死して屍拾う者無し

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2005年 12月 21日 ( 1 )

なまえ

今じゃ当然のようになってるので
全く気にしなくなったけど、
ここで働き出した半年前にはちょっと
ドキドキしてたのが、
同僚達を呼ぶ時の呼び名。

外国では同僚達を、ファーストネームで
呼び合います。
グヌル、ゾフィーア、マーヤ、ホルガー、
スコット、トーマス、ユルゲンなどなど。

当然あちらもアタイのことを
ちゃんとファーストネームで呼びます。

でもね、上司のことを
トーマス!とか、
ユルゲン!って
呼ぶのってホントにアタイの中じゃ
最初はドキドキもんだったんですよ。
だってね、それは日本で言うところの
課長とか、部長をね、
「ヒロシ!」とか、
「アキラ!」
って呼ぶようなもんですからね。
良いんだろうか・・・?!みたいな感じで
なんか一人でドギマギしてましたもん。
でも、みーんながそうやって呼んでるので
最初の1ヶ月くらいで気にしなくなっちゃいましたけど。

あとね、ドイツ語には相手を呼ぶ時に
丁寧な敬称がありまして。
英語だとYOUしかないですから、
「あなた」だろうが、
「おまえ」だろうが、
「きみ」だろうが、
いつでもおんなじYOU!
だから主語だけじゃ、丁寧もクソも無い?!
ような感じですよね。

ドイツ語では、
「あなた」のときは「SIE」(ズィー)で
「きみ」のときは「DU」(ドゥ)という使い分けが
あります。
友達関係には「DU」でOKですが、
一応、同僚間や他人に対しては、
敬称にあたる「SIE」を使いましょう!
って今まで習ってきました。
でもね、これ同僚間でも同じ部署だと
使わないみたいで。
思いっきりDUを使用してます。
「君さあ~」みたいな感じでみんな友達口調。
年上といえども友達口調。
年下といえども友達口調。
最近中途で入ってきた人でも友達口調。
人にモノを聞いてても友達口調。
人にモノを頼んでいても友達口調。
上司といえども友達口調。

ひょ、ひょえ~!って最初は思ってたけど
これもすぐなれちゃって、
今じゃ思いっきり上司にも
「トーマス、来週アタイ休みたいんだけど。」
「トーマス、電話だよ~。」
みたいなクチきいてます。
日本だったら張り倒されますよね。

そんな感じで同僚間でもすっかり友達口調。
でも例外もあって。
それは日本人駐在員に対して。
これは何故かみんな名字で呼びます。
欧州人たちも日本人駐在員を名字で呼ぶし、
アタイも当然彼らを名字で呼びます。
「イガワサーン(仮称)」とか
「シモヤナギサーン(仮称)」とか。
そんな感じ。

まあアタイも日本人駐在員のことを
「イチローさん(仮称)」とか
「ヒロミツさん(仮称)」とか
呼びたく無いですから、
今の感じでちょうどいいんですけど。

日本人男性は、社会人になると
学生時代にも増して、
ファーストネームで呼ばれる機会が
無くなるみたいです。
だから慣れてない人が多いんでしょうねえ。
それがこちらだと友達からだけじゃなくて、
同僚からもファーストネームですからね。
日本だと同じ職場に同姓同名でも
居ない限り、ありえないですもんね。
だからか、どの駐在員たちも、名字で
呼ばれるまま呼ばせてる感じ。

日本からの出張者の手前照れくさいってのも
あるのかも。
あとは、自分は日本からの駐在員だ!って
感じで明確に現地採用者と切り分けたところを
指し示したいっていう、小さな虚栄心も
ありそう。

けど、アタイもあまり親しくない欧州人には
名字で呼んでもらっても一向に差し支え無いかも。
仲良くなりたい人に名字で呼ばれるとちょっと
サミシイけど。

あと差別だけど(笑)、
アタイは日本人駐在員から
ファーストネームで呼ばれるのが
あまり好きじゃないんすよね。
さん付けとは言え、
同僚にアタイのファーストネームを
呼ばれるのには抵抗が・・・、みたいなね。
(仲がイイならまだしも。)
なれなれしく呼ぶんじゃない!みたいなね!
どっちかっていうと、同僚とは
精神的に距離を感じていたいので、
名字で呼んでもらいたいくらい
なんだけどなあ。
(でも言い出せないアタイ・・・。)

それぐらい呼称っていうものは、
大きな意味を持つんですねえ。

そうそう、名前つながりですけど。
仕事上、いろんな現地の社員の人にメールを
送るんですが、ヨーロッパだといろんな国が
混ざってるので、
いったいこの人は女性なのか、男性なのか?
ってまったく分からないことがよくあります。
Mr.にすればいいのか、
Mrs.にすればいいのか?みたいなね。
Uteは女なのか?
Marjanは女なのか?
Uweは男なのか?
みたいなね。
ドイツ名だと何となく分かるけど、
アタイはそれ以外の国が結構苦手。
いろんな人に聞きまくって確認とってます。

でもこれは欧州人にとっても同じで、
よくアタイのところにも問い合わせ内線が
かかってきます。
「ヨシコは女性?男性?」
「トシヒコは女性?男性?」
みたいな感じで。
こちらでは最後にコがつくと男性の名前に
なるので、判断がつかないらしいです。
アタイもコがつく名前なんで良く
Mr.で封筒が届きます。
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by kuronekomusume | 2005-12-21 07:56 | ドイツOL生活 | Comments(3)