどうだかアタイには分からなかったけど
それでも何だか感動。

今回はステージ中央から花道が作られてて
デイヴがステージやら花道を走り回ってた。
とにかく演奏が素晴らしくてすっごく良かった。
けど以前のような危ないライブじゃなくなったのは
ちょっと淋しいかなあ。
アタイこのバンドのライブで何度か大怪我をしそうなくらい
危ない目にあってるんだけど、
昨今のライブを見てる限りじゃかなり安全。
やっぱり昔ほど激しい曲がなくなったからかなあ。
3枚目のアルバムくらいからポップロックっぽく
なっちゃったんだよね。
その後の作品でまたロック色が強くなったけど
ファン層もロックで暴れたるぜ~!!って人ばかりじゃ
無くなったのか、立て揺れ程度しか無さそうな感じ。
もしかするとニッポンのファンの方が
ドイツのファンより激しいのかもしれない。
こないだの日本ツアーはどうだったんだろ?
でも今やこのバンドも一般化されつつあるから
ファンも一般化されてしまって
ニッポンといえどもライブで危険な目に合うことは
なくなってるのかもしれない。

アタイのフーファイターズ熱が
ちょっと下がってるのはコレも原因かもしれない。
あの激しさが好きだった気がするんでね。
苦しくても危なくても前で見たい!って思わせる
パワーがあったんだよねえ。

今は彼らも熟成しちゃったからしゃあないね。
先週のライブでは当然新しいアルバムをメインに
演奏してたんだけど、
昔の激しさは無くとも、やっぱり上手いわ~
って感動しちゃった。
最近のアルバムも名曲が多いしねえ。
やっぱりアタイはデイヴの作る曲が好きなんだろうね。
声も好きだしね。
今の髪型だけはどうもダメだけど。笑

時々昔の曲も演奏してたんだけど
どれもアレンジが加えられてて、それがまた秀逸だった。
My Heroなんて超ステキだった。
観客全員で大合唱。笑
それよりさらに最高だったのがEVERLONG。
あの曲はやっぱり名曲だわ。
イントロ聞いただけで涙が出ちゃう。
アタイの大好きな曲なんでねえ。
あの曲だけは今まで行ったフーファイターズのライブで
毎回必ず演奏してくれてる。
ってことはバンドの中でも名曲扱いなんだろうね。
個人的にはI'll sick aroundも
聞きたいんだけどアレはここ数年まったく
演奏してくれないんだよね。
何故?

デイヴは相変わらず客のあおりがとっても上手い。
彼らの曲で乗せて、話術でも楽しませてくれる。
さすがエンターテイメントの国の人だね。
やっぱアタイはアメリカのバンドが一番好きだなあ。
デイヴまた来てね!
MCでも「俺らが曲を作って君らがそれを買う。
そしたら俺らはライブをやりにやってくる。
したら俺らはまた曲をつくって君らが買う。
んでライブでまたココに来るっていう
素晴らしい関係を築き上げてるんだ!」
って言ってたし。
最高のルーチンだわ。笑
by kuronekomusume | 2008-06-23 07:30 | ロッキン・ライブ | Comments(0)